【絶品栗ごはんレシピも】鬼皮・渋皮がするん!料理家が教える簡単「栗」の皮むき方法

【ライター】中願寺あゆみ

【ライター】中願寺あゆみ

栗

こんにちは、料理家の中願寺あゆみです。

つやつやの生栗が出回ると、食べたくなるのが「栗ごはん」。ほくほくとした食感とやさしい甘さは、秋ならではのおいしさですよね。

ただ、栗の皮むきが面倒で、つい買うのをためらってしまうことも。栗のあのイガイガに、固い鬼皮に渋皮……。絶対に食べられまいという強い意志すら感じます。

私も去年は、いろんなむき方を試してはうまくいかず、イライラ……。今年こそは!といろいろ試して……、私的“大正解”にたどり着いたので、ご紹介します。ようやく栗とだいぶ仲良くなれた気がします!

まずは下ごしらえ!フライパンを使った栗のむき方

栗の外側にあるかたい「鬼皮」と、実に付いている薄い「渋皮」。切り込みを入れて加熱すると、皮がはがしやすくなります。栗によっては、鬼皮と渋皮が一緒にむけることも。するりとむけた瞬間は、あーーー、気持ちいい! 思わず悦に入ってしまいます。

<むき方>

(1)栗を洗う。まな板の上に、ぬらしてかたく絞った布巾を敷き、栗が動かないようにしっかり支える。包丁の刃元を使い、側面に渋皮まで届く切り込みを入れる。かたく滑りやすいので、刃の進む先に指を置かず、手元に注意する。

栗

画像:中願寺あゆみ

栗

画像:中願寺あゆみ

(2)ボウルに栗とたっぷりの水を入れ、1~2時間浸す。時間がない場合は、この工程は省いてもよい。

(3)栗の水気を切ってフライパンに入れ、かぶるくらいの水を注ぐ。ふたをして火にかけ、沸騰したら吹きこぼれない程度に火を調節し、3分ほどゆでる。

(4)火を止め、栗を1個ずつ取り出す。

栗

画像:中願寺あゆみ

残りの栗が冷めないよう、その都度ふたをする。取り出した栗は乾いた厚手の布巾で包んで持ち、切り込みから鬼皮と渋皮をむく。

栗

画像:中願寺あゆみ

(5)渋皮が残った部分は、竹串で端をそっと持ち上げるようにして取り除く。はがれにくければフライパンの湯に戻し、時間をおいてむく。それでも取れない部分は、包丁で薄くそぎ落とす。

(6)むいた栗は水に30分~1時間ほどさらし、水気を切る。

むきやすくするコツは「冷ましすぎないこと」。

できるだけ新鮮な栗を使い、渋皮まで切り込みを入れるのがポイント。冷めて皮がはがれにくくなったら、栗を湯に戻して再び沸騰させ、火を止めてから取り出しましょう。温めた栗は熱いので、やけどに気を付けてくださいね。

ただし、皮のはがれやすさには個体差があります。すべてがするりとむけるわけではないので、渋皮がしっかり付いているものは包丁を使って。きれいにはがすことにこだわりすぎず、無理なく進めましょう。

栗の甘さを味わう、シンプルな「栗ごはん」

栗の甘みと香りを楽しみたいので、今回はだしを使わず、塩と酒だけでシンプルに。ほくほくの栗のおいしさが引き立ちます。

栗を大きめに入れると、食べ応えも十分。おかずは焼き魚やおひたしなど、シンプルなものを合わせたくなります。

栗ご飯

画像:中願寺あゆみ

【材料】(米2合分)
米・・・2合
栗(殻付き)・・・400g(正味約250g程度)
酒・・・大さじ1
塩・・・小さじ2/3~1

<作り方>

(1)栗は上記の方法で鬼皮と渋皮をむき、水にさらして水気を切る。大きいものは半分に割る。米は洗って水に30分ほど浸し、ざるに上げて水気を切る。

(2)炊飯器の内釜に米、酒、塩を入れ、2合の目盛りまで水を加えて軽く混ぜる。

(3)栗を米の上に広げ、混ぜずに炊く。炊飯モードは、お使いの炊飯器の説明書に従う。

(4)炊き上がったら、栗を崩さないように底からやさしく混ぜる。器に盛り、お好みで黒ごま(分量外)を振る。

水加減は、酒を加えてから目盛りに合わせましょう。栗は米の上にのせて炊き、炊き上がってから大きく返すように混ぜると、形をきれいに残せます。しっかり目に塩気が欲しい方は、塩小さじ1を目安に。

少し手間をかけてむいた栗が、ごちそうになる栗ごはん。炊飯器を開けたときに広がる甘い香りも楽しみながら、旬のおいしさを味わってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)

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