【骨格別】スタイリストが教える「似合うマフラー・ストール」の選び方&巻き方
こんにちは。福岡出身のパーソナルスタイリストsumireです。パーソナルスタイリストとして、基本の骨格診断やパーソナルカラー診断を行っています。
今回は、骨格別におすすめしたいマフラー・ストールの選び方と巻き方を詳しくご紹介します。それぞれの骨格に似合うおすすめの素材や柄もまとめたので、新調しようと考えている人も必見です!
今すぐできる骨格診断セルフチェック
まずは、骨格診断のセルフチェック項目をまとめてみました。A・B・Cのどれが一番多いか確認していきましょう。
1:首
A:どちらかというと短め
B:どちらかというと長め
C:どちらかというと太めで筋張った印象
2:鎖骨・デコルテ
A:鎖骨はあまり目立たない
B:鎖骨は目立たないが華奢な印象
C:鎖骨は大きく存在感がある
3:肩
A:肩幅が狭く厚みがある
B:肩のラインがなだらかで薄い
C:がっしりと肩幅を感じる
4:胸
A:トップの位置が高く、鳩胸で厚みがある
B:トップの位置が低く、横から見ると薄さを感じる
C:AとBどちらでもなく普通だと思う
5:手・指
A:手のひらに厚みがあり、指は短め
B:手のひらが薄く、指は長め
C:手のひらの骨や関節が目立つ
6:お尻
A:ボリュームがある
B:平たく少し低めの位置にある
C:お尻よりも骨盤の広さが気になる
7:脚
A:太ももは太めで膝下に向かって細くなる、まっすぐな脚のライン。膝の皿が小さい
B:太ももは細めでふくらはぎに太さを感じる。膝の皿が出ている
C:太ももは肉感を感じにくい。スネの骨や膝の皿が目立つ
8:足
A:身長に対して足のサイズが小さい
B:身長の割合に合った足のサイズ感
C:身長に対して足のサイズが大きい
診断結果
Aが一番多い人・・・骨格ストレートタイプ(洋服の選び方&秋冬おすすめアイテムはこちら)
Bが一番多い人・・・骨格ウェーブタイプ(洋服の選び方&秋冬おすすめアイテムはこちら)
Cが一番多い人・・・骨格ナチュラルタイプ(洋服の選び方&秋冬おすすめアイテムはこちら)
骨格ストレートにおすすめのマフラー・ストール
素材・柄
バストやヒップラインにボリュームがある、メリハリボディが魅力的な骨格ストレートさん。華やかな体型を生かすなら、上質なウールやカシミヤ100%など高級感のある素材のマフラーがおすすめです。
一方で、上半身に厚みがある骨格タイプなので、ボリュームのあるアイテムや存在感のある柄・デザインにするとやりすぎ感が出てしまいがち……。クラシカルなチェック柄や無地のベーシックなもので上品に仕上げましょう。
ちなみに、春夏に使える薄手のストールは、オーガニックコットンやシルクがGOOD。ハリのある素材や光沢感のあるものだとスタイリッシュな印象になります。
おすすめの巻き方
骨格ストレートさんは、上半身に厚みがある上重心な体型が特徴。首は短めの人が多いので、マフラーやストールで首まわりにボリュームを出しすぎるとバランスが悪く見えてしまいます。
巻き方のポイントは、“縦のライン”を意識すること。首からざっくり垂らしてまっすぐなIラインを作ると、全体がすっきりとスタイルアップして見えます。
両端を垂らしたエディター巻きやネクタイ風に結んだシンプルノットなども縦ラインが強調されるのでおすすめです。
エディター巻きの簡単な手順
(1)マフラーを片方を長めにしたバランスで首にかける。
(2)長いほうを首に一周させ、両サイドのバランスを整えたら完成。
シンプルノットの簡単な手順
(1)マフラーを首にかけ(この時点で長さは気にしなくてOK)、鎖骨あたりの位置で片方に緩い結び目を作る。
(2)左右の長さが同じになるよう調節したら、結び目の上から反対側の端を入れて下から引っ張る。
(3)形を整えたら完成。
骨格ウェーブにおすすめのマフラー・ストール
素材・柄
下重心で上半身が華奢な骨格ウェーブさんは、マフラーやストールが得意! モヘアやファー、アンゴラなどふんわりと柔らかい素材が特に好相性です。サイズ感は、首まわりにすっぽりと収まるコンパクトなものが◎。
なで肩でヒップラインはやや下がり気味の人が多いため、ざっくりとしたローゲージや大判のマフラー・ストールはNG。野暮ったい印象を作ってしまいます。
淡くやさしい色をセレクトすれば、女性らしい印象に。トレンド感のあるレオパード柄も、上に視線を集められるので積極的に取り入れていきましょう。
ちなみに、春夏は、薄く柔らかいシフォン系やとろみのあるレーヨン素材のストールがおすすめです。
おすすめの巻き方
下重心の体型が特徴の骨格ウェーブさんは、上半身や顔まわりにボリュームを出すことでコーディネートのバランスが取りやすくなります。
マフラーの端はあまり垂らさずポット巻きのようにコンパクトにまとめるのが正解。最近流行りのリボン巻きも相性がいいですよ。
また、サッと巻けるティペットやスヌードもよく似合うアイテムです!
