意外と知らない「美味しい茹で方」も! 平日のご飯作りがラクになる「ブロッコリー」簡単下ごしらえ
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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。
野菜を下ごしらえしておくだけの「つくらない作り置き」。
以前の「にんじん編」に続き、今回はだんだんと価格も下がってきた「ブロッコリー編」。
一気にゆでておくことで、お弁当の隙間や色どりの足りない食卓に大活躍です。ブロッコリーのおいしいゆで方はもちろん、活用レシピもご紹介します。
ブロッコリーのおいしいゆで方
ゆでたあとってどうするの?茎は食べられるの?と、意外に疑問が多いブロッコリー。この下ごしらえを参考に、自分の好みのゆで加減を探してくださいね。
【材料】(作りやすい分量)
ブロッコリー・・・ 1株
お湯・・・ 1000ml
塩・・・ 小さじ2
<作り方>
(1)ブロッコリーをまな板に置き、太い茎と細い茎の境目に包丁を入れて小房に分ける。上の部分は小房で分けきれないことが多いので、大きい塊のままで茎から切り落とす。
(2)上の部分は軸に切れ込みを入れ、手で割くようにして小房の大きさを揃える(下の写真のように手で割くと、つぼみがボロボロと取れずに済みます)。軸の部分は表面の固いところを切り落とし、真ん中の柔らかい部分だけ残して食べやすい大きさに切る。
(3)ボウルにたっぷりの水(分量外)を張り(2)をつけ洗いする。
※ブロッコリーのつぼみがフィルターみたいになっていて、汚れが結構詰まっています。揺すったりしながらきれいに洗いましょう。
(4)鍋にお湯を沸かし、塩を加える。しっかり沸騰したら水を切ったブロッコリーをゆでる(茎を先に入れて20秒ほどゆでたあとに、1分を目安に)。
(5)時間になったら一つ味見してみて、ちょっと固めのタイミングでざる(なるべく平たいもの)にあげ、そのまま冷ます。
(6)冷めたら保存容器にキッチンペーパーを敷いて冷蔵庫で保存する。
ゆでたあと水にさらすと、つぼみの中に水がたくさん入って水っぽくなっておいしくなくなります。余熱で火が通ることも考えて少し早めにざるにあげるのがポイントです。そして、茎もとてもおいしいので捨てずに使いましょう! 個人的には固めのブロッコリーのポリポリ食感が大好きです。
3日くらいで食べきれる量で作ってみてください。
活用レシピ1:ブロッコリーののりナムル
ゆでたブロッコリーを使ったレシピをご紹介します! このレシピは、ゆでて“すぐ”がおすすめです。
【材料】(2人分)
ブロッコリー(ゆで)・・・1/2株分(160g程度)
韓国のり・・・1枚
A出汁しょうゆ・・・小さじ1
Aすりごま・・・大さじ1
Aごま油・・・大さじ1/2
韓国唐辛子(あれば)・・・少々
<作り方>
(1)ゆでたてのブロッコリーにAを和え、細かくちぎった韓国のりを加える。
(2)お好みで韓国唐辛子を散らす。
ブロッコリーが熱々のときに和えることでしっかり味が入ります。
出汁しょうゆがなければ、しょうゆとかつおぶし(1パック)を加えてください。気にならない方は、にんにくのすりおろしを少し加えるとさらにおいしくなります。
活用レシピ2:ブロッコリーとエビの中華風炒め
【材料】(2人分)
ブロッコリー(ゆで)・・・1/2株分(160g程度)
エビ・・・8尾
乾燥きくらげ・・・6個
ごま油・・・大さじ1
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
しょうが(みじん切り)・・・小さじ1
白コショウ・・・少々
酒・・・大さじ1
A鶏がらスープの素・・・小さじ1
Aオイスターソース・・・大さじ1/2
Aお湯・・・150ml
水溶きかたくり粉・・・適量
<作り方>
(1)エビは酒(分量外)を振ってもみ洗いし、殻を取って水で流し、水気をきれいに拭いて背ワタも取る。きくらげはぬるま湯に入れ20分程度戻し、手で適当な大きさにちぎる。
(2)Aを合わせ溶かしておく。
(3)フライパンにごま油をひき、にんにくとしょうがを入れて香りが出るまで炒める。
(4)エビときくらげを入れて炒め、エビの両面が色づいたらブロッコリーと酒、白コショウを加えてさらに炒める。
(5)(2)を加え、沸騰したら水溶きかたくり粉で好みの固さにとろみをつけて出来上がり(かたくり粉にはしっかり火を入れてください)。
さっと炒めて簡単に出来て白ごはんに良く合うおかずです。エビの代わりにタコや豚肉で作ってもおいしいですよ。
今回は「つくらない作り置き」、ブロッコリー編をご紹介しました。
毎回使うときに野菜を洗ったり切ったりする作業が日々のごはん作りを面倒にするので、買ってきて下処理しておくと本当に気持ちが楽になりますよ。ブロッコリーは家族が多ければ2株くらい一気にゆでてもきっとペロリです。ぜひお試しください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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