老け見えしてない?メイク講師直伝「差が付くベースメイク」総まとめ
夏の疲れが出てくる時期。肌がくすんで「お疲れ顔」になっていませんか?
老けた印象になってしまう「お疲れ顔」を撃退するには、「ツヤ」が大事!
今回は、これまでARNEで紹介してきたメイク講師・shinaさんの記事から、時間をかけずに「ツヤ肌」を作るベースメイクの方法をご紹介。自己流でやってしまいがちだけど、仕上がりの美しさに差が出る下地の塗り方も詳しくお伝えします。
Index
メイクの下準備
乾燥した肌は老けた印象に繋がるため、ツヤ肌を作るにはまずメイク前のスキンケアでしっかりと保湿をすることが重要。化粧水はたっぷりとつけてください。
スキンケアに時間をかけられない場合は、シートパックがおすすめです。シートパック後の肌は水分量が高まり、ベースメイクのノリもアップしますよ!
下地の塗り方
頬
まずは、頬から塗っていきます。利き手と反対の手の甲にパール1粒分程度の下地を出しましょう(アイテムごとに記載のある推奨量を守りましょう)。少なすぎると乾燥や摩擦の原因となり、多すぎると化粧崩れの原因となってしまうため注意してください。
片側の頬の内側から外側に向かって3点置きし、中指と薬指の2本の指で外側に向かって伸ばします。
指先のみの“点”で伸ばすのではなく、指先から第2関節くらいまでの“面”で伸ばすと、肌への負担が少なくなり、仕上がりもきれいになりますよ。
反対側の頬も同様に塗りましょう。
額
額は皮脂が出やすいので、頬よりも少ない量の下地を手の甲に出します。
額の中央とその左右に3点置きし、頬と同様に、中指と薬指を使って額全体へ伸ばしましょう。
髪の毛の生え際との境目が目立たないように、生え際付近は指の腹でぼかして馴染ませます。
鼻
頬や額とは異なり、鼻は面積が狭いため中指1本で塗りましょう。額と同じく皮脂が出やすく化粧崩れしやすい部分なので、下地の量は少なめでOKです。
中指を鼻筋にスライドさせたあと、小鼻を外側に向かって塗っていきます。
小鼻の付け根部分は塗りムラが生じやすいので、指をしっかりとフィットさせるように塗って肌に馴染ませましょう。
あご
そのあとは、あごの中央に化粧下地を置き、中指を使ってあご先や口まわりに満遍なく広げます。口まわりはファンデーションがよれやすい部分なので、塗る量は少なめに。また、特によれやすい鼻下はごく少量にしましょう。
目元
皮膚が薄い目元は、まぶたの中央に下地を少量置き、中指でやさしくホール全体に広げていきます。眉毛や目の際も忘れずに塗りましょう。目元のベースメイクが整うことで、アイシャドウやアイブロウがきれいに発色しますよ。
仕上げ
下地を顔全体に塗り終えたら、頬や額を手のひらで押さえ、スポンジを使ってフェイスラインにトントンと軽く叩き込みます。こうすると、下地を塗った部分と塗っていない部分の境目をぼかすことができます。
スポンジは、吸収力のあるウレタン製がおすすめです。ベースメイクが均一に仕上がりやすくなり、下地の密着度を高めてくれますよ。
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アイテム選びにも注意
ツヤ肌のためのベースメイクで大切なことはアイテム選びです。保湿力が高く、仕上がりがツヤタイプのアイテムを使用しましょう。
クッションファンデーション
リキッドファンデーションやクリームファンデーションでもツヤ肌は作れますが、特に、時短で塗れるクッションファンデーションがおすすめ。ただ、マットな仕上がりやカバー力の高いタイプが多く、厚塗り感が出やすいため、選ぶときは注意を。
ファンデをパフにとって、頬からトントンと円を描くようにきれいにのせていきます。
そのまま、よれやすい鼻や顎まわりを余ったファンデで塗り、再度パフにファンデを軽くつけ、額は真ん中から外側方向へ、目のまわりもやさしく塗り、仕上げに顔まわり全体を外側に向けてトントン。
透明感が失われないよう、薄く塗ることを心がけてください。
コンシーラー
シミやニキビなど肌トラブルをカバーしたい場合は、コンシーラーが便利です。肌の透明感を残しながらカバーできますよ!
フェイスパウダー
顔全体が光ってしまうとツヤではなくテカリに見えるため、フェイスパウダーをのせることも忘れずに。特に額や鼻は皮脂が出やすい部分なので、しっかりのせて皮脂を抑えましょう。ブラシを使うとふんわりと透明感のある仕上がりになります。
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ハイライトの入れ方
ツヤ肌を演出するために“ハイライト”は欠かせません。
もし色選びに迷ったときは、白すぎると肌から浮きやすいので、肌馴染みが良い少しベージュがかった色がおすすめです。
濡れ感のあるツヤを出したい場合はバームやクリームタイプも良いですが、ハイライト初心者にはパウダータイプが扱いやすいですよ。
必ず塗ってほしい部分は目元。目元が明るいと顔全体がパッと明るくなり、元気な印象を与えることができます。Cゾーンと呼ばれる眉下から目尻の下と、目頭横のくぼみに入れましょう。
一方、鼻には注意が必要です。鼻筋全体に入れるとのっぺりとした印象を与えかねないため、鼻の低い部分と鼻先のみに入れましょう。立体感を演出できますよ。
最後に、唇の山部分に少量つけましょう。
ぷっくりとした唇を演出することができ、のっぺりしやすい部分を改善する効果もありますよ。
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「ツヤ」を味方に付ければ、一気に元気な印象に。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/shina
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