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朝シャンプーはNG?美容師が教えるサラつや美髪を手に入れる「ヘアケア」総まとめ

2022.09.01

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カットやカラーを活かすためにも、髪の毛はきれいに保ちたいですよね。美容室に行くたびにトリートメントをしているけれど、傷みが気になるという場合、普段の生活でも少し注意すれば傷みを軽減できるかもしれません。

今回は、これまでARNEで紹介してきた、美容師・HARUNAさんの記事から「1日の時間別に気をつけるべきヘアケアのポイント」をご紹介します。セルフケアの参考にしてみてくださいね。

朝~日中に気をつけるべきポイントは?

頭皮が乾燥する可能性がある「朝シャンプー」はNG

朝シャンプーで髪を洗うのはNGヘアケア

画像:Shutterstock

朝シャンプーで髪を洗うと、日中、髪が乾燥したままになってしまう可能性があるので避けたほうがよいでしょう。

頭皮から出る皮脂は、時間をかけて頭皮に行きわたり、そのあと髪の毛に浸透していきます。夜にシャンプーをして乾かしたときは髪が広がっているのに、翌朝には髪がまとまっているのを実感したことはないですか? それは、寝ている間に頭皮から出た皮脂が髪に浸透しているからです。

朝シャンプーで洗ってしまうと、日中は乾燥し、夕方帰宅する頃に髪のまとまりが出る……ということになり、理想とは逆になってしまいます。できる限り、夜に髪を洗うようにしたほうがよいでしょう。

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鏡を見ながら髪を乾かすのは避けるべき!? 美容師が絶対しない「NGヘアケア」3選

「ブラッシングのしすぎ」はNG

髪の表面は頭皮から出る天然の油分で覆われています。ですが、ブラッシングを頻繁に行ってしまうと、この天然の油分が摩擦により取れやすくなり、静電気を発生させる原因になることも。

サラサラ美髪

画像:HARUNA

静電気が発生した髪は、そのままにしておくと切れ毛などの原因にもなるので、過度にもつれている場合以外、ブラッシングをしすぎないようにしましょう。

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夜、お風呂中に注意すべきヘアケアポイント

シャワーの適正温度は「ぬるめ」で

髪を洗うのに適した温度は、「少しぬるいかな?」と思う37〜39度。

少しぬるいくらいがちょうどいい!シャワーの適正温度

画像:Shutterstock

シャンプーは髪よりも頭皮を洗うものなので、頭皮の脂を取りすぎない程度が適正温度といわれています。43度以上になってくると頭皮の油分を落としすぎてしまい、かゆみやフケの原因になる可能性も……。

「じゃあ冷たければいい?」と思う人もいるかもしれませんが、冷水だと皮脂が取り切れず、ベタつきの残る洗い上がりになりやすいです。適度に皮脂汚れを落とす“ぬるめの温度”で洗うのをおすすめします。

トリートメントを「たっぷり」はパサつく原因になるかも!?

ヘアケアアイテムを根元付近からたっぷりつけている人は要注意!

根元からたっぷりつけるのは要注意!トリートメントを塗布すべき部位

画像:Shutterstock

次からは“目の高さから下の位置”につけるようにしてください。

頭皮から出た皮脂は、時間をかけて頭皮全体に行き渡り、髪に浸透するため、頭皮から10cmほどは皮脂によって保湿されます。そのため、保湿ケアをしすぎてしまうと皮脂と混ざってベタつきの原因になる可能性があるのです。

根元からたっぷり塗りたくなる気持ちも分かりますが、パサつきやすい毛先を中心に塗布しましょう。

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トリートメントの使用頻度は髪の状態で判断して

トリートメントの使用頻度は髪の状態で判断して

画像:Shutterstock

トリートメントの使用頻度は、状態に合わせて毎日〜数日に1回と変えるのが正解。

お風呂の中で使用する洗い流すタイプのトリートメントは、使用方法に1週間に1回と記載があることが多いと思います。あくまでも基準を分かった上で、自分の髪の状態に合わせて使用頻度を変えていくのがおすすめです。

髪が硬くゴワつきがとれないときは毎日、だんだん髪にやわらかさが出てきたら3日に1回、そして1週間に1回など徐々に頻度を下げていくのがよいでしょう。商品の使用方法を守りながら、自分の髪の状態に合わせた頻度でケアしてみてください。

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お風呂上がりのヘアケアで気をつけるポイントと髪の乾かし方

濡れたまま髪を「タオルにくるむ」と摩擦・枝毛の原因になるかも

お風呂上がりに髪をすぐ乾かさず、しばらくタオルで濡れたまま包んでいませんか?

