髪色と同じ眉マスカラはダメ!? 美容家直伝「NGメイク」総まとめ
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まもなく春がやってきますが、メイクはアップデートされていますか?
もし、メイクのやり方が何年も変わっていないという場合、ひょっとしたら、それはもう年齢や時代に合っていないメイクかもしれません。
そこで今回は、これまでARNEで紹介してきた、美容家・杉本由美さんの記事から、ついやりがちな「NGメイク」をまとめてご紹介します。
トレンドを取り入れた、正しいメイクのやり方も同時に解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
ベースメイクのNG
NG1:ファンデーションのベタ塗り
まずは、ベースメイクのNGからご紹介します。
まるで陶器のようなつるんとした肌に近づけるため、毛穴やシミをカバーしようと、ファンデーションなどを厚塗りしている人もいるかもしれません。
しかし、厚塗りメイクは、ツヤがなく老け顔に見られがち。「古いメイク」の印象を与えてしまう可能性が……。
今、目指すべきは「素肌っぽい自然な美肌」。自然にカバーするのがトレンドです。
そのためにも、まずはしっかりとスキンケアをしてお肌に潤いを与えるのが大事。
そして、カバーしたいところにだけファンデーションをのせることで、自然な仕上がりに。
コンシーラーを使う場合、薄く塗るのが鉄則! 厚塗りになっていないか、鏡でお顔全体をチェックしながらメイクしてみましょう。
とはいえ、肌に自信がなくベタ塗りしないと不安……という人は、ハイライトをのせてみるのがおすすめ。
キメの粗さなどが気になる部分にのせるだけで、お肌の悩みを光で飛ばしつつ、美肌に見せることができます。
パウダータイプのハイライトが使いやすくて◎。より自然な仕上がりにするために、ハイライトをのせたあとは筆で表面の粉をはらっておきましょう。
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NG2:やりすぎ感のあるハイライト
ただ、ツヤを出したい一心でハイライトを入れすぎるのも不自然なテカりに見えるのでNG。
ハイライトを入れるときは、写真の点線部分にポイント置きしてみてください。
ツヤ肌やマット肌などメイクの好みは人それぞれですが、「ツヤのない粉ふき肌」は、実年齢より老け見えする原因のひとつ。なので、影になりやすい部分にハイライトを仕込み、少しだけツヤを出すのがポイントです。
たとえば、ハイライトを目頭のくぼみにのせると明るい目元に。眉頭の上側と眉尻の下側にのせるときちんと感の演出に。ちょっとしたポイントで、品のあるツヤ肌ベースメイクが完成します。
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眉メイクのNG
NG1:眉をすべて描く
次は、眉メイクのNGをご紹介します。
眉をすべて描くのはNGメイク。
眉メイクのカギは、必要なところにだけ「さりげなく眉を足す」こと。
眉の生え方がまばらな人は、アイブロウペンシルで薄いところを描き足していきます。
地眉のような仕上がりを目指したい人は、リキッドタイプのもので一本一本を描き足すようにしてみましょう。
逆に眉頭などが濃くしっかりと生えている人は、眉マスカラなどでトーンを整えるのみでOK。アイブロウパウダーを使ってふんわり足すのもおすすめです。
NG2:髪色と同じ眉マスカラを使う
垢抜けた印象のメイクに近づけるには「眉マスカラの選び方」も重要です。
ヘアカラーに合わせて、同じ色合いの眉マスカラを選んでいる人もいると思いますが、これはNG。
メイクをぐっと垢抜けさせるには、髪色より少しだけ明るめの眉マスカラを選びましょう。
ワントーン明るいものを使うことで、髪色にも自然となじみ、抜け感のあるふんわりした印象にしてくれますよ。
NG3:眉マスカラをそのままベタづけ
眉マスカラをつけるとき、マスカラ液が大量についたブラシを、そのままベタづけするのはNGです。
マスカラ液が地肌についてしまうと、不自然な濃い眉に見える恐れがあるためです。
眉マスカラを上手く使うには、はじめにブラシにつきすぎているマスカラ液を軽くティッシュオフしましょう。このひと手間だけで、自然な眉に仕上がりますよ。
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アイメイクのNG
NG1:締め色を使うくっきりアイメイク
次は、アイメイクのNGをご紹介します。
もはや定番のような「締め色アイシャドウ」を使った境目くっきりのアイメイクも実はNG。
このメイクは、目元の印象を強くするものの、新鮮味に欠ける少し古いメイクのイメージを与えてしまいます。
今っぽい目元に仕上げるには、にじみ出たかのような“ナチュラルなグラデーション”をつくるのがポイント!
