家事が一気にラクに!整理収納アドバイザー直伝「やめてよかったモノやこと」総まとめ
毎日行う家事。少しでも作業を減らして効率化したいですよね。
そんなときは、今まで当たり前に使っていたモノを手放してみたり、やらなければいけないと思っていた作業をやめてみたりすることで、家事がラクになるかもしれません。
そこで今回は、これまでARNEで紹介してきた、整理収納アドバイザーNagisaさんの記事から、家事をラクにするために「やめてよかったモノやこと」をまとめてご紹介します。
やめることや手放すことで、こんなにも家事がラクになるのか!と驚くようなテクニックばかり。すぐに実践できるものも多いので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
Index
収納をラクにするためにやめてよかったこと
とりあえずでモノを買うこと
安いからとついついモノを買ってしまうこと、ありますよね。
でも、家の中がモノであふれると、何をするにしてもモノの移動が必要になり、スムーズに家事ができなくなってしまいます。
モノを手放すことも大切ですが、「家の中に入れるモノ」を見直すことはもっと大切。
モノが多ければ多いほど、収納や家事の難易度が上がってしまうので、「とりあえず買ってみる」といったモノの買い方は控えましょう。
たくさんの服を持つこと
季節が変わり、バーゲンがあるたびに服を買うと、いつの間にかクローゼットがパンパン……結果的には全く着ない服が出てきてしまうことも……。
季節外の服は衣装ケース一つ、そのほかはクローゼットにかけられる分だけなど、管理できる量を持つことがポイントです。
さらにクローゼットの中も、ほかの服を寄せなくても出し入れできるほどの余裕があると、服選びのストレスも軽減し、衣替えもあっという間に終わります。
見た目重視の収納をすること
真っ白な収納用品や深さのある収納グッズ……部屋の見た目は良くなるものの、中に入っているモノを管理するのになかなか手間のかかるアイテムです。
少しでも家事をラクにするため、「使いやすさ」を優先した収納アイテムに切り替えるのも一つの手。
特に子どもが使う場所は、少し中身が見えて出し入れもしやすいように余白を作るのがポイントです。
あえて少し見せる収納を取り入れることで、中身の把握がしやすくなり、その結果、モノの管理がラクになります。二度買いや部屋の散らかりも防止できますよ。
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整理収納アドバイザーが実感!家事をラクにするために「やめてよかったこと」3つ
洗濯まわりでやめてよかったこと
朝の洗濯
特に平日は、朝から洗濯するのは大変。なので、毎日の洗濯は夜に終わらせそのまま部屋干し。翌朝、天気が良い日は外干しにするという方法がおすすめです。
夜に洗濯を済ませることで、余裕がある日の朝には、シーツなど毎日は洗濯しないモノを洗うことも可能。朝から何度も洗濯機を回す必要もなくなるのでラクになりますよ。
洗濯カゴ
洗濯物を運ぶことなくその場で干せるように工夫すれば、洗濯カゴも不要になります。
たとえば、洗濯機の上に突っ張り棒を設置し、ピンチハンガーやハンガーをかけることで、直ぐ干せて便利に。
洗濯カゴに洗濯物を入れたり、洗濯物を干す場所まで持って行ったりするといった動作が必要ないので、時短にも繋がります。
洗濯物を畳む
種類によりますが、畳む工程を省略できる洗濯物もあります。
たとえば、部屋干しのトップスなどは、乾いたらそのままクローゼットにかけるだけ、ボトムスは丸めて収納スペースに入れるだけでOK。
そうすることで収納スペースにゆとりができて入れやすく、収納する手間を省くことで、片付けのハードルもグンと下がります。
洗濯物を一気に取り込む
洗濯物は一気に取り込まず、ジャンル毎に取り込むのがおすすめ。
たとえば、キッチンにしまうものだけ取り込み、キッチンの近くでふきんを畳んで収納。そのあと、子どもの衣類だけを集めてクローゼットに持って行き、その場で畳んで収納、といった感じです。
取り込んだあと、すぐに各収納場所に持っていくことで、洗濯物を畳む作業を後回しにすることがなくなります。
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「洗濯物」の洗う・干す・しまうを楽に! 家事の手間が減るやめてよかったこと4つ
キッチンまわりで使うのをやめてよかったモノ
水切りカゴ
最近は食洗機を使われているご家庭も多いかと思いますが、お鍋や木の食器など手洗いが必要なものも多いはず。
手洗いをする食器があると、水切りカゴは必須アイテムのように感じられますが、厚手のふきんを敷いて水切りすることもできます。
