現地の味と話題! 辛味旨味だけじゃない“六味が味わえる”超本格スリランカカレー(福岡市早良区城西)
【2021年8月20日~9月30日、福岡県に緊急事態宣言が出されています】
この記事は不要不急の外出を促す意図があるものではありません。
“自粛疲れ”な毎日の息抜きに、 「テイクアウトで楽しみたい」「いつか行きたい」お店・おでかけ先の候補選びの参考としてお楽しみください。
また、外出の際は「3密を回避」「手指の消毒」「マスクの着用」などの感染対策をしっかりと行い、一人ひとり責任のある行動を取りましょう。
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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記87回目は、夫婦で切り盛りする超本格スリランカカレー店。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
“現地系”スリランカカレーが味わえる「KACHINA(カチナ)」(福岡市早良区城西)
福岡市地下鉄七隈線「西新」駅から徒歩8分ほど。早良街道から入ってすぐのところにある『KACHINA(カチナ)』。スリランカカレーのお店です。
ガラス張りのお店の中に入ると、白を基調とした明るい雰囲気。カウンターとテーブル席があります。
ここで食べられるスリランカカレーが、現地の味さながら! 超本格的だと話題なんです。
イワシの旨みとガツンとした辛さがクセになる「小鰯のミリスマール」
今回は、シーフードのカレーを中心にいただきました。
まずは『小鰯のミリスマール』(1,200円)。イワシが丸ごと入ったインパクト抜群のカレーです。
イワシのおいしい出汁をベースに、チリパウダーやブラックペッパーなど刺激の強いガツンとした辛さが引き立つカレー。
でも、日本人に馴染みのあるイワシの旨みがベースなので、ただ辛いだけではなく、ほんのり懐かしさすら感じる味わいです。
粘り気が少なく、プチッとした食感が特徴のスリランカのお米「キーリサンバライス」がサラサラのルーをよく吸い、絶妙な食感に! 本場のカレーと本場のお米、当然ですが相性抜群です。
さらに7種類の副菜が豪華! 野菜もたっぷりで食べ応え十分です。それぞれを食べてももちろんおいしいし、混ぜることで新たな味のハーモニーも作り出せる。これぞスリランカカレーの醍醐味です。
丸ごと味わって旨みたっぷり!エビの甘辛カレー
もうひとつが『ソフトシェルシュリンプcurry』(1,400円)です。
ソフトシェルシュリンプという、脱皮したてのやわらかいエビなので、殻ごと食べることができます。
こちらのカレーはココナッツベースでまろやかな風味!と思いきや、しっかりとした塩味とスパイスの辛みがしっかり感じられ、甘いだけじゃなく刺激もたっぷり! カレーらしさを存分に楽しめます。
そして、表面はパリッと、中プリップリのエビの食感が食べ応え十分です。
六味(辛み・甘み・酸味・苦み・塩味・渋味)が揃ったスリランカカレー
『KACHINA』を切り盛りするのは、平野寿人さん・響子さんご夫婦です。
スリランカで“家庭的な味わい”のスリランカカレーを学び、その本場の味をそのまま楽しめるお店として、2年半前にお店をオープンさせました。主に奥様がお店に立ち、ご主人は不動産会社を経営しながら、調理担当としてカレーを作っています!
日本人の舌に合わせるのではなく、あくまで現地の味をそのままに、スリランカの家庭料理の味わいを再現している平野さん。
「スリランカでは六味というのが大切なんです」とおっしゃる通り、「辛み・甘み・酸味・苦み・塩味・渋味」この6つの味を計算してプレート全体が作られています。
だからこそ、それぞれ単体で食べても、混ぜて食べても、味のバランスが崩れずに「おいしく」味わうことができるんです。また、テイクアウトも出来るのでご自宅でも楽しめますよ。
福岡で楽しめる本格スリランカカレー! ぜひ一度、本場の六味を味わってみてはいかがでしょうか?(文/伊藤舞)
〈店舗情報〉
■KACHINA(カチナ)
住所:福岡市早良区城西3-12-21 アーバン西新・曙1F
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文/伊藤舞
※画像/火曜カレー部
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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