【美容師直伝】初心者でもできる!基本から分かるヘアアレンジ総まとめ
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新年は、気持ちも新たにスタートしたい熱が高まりますね。ファッションやメイクはもちろん、ヘアアレンジの準備はできていますか?
ヘアアレンジを自分でやるのはちょっと……と考えている人も、今年は少しだけ挑戦してみるのはいかがでしょうか。難しいと思われがちですが、実は初心者でもできる簡単なものもあるのです。
そこで今回は、これまでにARNEで、美容師のHARUNAさんに教えてもらったヘアレンジ術をまとめてご紹介します。
基本から説明しているので、ぜひ挑戦してくださいね。
Index
アレンジをする前に…
せっかくアレンジをしても、ダサ見えしたり、おば見えしたり……ということがあります。
ツヤがなくパサついているなど、髪の毛の状態が良好でないと、せっかくのアレンジもおしゃれ感のない雰囲気に仕上がってしまうのです。
アレンジ前にはブローやストレートアイロン、コテでツヤを出すなど、髪の毛のコンディションを整えるようにしてくださいね。
どういったヘアアレンジをするのかにもよりますが、ポリッシュオイルやヘアミルクを毛先までしっかりつければ、うるおいが保たれて、よりきれいにまとまります。
ほかにも、ウェット感の出るスタイリング剤を使って髪の毛の質感を演出することも重要です。
ヘアアレンジの基本「くるりんぱ」「フィッシュボーン」
「くるりんぱ」の作り方
髪の毛のコンディションが整ったら、活用シーンが多い「くるりんぱ」からご紹介。練習する際は、髪の毛の状態が見やすい横の髪を使いましょう。
根元より少し余裕を持たせて結び、左右均等に髪の毛を割きます。
下の画像のように内側から2本の指を指して、毛束を掴みましょう。ここが一番大切です!
そして輪の中に一気に毛先を引き込んだあと、輪の内側の髪の毛を少しずつ引き出し、ラフな感じを作ります。3本程度の毛を引き出すような感覚を意識すると、繊細なデザインに仕上がりますよ!
くるりんぱはコツを掴むとさまざまなアレンジに活用できるのでおすすめです。
「フィッシュボーン」の作り方
次は、こなれ感が出る「フィッシュボーン」です。できるだけ段の入っていない、長さの揃った部分で練習するとやりやすいですよ。
まずはじめに、3本の毛束を作り、どの指を使ってもいいので、下の画像でいう(2)と(3)の間に(1)の毛束を入れます。
次に、(3)の毛束を割いて(4)の毛束を作ります。
続いて(1)を(3)とひとまとめにしたあとに、(4)の毛束を、(2)と先ほどまとめた(1)+(3)の間に入れます。
ここで毛束が2本になったあとは、また最初のように、4つの毛束を作り、(1)〜(4)の毛束を交差させていきます。
これを繰り返すと、フィッシュボーンが完成します。
最初から完璧なヘアアレンジを目指すのではなく、まずは「くるりんぱ」や「フィッシュボーン」が作れるように練習してみましょう。感覚が掴めてくると、アレンジにも活かせるようになりますよ。
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もう今さら聞けない!初心者向けに美容師がレクチャー「ヘアアレンジの基本」
ヘアアクセサリーを活用したヘアアレンジ
「クリップタイプ」ヘアアレンジ1
次はヘアアクセサリーを使ったアレンジ方法をご紹介します。
1つ目は本当に簡単! 今までヘアゴムで結んで仕上げていたところに、上からクリップをつけ、後れ毛を出し、オイルで整えるだけ。これだけでもおしゃれ見えしますよ。
「クリップタイプ」ヘアアレンジ2
クリップタイプは長い髪をまとめるのにもぴったり。ロングヘア向けのアレンジをご紹介します。
(1)髪の毛を一つ結びにするときと同じように結び、最後まで引き抜かず、軽く輪っかを作ります。
(2)結び目の根元に毛先を巻きつけます。
(3)毛先と輪っかにした部分を結合するようにクリップではさみます。
(4)トップのバランスを調整したら完成です。
「クリップタイプ」ヘアアレンジ3
一束にまとめた髪の毛を一回くるりんぱし、最後にゴムの部分を隠すようにヘアクリップをつけるだけ。一気に華やかな雰囲気になりますよ!