ポット巻きの簡単な手順
(1)エディター巻きのイメージで、マフラーを首に一周させる(首元はゆるめに!)。
(2)首元のループ部分をひねり、できた輪に片方のマフラーを上から通す。
(3)もう片方も上から通す。
(4)形を整えたら完成。
リボン巻きの簡単な手順
(1)マフラーの左右のバランスが2:1になるように首にかけ、長いほうを三つ折りにする。三つ折りにしたほうを写真のように首の前まで持ち上げ、短いほうを三つ折りした部分の下からぐるっと回して、首元の輪に上から通す。
(2)ほどけないようきつく引っ張って結ぶ。
(3)形を整えたら完成。
骨格ナチュラルにおすすめのマフラー・ストール
素材・柄
フレームがしっかりしている骨格ナチュラルさんは、大判のマフラーやストールをざっくり巻くだけでおしゃれ見え! ウール100%やローゲージなど凸凹感のある素材がおすすめです。
シンプル過ぎるデザインや小さめのサイズ感のものは、物足りない印象になるので要注意。大判タイプやフリンジたっぷりなもの、チェック柄、アースカラー系だとスタイリッシュな印象に仕上がります。
ちなみに、春夏は、リネン系や洗いざらしのナチュラルでザラザラとした素材で大人っぽさを演出しましょう。
おすすめの巻き方
骨格自体に存在感のある骨格ナチュラルさんは、アイテムを足していくレイヤードスタイルが得意! マフラーを取り入れるときは、“無造作感”を意識すると、かっこよくキマります。
難しい巻き方より、ざっくりとした肩掛けや片方だけ巻きつけた半周巻きがおすすめ♡ ラフにまとまるサイドノットやミラノ巻きなども骨格ナチュラルさんだからこそ手抜きに見えないこなれ感を出すことができます。
サイドノットの簡単な手順
(1)エディター巻きのイメージで、マフラーを首に一周させる。
(2)両端を合わせ首の前で結んで整える。
(3)結び目をサイドにずらしたら完成。
ミラノ巻きの簡単な手順
(1)片方を長めにして、マフラーを首に一周させる(エディター巻きのイメージ)。
(2)首元の輪の内側から長いほうを引っ張り出し(最後まで出しきらない)、輪を作る。
(3)(2)で作った輪に、もう片方の端を通す。
(4)左右の長さを整えたら完成。
今回は、骨格タイプ別のマフラー・ストールの選び方や巻き方をご紹介しました。ぜひいろいろ試して自分の骨格に合う素材や柄を選び、似合う巻き方をマスターして、寒い季節のコーディネートを楽しんでくださいね♡(文/sumire)
※この記事は公開時点での情報です。
【参考・画像】
※文・画像/sumire
※画像/Liza888、Irina Bg、yayhastudio、Andrii Hushtiuk、Dmytro Flisak、titov dmitriy、New Africa、682A IA、Xeniia X、fru-fru、Agnes Kantaruk、Ihor Korsunskyi、Savanevich Viktar、Leila B.、Svetlana Khutornaia/Shutterstock
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