料理上手感が高まる!“食べる手が止まらない”混ぜ込みご飯と副菜レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
春から環境が大きく変わるという方も多いはず。何かと慌ただしい時期ですが、こんなシーズンこそ、おいしいものを食べて乗り切っていきましょう。
今回は春に食べたい混ぜ込みご飯と常備菜にもなる副菜レシピをご紹介します。
1:やめられない止まらない「じゃことアスパラの混ぜ込みご飯」
旬のアスパラガス。旬の走りの時期のものは特にジューシーで甘みが強いといわれています。
今回はそのジューシーさと甘みを生かすために、アスパラを焼き付けて混ぜ込み、味に立体感を持たせました。ほんのり香るごま油とも好相性で、春を感じるご飯です。
忙しい日でも手軽に楽しめる一品ですよ。
【材料】(2人分)
米・・・1合
アスパラガス・・・2~3本
ちりめんじゃこ・・・20g
A塩・・・小さじ1/3
A酒・・・大さじ1/2
ごま油・・・小さじ1
白ごま・・・小さじ1
<作り方>
(1)アスパラガスは根元近くの筋がある部分はピーラーでむき(むいた皮は捨てずに取っておく)、1.5cm幅に切る。
(2)米は洗って30分浸水する。ざるにあげ、炊飯器の内釜へ入れ、Aを加えて水を1合まで入れる(※鍋の場合は、1合200mlの水で炊いてください)。全体を混ぜ、上にちりめんじゃこをのせる。(1)のピーラーでむいた皮を一緒に加え、炊飯する。
(3)フライパンにごま油をひき、アスパラガスを加えて塩少々(分量外)をして焼きつける。ところどころに焼き色が付いたら火を消す(ちょっと硬さが残るくらいで)。
(4)米が炊けたら、アスパラの皮を取り除き、(3)と白ごまを加えて全体を混ぜ合わせる。
アスパラの皮の部分からも旨みが出るので、ぜひ一緒に炊き込んでみてくださいね。炊いた後の保温時間が長くなると、アスパラのせっかくのきれいな緑色が退色するので、作りたてをどうぞ。
2:ついつい手が伸びちゃう「しみウマ手綱こんにゃくと春わかめの炊いたん」
味のしみたこんにゃくって本当においしいですよね。
今回は、こんにゃくを上品な色ながらしみしみに味付けして、最後に旬の春わかめと炊き合わせました。
こんにゃくとわかめの食感も楽しい、おつまみにもなる一皿です。こんにゃくを「手綱」するだけでちょっと手が込んでる感も出るし、味がしみこみやすくなりますよ。ごま油の風味もいいアクセントに。常備菜としても活躍します。
【材料】(2人分)
板こんにゃく・・・1枚(270g)
生わかめ・・・30g ※乾燥わかめを使う場合は3gを水でもどしておく。
A水・・・150ml
A白だし・・・大さじ1
A醤油・・・小さじ1
Aみりん・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1
ごま油・・・大さじ1/2
<作り方>
(1)こんにゃくは横長に置き、7~8mm幅に切る。切った断面を上にして縦長になるように置き、真ん中に2cmほど切り込みを入れ、片方の端を持って切れ目に1回くぐらせて両端を引っ張って形を整える(こんにゃくに厚みがありすぎる場合はうまく手綱にならないので注意)。
(2)鍋に湯を沸かし、こんにゃくを3分ゆで、ざるにあげてしっかりと水気を切る。
(3)鍋にごま油をひき、こんにゃくを炒める。全体に油が回り、表面の水分が少し抜けた感じになったらAを加える。
(4)アルミホイルなどで落としぶたをして10分、中火で煮込む。
(5)ふたを取り、生わかめを加えてさっと温める。
時間があれば、そのままゆっくりと冷ましていくとさらに味がしみこみますよ。
こんにゃくは下ゆで不要と書かれているものでも、私は一旦ゆでています。特に今回のようなだしをきかせたものにする場合は、下ゆでしたほうが独特の臭みもとれてすっきりおいしく仕上がります。
春野菜はみずみずしくてやわらかく、甘みもあるものが多いので、素材の良さを生かしたレシピで楽しみたいですね。旬の期間はあっという間なので、おいしそうなものを見つけて、ぜひ作ってみてください。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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