鏡を見ながら髪を乾かすのは避けるべき!? 美容師が絶対しない「NGヘアケア」3選
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こんにちは、美容師のHARUNAです。
夏にたくさん紫外線を浴びた髪を、秋冬の乾燥時期に向けてケアしていこうかなと思っているこの頃。今回は、“美容師である私はしない”髪のお手入れ方法をご紹介します。あわせて、正解ヘアケアもお伝えするので、参考にしてくださいね。
実は、何気なくやってしまっているケアが、髪のダメージにつながっている場合もあるんです。そうならないためにも、シャンプーやトリートメント、ドライヤーなど日常のヘアケアを見直して、髪にいいことをするようにしましょう!
NG1:朝シャンプーで髪を洗う
まず、私がしないことの一つは「朝シャン」。「朝は洗顔料を使って洗顔しない」という美容法を聞いたことはありませんか? 朝洗顔と同じ考えなのですが、朝シャンプーで髪を洗うと、日中の髪が乾燥したままになってしまう可能性があります。
というのも、頭皮から出る皮脂は、時間をかけて頭皮に行き渡り、そのあと髪の毛に浸透していきます。夜にシャンプーをして乾かしたときは髪が広がっているのに、翌朝には髪がまとまっているのを実感したことはないですか? それは、寝ている間に頭皮から出た皮脂が髪に浸透しているからです。
朝シャンプーで洗ってしまうと、日中は乾燥し、夕方帰宅する頃に髪のまとまりが出て、理想の質感に近づくことになります。せっかくなら、朝からコンディションよく保ちたいですよね!
なので、髪は夜に洗って乾かし、翌朝まとまりのある状態に仕上げるようにしています。
NG2:鏡を見ながら乾かす
次にしないのは「鏡を見ながら乾かす」ことです。多くの人が当たり前にやりがちですが、実は仕上がりを悪くしている場合があります。
理想の乾かし方は、顔を下に向けて頭皮を軽く擦りながら乾かす体勢。つまり、鏡が見られない状態なんです。
耳から前の髪は、顔に向かって斜め前に生えているので、下を向いて顔にかけながら乾かすと生えグセ通りに乾き、まとまりよく仕上がります。このとき、根元→毛先の順番に乾かしたいので、頭皮を軽く擦るようにわしゃわしゃと乾かしていきましょう。
また、後頭部の髪も同様に軽く頭皮を擦りながら乾かしていき、ほとんど乾いた状態でやっと鏡を見て乾かしていきます。こうやって乾かした髪は根本が立ち上がり、毛先も自然と内側を向いておさまりよく仕上がります。
髪をとかしながら乾かすと、根元よりも先に毛先にドライヤーの風があたり、根元が押さえられた反動で毛先が跳ねやすくなるので注意。全体的に少し大雑把に乾かしたあと、最後の仕上げとしてきれいにとかしながら乾かすのをおすすめします。
NG3:トリートメントを同じ日にち間隔で使う
最後に紹介するNGは「トリートメントを同じ日にち間隔で使う」こと。
トリートメントは、状態に合わせて毎日〜数日に1回と使用頻度を変えるのが正解。
お風呂の中で使用する洗い流すタイプのトリートメントは、使用方法に1週間に1回と記載があることが多いと思います。あくまでも基準を分かった上で、自分の髪の状態に合わせて使用頻度を変えていくのがおすすめ。
髪が硬くゴワつきがとれないときは毎日、だんだん髪にやわらかさが出てきたら3日に1回、そして1週間に1回など徐々に頻度を下げていくのをおすすめします。あくまで商品の使用方法を守りながら、自分の髪の状態に合わせた頻度でトリートメントケアしてみてください。
このように、髪の状態や特徴を理解すると、ケアしたほうがいいこと、やめたほうがいいことが分かってきます。担当の美容師さんに相談しながら、日頃のケアも楽しんでしてみてくださいね!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/TORWAISTUDIO、fizkes、Prostock-studio/Shutterstock
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