濡れたまま髪をタオルにくるむのはダメ?

画像:Shutterstock

実はふわっと、やさしく髪をまとめている状態でも、髪が傷つき始めている可能性も……! 乾いていない髪のキューティクルはもろく、タオルに当たっている部分はもちろん、濡れた髪同士がねじれることで摩擦が生じやすくなります。その摩擦が断毛や枝毛の原因となる場合もあるのです。

なので、面倒でも早く乾かし、乾いた状態で髪を束ねるようにして、キューティクルを守りましょう。

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ドライヤーでの髪の乾かし方5Step

Step1:前髪を乾かす

まず何よりも先に前髪を乾かしましょう! 前髪は乾きやすく、形がつきやすい部分です。時間が経って自然と乾いてしまってからでは形を修正できないため、先に乾かして希望のスタイルに仕上げます。

Step2:後頭部の根元を乾かす

次に全体。軽く頭を前に倒し、後頭部の根元を乾かします。後頭部中央の根元が乾いてきたら、耳の後ろを同じように根元から乾かしていきます。

Step3:頭頂部のつむじ周り〜両サイドの根元を乾かす

そのあとは頭頂部のつむじ周り〜両サイドの根元を乾かしていきましょう。根本を軽く擦りながら乾かすことで、自然なふんわり感が出て、生えぐせも取れやすくなり、毛先がはねにくい状態になります。

後頭部中央の根元が乾いてきたら、耳の後ろを同じように根元から乾かす

画像:HARUNA

Step4:毛先を乾かす

全体の根元が乾いたら、ここで初めて毛先を乾かし始めます。8割ほど乾いたら、手ぐしを通しながらドライヤーの風を上から下に当てていきましょう。

Step5:冷風を当てる

最後に大切なポイント。髪の毛が全体的に乾いたら、冷風を一定方向に当てて、しっかりと髪を冷ましましょう。髪にツヤが出てきます。

全体の根元が乾いたら、初めて毛先に風を当てる

画像:HARUNA

髪を乾かすのは、毎日やることだからこそ、なるべく早くきれいに乾かせるとうれしいですよね。ポイントを知っておけば、実は簡単にできますよ。

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寝るときに注意すべきこと

髪の摩擦に注意して

最後は、寝るときの髪の保護の話です。寝ている間は、頭の重みで髪が圧を受けるので、どうしても摩擦が起きやすくなります。摩擦は髪にダメージを与える原因に。

寝るときに髪の摩擦、圧迫を気にしないのはNG

画像:Shutterstock

そこで寝るときには、すべりのいいシルクやサテン生地などを枕の上にのせ、その上に頭をのせるのがおすすめ。ざらつきのない、なめらかな肌触りのものがベストです。これが1枚あるだけで、摩擦を少し抑えることが可能。

また、ロングヘアなら、髪を2つに分け、三つ編みにするなどして、少しでも擦れる箇所を軽減するのも◎! 結びぐせがつかないよう、ゆるく結んでみてくださいね。

このように、髪の摩擦や圧迫を軽減するのも大切なケアの一つです。

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髪の摩擦ダメージは枕のせい!? 美容師直伝「寝る前に避けたい」NG行動4つ〈正解ヘアケアも〉

きれいな髪を保つために日常で気をつけたほうがいいポイントをご紹介しました。さっそく実践して、美髪を手に入れましょう!(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/HARUNA
※画像/TORWAISTUDIO、triocean、Prostock-studio、Aleksey Boyko、fizkes/Shutterstock

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