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こなれ感の秘けつはコートの紐！ “スタイリスト直伝”結び方のポイント

2022.11.21

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こんにちは。スタイリストのMOTOKO TAKAMURAです。

コートが活躍する季節になりましたね。

コートをはじめとする紐付きのアウター、着こなせていますか？

お店で試着するときは、すでにきれいに結んであったり、お店の方が結んでくれていたりして、買ったあと、ほどけたときに「どんな風に結んであったっけ？」「うまく結べない」という方も、実は少なくありません。

そこで今回は、やり方によって印象が変わるコートの紐の結び方について解説！　王道の2つの結び方のポイント、そして私がおすすめするおしゃれ見えする結び方もお教えします。

1：とりあえずコレは覚えたい！王道「リボン結び」

まずは、王道のリボン結び。きっちりしたスタイルがお好きな方におすすめです。

画像：MOTOKO TAKAMURA

定番中の定番ですが、きれいなリボン結びって意外と難しいんです。

コツは、適度なゆるさで結ぶこと。

だらーんと結ぶのも野暮ったく見えますが、紐を引っ張りすぎるのもウエストがきついだけじゃなくリボンが大きくなりすぎて、きれいなバランスにはなりません。

コートをハンガーにかけて、前を閉められるくらいに紐を緩めた状態で、“少し遊び”を持たせるイメージでリボンを作ってみてください。

次に、ダブルテール。きっちり感、こなれ感、どちらも持ち合わせた結び方です。

画像：MOTOKO TAKAMURA

こちらもよく見かけるかもしれませんが、リボン結びよりも解けにくいのがメリット。結び直しが面倒な方に、おすすめです。

コツは、ぎゅっと結ぶというよりは、結び目をふんわりさせること。

リボン結びと同様に、コートをハンガーにかけて、前を閉められるくらいに紐を緩めた状態で、結んでみてください。

最後は、ポケットイン。無造作だけどこなれ感も出る、私が一番おすすめする結び方です。

画像：MOTOKO TAKAMURA

名前の通り、紐の先をポケットにインするだけ。

ただ、紐の長さが短いものはそれで良いのですが、紐が長いものはポケットに収納する量が多くなるし、左右どちらかに偏ったり、偏った結果短くなったほうの先がポケットから抜け落ちたり……。なので、それらを解消するために、私は少しアレンジしています！

まずは、ベルト通しに紐を通します。

画像：MOTOKO TAKAMURA

そして、両サイドとも、一番端のベルト通しに結んで固定！

画像：MOTOKO TAKAMURA

この状態でポケットイン。たったこれだけです！

自分では見えない部分だからこそ、後ろ姿には気を付けたいですね。アウターの紐にお困りの方は、ぜひ試してみてください。（文／MOTOKO TAKAMURA）
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像／MOTOKO TAKAMURA

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