色の濃さが違う2色のブラウン系アイシャドウを使用して濃淡をつくり、ジュワッとにじみ出たような立体感を演出しましょう。
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NG2:ブラウンのみのアイシャドウ
アイメイクをする際、ブラウンカラーだけを使って仕上げている人も多いかと思いますが、場合によってはNGです。
なぜなら、メイクをしてから時間が経過した夕方になると、くすんだ目元に見え、疲れた印象を与えてしまうから……。
老け見えを回避するには、色味をプラスして、やさしい目元に仕上げるアイメイクがおすすめ。コーラルオレンジやピンクなど、血色感のあるアイシャドウを選んでみてください。
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NG3:アイラインをしっかり引く
目元の印象を高めるために、アイラインをしっかり引いていませんか? 実は、そのしっかり引いたアイラインは、逆に目を小さく見せてしまうNGメイクです。
今っぽいアイメイクは「自然な感じ」を意識することが大切。
アイラインは、目尻側の黒目の外側部分くらいから、目尻まで短めに引き、そのあとアイラインを指でぼかしましょう。
使用するアイライナーはジェルやペンシルタイプがおすすめ。カラーはブラウンを選ぶと自然な印象になりますよ。
NG4:まつ毛を上げすぎる
マスカラやビューラーを使って、まつ毛を思いっきり上げている人もいますが、不自然に上げたまつ毛は、野暮ったい印象を与えるためNG。
自然なカールのほうが今っぽくて、大人の色気を演出できますよ。
根本、真ん中、毛先と三段階に分けてまつ毛をカールさせることで、ナチュラルな雰囲気に。まつ毛を軽く挟み、手首を返すようにするときれいなカールがつきますよ。
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NG5:下準備なく涙袋を作る
目元はくすみや乾燥小じわが目立つパーツなので、下準備をせずに涙袋を作るのはNGです。
保湿やスキンケアなど土台作りをしないまま涙袋メイクをすると、かえってくすみや乾燥小じわを目立たせてしまうことに……。
涙袋メイクをする前には必ず目元の乾燥ケアをして、くすみは事前にオフしておきましょう。
NG6:涙袋の濃すぎる影&粒子の大きなラメやパールを使う
涙袋メイクでは“影”が重要な役割を果たしていますが、大人の女性が深みのあるブラウンで影を作ると、陰影が濃すぎて悪目立ちする恐れも。
また、粒子の大きなラメやパールは、少し塗るだけでも目立ちすぎて、涙袋だけが強調された残念メイクに繋がってしまいます。
自然に肌に溶け込むような涙袋を作るためには、ベージュブラウンのような明るめのアイシャドウやアイブロウパウダーを使って影を作りましょう。
目立ちにくいように黒目幅くらいで細く描くのがポイントですよ。
そのあと、パールの粒子が細かいタイプのアイシャドウを目の下にのせて仕上げます。
ライトベージュなど肌なじみのいい、肌色に近いカラーをセレクトするのがおすすめですよ。
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リップメイクのNG
NG1:単純に口紅を重ね塗り
最後にご紹介するのはリップメイクのNGです。
リップが落ちないようにするため、単純にリップを重ねて塗るのはNGメイク。
重ね塗りにもコツがあります。
まずリップをひと塗りしたら、全体を軽くティッシュオフ。再度その上からリップを塗り、もう一度ティッシュオフすると、リップの落ち具合が軽減します。
また、マスクを着用するときは、リップを塗って少し時間が経ってからにしましょう。
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NG2:アラサー世代がベージュや真っ赤なリップのみを使う
どんなリップを使っても若さでカバーできていた20代とは違い、30代には使ってはいけないNGカラーのリップがあります。
たとえば、肌なじみのいいベージュカラーのリップ。血色感のなさから顔色が悪く見えたり、疲れて老けた印象を与えたりしてしまいます。
逆に、血色感をプラスするために真っ赤なルージュをつけると、メイクとの調和がとれず、それも老け見えの原因に……。
リップはそれひとつでメイクの印象をガラリと変えてしまうので、メイクに馴染みすぎず、浮きすぎずなカラーを選びましょう。
ポイントは、血色感とバランス。赤寄りのベージュやオレンジ系カラーがおすすめです。
たとえば、オレンジ系のリップとアイシャドウでワントーンにまとめると、血色感のあるフレッシュな雰囲気に仕上がりますよ。
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20代からずっと同じはヤバい!? 「アラサーメイク」アップデートのコツ3つ
アイラインの引き方やまつ毛の上げ方など、意外とやりがちなNGメイクもあったのではないでしょうか? 春に向けて、ぜひこの機会に、今っぽいメイクにアップデートしてみてくださいね。(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/杉本由美
※画像/TEAM PRE-LIGHT、Charlotte Ulrich、Colored emotions、ANN PATCHANAN/Shutterstock
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