手作りしたらずっと美味しい♡ “1年保存可能”意外と簡単な「紅しょうが」の作り方
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
先日、知人から立派な新しょうがをいただきました。
退職前から自宅とは別に、田舎に茅葺屋根の家を購入して、週末に少しずつ家の手直しをしたり、目の前の荒れた畑を耕して野菜を作り始めたりしていた方なんですが、もうその生活自体も憧れますし、野菜作りに関してもプロの域に達しておられます。
その方が作られる産物にうまいことありつけている、運のいい私です。
さて、今回はこの立派な新しょうがを使って紅しょうがを作ろうと思います。
まろやかな辛みの新しょうがで作る「手作り紅しょうが」
たまたま新しょうがをいただいたのと、たまたま冷蔵庫に梅酢があったので紅しょうがでも作ろうかと。
梅酢とは、梅を塩漬けにしたときに梅から出てくるエキスのこと。梅干しを作っている方、おうちの戸棚に眠っていませんか? 「梅干し作ってないと作れないの?」と思った皆さんもご安心を。梅酢は購入することもできますよ~。
【材料】(作りやすい分量)
新しょうが・・・200g
塩・・・6g(しょうがの重量の3%)
梅酢・・・150ml(しょうがが浸かる量)
<作り方>
(1)新しょうがをきれいに洗う(皮は剥かない)。
(2)しょうがを、繊維にそって2mm程度の薄切りにする。
(3)しょうがをボウルに入れ、全体に塩をまぶし、重しをして1時間置く。私の場合は、しょうがの上にラップをして小さめのお鍋に水を入れて重しにしています。
(4)しょうがの水分を絞り、繊維を断つ方向で千切りにする。
(5)消毒した瓶に(4)を入れ、梅酢をひたひたに注ぐ。
冷蔵庫で保存したら、1年程度持ちます。お好み焼き、焼きそば、お弁当のご飯に少しのっけて箸休めにするのもおすすめ。
おまけ「新しょうがと漬けカツオのとろろがけ」
新しょうがを使ってもう1品。
カツオって、独特の香りがありますよね。そんな時は、たっぷりの新しょうがを薬味に添えてみては? 漬けにすることでさらに臭みも気にならず、とろろとおいしくいただけますよ~。
【材料】(1人分)
新しょうが・・・1カケ
白ごはん・・・1膳
カツオ(たたきでもOK)・・・100g
とろろ(冷凍)・・・1袋(40g)
刻みのり・・・適量
A醤油・・・大さじ1
Aみりん・・・小さじ1
A酒・・・小さじ1
わさび・・・小さじ1/2
<作り方>
(1)Aを耐熱の容器に入れ電子レンジ600Wで30秒加熱する。粗熱が取れたら、わさびをとく。とろろは冷凍庫から出しておく。
(2)(1)にカツオを漬け、落としラップをして最低10分置く。
(3)新しょうが(しょうがは繊維に沿って薄切りにしたあと、さらに繊維に沿って切ると、ピンと立った歯応えのある千切りに)と、大葉を千切りにして水にさらす。キッチンペーパーでしっかりと水けをきる。
(4)白ごはんと(3)を器に盛り、カツオ、とろろ、刻みのりをのせる。
今の時期は長芋も旬なんですが、少量をすりおろすのって結構面倒ですよね~。そんな時に私が使っているのが、冷凍のとろろです。
コンビニやスーパーに売っているので、ぜひ探してみてください。小分けになっているものを選べば、解凍するのにも、そう時間がかかりません。便利ですよ~。
ちょっと食べたいな~って時や、お好み焼きのつなぎとしてちょっと使いたい……そんな時にもおすすめです。
新しょうがを見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。以前、新しょうがで作るがりのレシピもご紹介しておりますので(記事はこちら)、あわせてぜひご覧ください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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