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ベースメイク

意外と知らない? メイク講師が教える「ナチュラルなベースメイクの作り方」

2023.05.11

こんにちは。メイク講師のshinaです。私自身、30代で2人の子どもを育てていることから、Instagramではアラサー女子やママのための垢抜けメイクも発信しています。

つい自己流の塗り方でやってしまいがちな化粧下地。

適当に塗ると顔全体が厚塗りになり、よれやすく、のっぺりとした仕上がりになってしまうことも……。

そこで今回は、自然な立体感が出るベースメイクの作り方をご紹介します。肌に下地を馴染ませるため、指の使い方がポイントになりますので、ぜひ注目してくださいね。

1:頬

まずは頬から。化粧下地を利き手と反対の手の甲に出します。

使用量の目安はパール1粒分程度(アイテムごとに記載のある推奨量を守りましょう)。少なすぎると乾燥や摩擦の原因となり、多すぎると化粧崩れの原因となってしまうため注意してください。

手の甲に出した下地を指に取り、片側の頬の内側から外側に向かって3点置きします。

頬

画像:shina

このとき、中指と薬指の2本使いがおすすめです。

人差し指を使う人も多いかと思いますが、頬のように面積が広い部分に塗る場合は、力が入りすぎて肌に摩擦が生じてしまう恐れがあるため、あえて力が入りにくい中指と薬指を使用しましょう。

3点置きができたらこの2本の指で、外側に向かって伸ばします。

指先のみの「点」で下地を伸ばすのではなく、指先から第2関節くらいまでを使用して「面」で伸ばすと、肌への負担が少なく、仕上がりも美しくなります。

頬

画像:shina

片側の頬に下地が塗れたら、反対側の頬も同様に塗っていきましょう。

2:額

続いて額を塗りましょう。皮脂が出やすい部分のため、頬に塗る量よりも少なめに手の甲に出します。

額の中央とその左右に3点置きし、頬と同じく中指と薬指の2本使いで、額全体へと伸ばしていきます。

額

画像:shina

髪の毛の生え際との境目がくっきりと出てしまわないよう、生え際付近は指の腹で馴染ませながら、ぼかしてくださいね。

3:鼻

頬や額の面積が広い部分には2本指の使用がおすすめですが、面積が狭い部分である鼻を塗るときは、中指1本のみを使用しましょう。

額と同様に皮脂が出やすく化粧崩れしやすい部分のため、塗る量は少なめに。まずは中指に下地を付けて、鼻筋にスライドさせます。

そのあと、小鼻を外側に向かって塗っていきます。

額

画像:shina

小鼻の付け根部分は塗りムラが生じやすいので、指をしっかりとフィットさせるように塗ると、肌によく馴染みますよ。

4:あご

続いて、あごと口まわり。顎の中央に化粧下地を置いたらあご先や口周りに中指で満遍なく広げていきます。

口周りは顔の中でもよく動く部分でファンデーションがよれやすいため、塗る量は少なめにしましょう。

特によれやすい鼻下はごく少量、もしくは、鼻やあごに塗って残った下地を付けても良いですよ。

5:目元

目元は皮膚が薄く摩擦が生じやすい部分のため、まぶたの中央に化粧下地を少量置いたら、中指でアイホール全体へやさしく塗っていきます。

眉毛や目の際も忘れずに塗りましょう。目元のベースメイクが整うと、アイブロウやアイシャドウがきれいに発色して、華やかさもアップしますよ。

6:仕上げ

顔全体に塗れたら、頬や額を手のひらで押さえ、最後にフェイスラインにスポンジをトントンと軽く叩き込んで、下地を塗った部分と塗っていない部分の境目をぼかしましょう。

仕上げ

画像:shina

このとき、吸収力のあるウレタンスポンジを使用すると、ベースメイクが均一に仕上がりやすく、下地の密着度を高めてくれるのでおすすめです。

ベースメイクの塗り方次第でメイクもちも顔の立体感も変わってきます。ご自身に合った下地の量で、ぜひナチュラルなベースメイクに仕上げてみてくださいね。(文/shina)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/shina

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