スペースを占領しがちな水切りカゴをなくすだけでキッチンがスッキリ! 水切りカゴ自体の掃除も不要なので、家事の手間を減らすことができますよ。
ふきんは、使い終わるたびにフックにかけて乾燥させ、1日の終わりに洗濯をすればOK。お手入れも簡単です。
三角コーナー
シンク内になんとなく置きがちな三角コーナー。ヌメリが起こりやすく、掃除のハードルも上がるので、シンク内にはできるだけモノを置かないようにするのがおすすめ。
調理中に出るごみは、いらなくなった空き袋や、広告で作ったゴミ袋に捨てればOK。
シンク内を衛生的な状態に保ちやすくなりますよ。
生ごみ用のゴミ箱
生ごみは、ごみが出たタイミングで広告チラシなどにまとめて、捨てるまで冷凍庫で保管すればOK。専用のゴミ箱がいらず、ニオイや夏の虫の問題に悩まされることもありません。
ゴミ箱自体の掃除もなくなるため、家事の負担を減らすことができますよ。
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生ゴミのニオイにも悩まされなくなった!整理収納のプロが「キッチンでやめたモノ」3つ
家の中で手放してよかったモノ
マット類
玄関マットやキッチンマット、トイレのマットは、敷くのが当たり前のように思えるアイテムですが、実は手放しても大丈夫!
むしろマットがないほうが床の汚れに気づきやすく、掃除もしやすくなり、きれいをキープしやすいメリットもあります。
マットを手放すことで、「洋服とは別にマットだけを洗う」という家事も一つなくなり、暮らしもシンプルになりますよ。
炊飯器&電子レンジ
「本当にその2つがなくて大丈夫?」という声も聞こえてきそうですが、炊飯器と電子レンジがないだけで、キッチンまわりに大きなスペースができ、掃除のハードルも下がります。
電子レンジがなければ基本的には食べる分だけ作るようになり、炊飯器がなければ、ご飯は鍋を使って炊くことが習慣になります。
洗い物も、炊飯器の複雑な内蓋など細々としたパーツを洗うのに比べ、鍋を洗うだけなのでとてもラクになりますよ。
台拭き
台拭きを手放して、業務用の不織布のダスターに切り替えるのもおすすめです。
ダスターは小さくカットして使用し、短いスパンで取り替えれば、管理もラクで衛生的。
台拭きのように煮沸消毒は必要なく、夜寝る前に高濃度のアルコールをスプレーして除菌をするだけでOKです。
汚れが気になったら最後はぞうきんとして使い、次のダスターと交換しましょう。
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トイレまわりで手放してよかったモノ
トイレ内のカバー類
便座や蓋、トイレットペーパーにつけるカバー類は、実は全部いらないかも。
カバーを外していれば、いつでも便器をサッと拭けて衛生的! なにより汚れに気付きやすくなります。
また、カバーを使うことがなければ、カバー類の収納場所を確保する必要も、「カバーを洗い、つけ替える」という家事もなくなりますよ!
サニタリーボックス
サニタリーボックスは、月に一度の必要なときに紙袋を置くというやり方に変えると掃除がラクになります。
ごみがでたら消臭機能のある袋に入れて軽く結び、紙袋の中へ入れるだけ。紙袋は100円ショップのものや、使わなくなったものでOK。穴を開ければ浮かせることもできます。
サニタリーボックスがないだけで見た目もスッキリします。
トイレブラシ
トイレブラシは先端を取り替えられる、使い捨てタイプが便利。
コンパクトな分、トイレ内の洗面下スペースに引っ掛けることで浮かせる収納もでき、トイレ掃除も簡単になります。
また、スポンジ部分が使い捨てなので一般的なトイレブラシに比べ衛生的!
ブラシを捨てたあと、本体は高濃度アルコールで除菌し、新しいブラシを挟んで収納すれば、扉のある収納スペースにそのまま置いても気になりません。
掃除シート
掃除シートの代わりにトイレットペーパーとアルコール消毒液を使うのもおすすめです。
手の届くところにアルコール消毒液を置くことで、毎日サッと掃除ができるようになり、汚れを溜めなければ、専用の掃除シートがなくても十分きれいになります。
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当たり前をやめてみた! 収納のプロが「トイレ掃除の時短」のために手放したモノ4選
普段当たり前に行っている家事や使っているアイテムも、手放してみると、実は暮らしがシンプルになることもあります。この記事を参考に、日々の家事をぜひ見直してみてください!(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/Nagisa
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