どのアレンジでも、髪の毛が長くてまとまりにくい場合は、ヘアクリップで一気にまとめたあとに、シンプルなピンを足してもOKです。
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脱・ダサ見え!美容師が教えるヘアクリップを使ったヘアアレンジの基本
「ピンタイプ」のアレンジ
次に、はさむだけでおしゃれさの出る、ピンタイプのアレンジをご紹介します。
(1)髪の毛を一つ結びにするときと同じように結び、最後まで引き抜かず、軽く輪っかを作ります。
(2)結び目を手で固定しつつ、頭頂部の髪の毛を引き出してふんわり感を出します。
(3)毛先を結び目に巻きつけます。
(4)巻き付けた毛を支えつつ、固定するイメージで毛先をピンではさめば完成です。
ピンタイプは、アクセントが欲しいときや、毛先をとめたいときに活躍しますよ。
「バレッタタイプ」のアレンジ
一つ結びした結び目にバレッタを挟むだけのとっても簡単なアレンジです。ただ、結ぶ際には、耳周りを少しゆるませて工夫しましょう。
下の画像左がきちんと結んだパターン。下の画像右のように耳周りをゆるく、結ぶ位置を低くすると、やわらかな雰囲気が出ますよ。
最終的にはバレッタのみで仕上げられるのが理想ですが、最初はゴムで結んだ位置をバレッタでとめましょう。
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まとめ髪でもオバ見え・ダサ見えしない!ただ留めるだけじゃない「ヘアアクセ」の使い方
一つ結びヘアに一工夫したアレンジ
1:紐やリボンを結び目にオン
次にただ結んだだけの髪の毛に少しひと手間加えたアレンジをご紹介します。
紐やリボンを結び目に巻きつけるようにするとかわいい雰囲気になります。今の時期は、秋冬らしいレザーがおすすめです。
2:カチューシャをつける
一つ結びにプラスしてカチューシャをつけると今っぽい仕上がりに。装飾のあるタイプならより一層、顔周りの華やかさが増しますよ。
3:髪でゴムを隠す
少し器用な人は、自分の髪の毛でゴムを隠すアレンジもGOODです。
ゴムで結んだあとに、髪の毛を巻き付けてピンでとめたり、結んでいる途中で一束巻き付け、うまくゴムを隠すようにしてみてくださいね。
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【美容師直伝】超不器用でもプロ級に! おば見えしない「一つ結びヘアアレンジ」
ボリュームダウンできるヘアアレンジ
続いて、髪の毛の多い人向けにボリュームダウンが叶うアレンジをご紹介します。
ピンを使ったすっきりアレンジ
実は、髪の毛のボリュームをおさえたいときのポイントは耳の後ろなのです。ここの毛量が多いと、横に“もわっ”と広がってしまいます。
そのため、耳まわりの毛量をおさえると、髪の毛をおろしていても広がりが気にならずに済みます。
まとめたところを手でおさえたまま、耳の後ろあたりをピンでとめましょう。大人っぽさもアップしますよ!
おくれ毛を作って束感アレンジ
毛量の多さにお悩みの人から「一束にまとめると繊細な雰囲気が出にくい……」という声をよく聞きますが、そんなときは、細かな後れ毛を作りましょう。
もみあげ付近、耳後ろ、襟足の3か所を意識して細い毛束を残します。
後れ毛を作ったら必ず、根元から毛先までスタイリング剤を付けて、しっかり束感をキープしましょう! 動くたびに後れ毛が繊細に揺れて、おしゃれさが演出できますよ。
ヘアアクセを使った抜け感アレンジ
大きめのクリップやデザイン性のあるゴムなど、アイテムを活用するのもボリュームをおさえられます。
クリップタイプのヘアアクセサリーは、簡単にボリュームダウンしたように見せられるのでおすすめです。
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髪の量が多い人必見!【美容師直伝】ボリュームダウン&こなれ感の出るヘアアレンジ
【応用編】おくれ毛で小顔効果を狙う
最後にご紹介するのは、おくれ毛の作り方です。
もみあげやこめかみ付近からさりげなく垂らした髪の毛は、顔まわりをぼかしてくれるため小顔見えを叶えてくれます! アレンジをしてみたものの、輪郭など顔まわりの強調が気になるという人はぜひ作ってみましょう。
老け見えしない「おくれ毛」の作り方
ではさっそく作り方をご紹介します。火傷の心配が少ないストレートアイロンを使うのがおすすめです。
(1)こめかみ・もみあげ・襟足の3か所から髪の毛を引き出します。こめかみ・もみあげ、両方から引き出してサイドで段を作ると、より立体的なおくれ毛に仕上がります。
(2)コテ(ストレートアイロン)でクセを伸ばし、きれいに毛流れを揃えます。
(3)スタイリング剤を塗布してまとまりを付けましょう。一本一本の髪の毛を引っ付けて、一つの束にするイメージです。スタイリング剤を馴染ませた人差し指と親指でおくれ毛の根元辺りを挟み、スーッと毛先まですべらせるように付けると束感が出やすくなります。
髪の毛を引き出す際に意識したいこと
「おくれ毛をどのくらい出したらいいか」と質問されることも多いのですが、髪の毛10本をイメージするといいと思います。実際のところ30〜40本は引き出しているはずですが、感覚としては10本くらいのイメージで引き出すと、ちょうどいい量が出せます。
もし束感が足りない印象であれば、もう10本追加で引き出すという感覚で繰り返してみましょう。
おくれ毛を作るときの注意点
最後におくれ毛を作るときの注意点をお伝えします。
おくれ毛は出し方を間違えると疲れて見えるなどマイナスな印象を与える可能性もあります。特に、こめかみ・もみあげ・襟足の3か所の髪の毛はうぶ毛を含むため、ふわふわしてまとまらないことも多く、ただ出すだけだと老けた見た目になりやすいのです。
そうならないために、ふわふわうぶ毛を以下の2つで対策しましょう。
(1)おくれ毛にもきちんとコテを通す
(2)おくれ毛の根元付近からスタイリング剤を付つける
この2つを意識しながらスタイリングをすれば、美容室帰りのような理想のおくれ毛を作ることができるはずですよ。
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ただ髪をたらすだけだと“おば見え”する! 美容師直伝「垢抜けるおくれ毛」の作り方
今回は美容師直伝のヘアアレンジ術をまとめてご紹介しました。難しいイメージがありますが、きっと練習あるのみ! この記事を参考に、ぜひ挑戦してみてくださいね。(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
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