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中願寺あゆみ しょうがレシピ

新しょうがの旨味が爆発!簡単なのにご馳走見え「炊き込みご飯」&「おつまみサラダ」レシピ

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

先日、立派な新しょうがをたくさんいただきました。作られた方は、現役時代からちょっと田舎のほうに茅葺屋根の家(当初は本当にボロッボロの空き家)を購入し、週末に通いながら少しずつ家の修繕をしたり畑で野菜を作ったり……という生活を送られていました。セミリタイアをした今は野菜作りもお手のもので、こうして私のところへもおすそ分けいただくのです。ありがたや~。

さて、今回はその新しょうがを使ってお料理していきますよ! スーパーにも出回っていますので、新しょうが特有のさわやかな辛み、楽しんでくださいね。

1:新しょうがの時期に一度は作りたい「新しょうがと鯛の炊き込みご飯」

夏場に買ったお米、残っていませんか? 新米が出回る前のお米は、水分が少なくなっていて、だしをよく吸ってくれます。新米を買う前にぜひ、炊き込みご飯にしてみてはいかがでしょうか。

新しょうが鯛めし

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
米・・・2合
新しょうが・・・40g
真鯛(小)・・・1尾(200g程度)
白ごま・・・適量
青ねぎ(小口切り)・・・適量
塩・・・適量
A水・・・340ml
Aだし昆布・・・5cm×5cm1枚
A酒・・・大さじ2
A薄口醤油・・・大さじ2
柑橘(カボス、すだちなど)・・・適量(あれば)

<作り方>

(1)お米を洗ってざるにあげて30分~1時間、浸水する。その間に鯛に塩を振ってしばらく置き、出てきた水分をペーパーでふき取る。新しょうがは表面の汚れをきれいに洗い、千切りにする。

(2)鯛を魚焼きグリルで焼く。

(3)炊飯器の内釜に米、新しょうが、Aを加えて、上に(2)をのせて普通モードで炊飯する。※鍋の場合は、水、酒、薄口醤油あわせて400mlで炊いてください。

(4)炊きあがったら昆布を取り除いて、鯛の骨を外し、身をほぐしながら白ごまも加え、全体を混ぜ合わせる。

(5)お茶碗に盛り、青ねぎを散らす。柑橘があれば添える。

鯛めし

画像:中願寺あゆみ

新しょうがは表面の汚れが取れにくい場合は、たわしでこすったり、スプーンでこそぐのも◎。また、今回は小さめの鯛一尾を使いましたが、切り身でももちろんOK。先にグリルで焼くことで、生臭さを軽減させ、香ばしさをプラスします。

2:しょうがの風味でさっぱり「蒸し鶏と新しょうがのねぎソース和え」

程よい辛みが口の中に広がって、おつまみ、箸休めにもピッタリ! みずみずしい新しょうがを、たっぷり楽しめる大人味のサラダです。

蒸し鶏と新しょうが

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
蒸し鶏(胸肉)・・・100g
新しょうが・・・40g
白ねぎ・・・1/2本
大葉・・・3枚
A酢・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1/4
A塩・・・小さじ1/2
ごま油・・・大さじ1
サラダ油・・・大さじ1

<作り方>

(1)蒸し鶏をほぐす。新しょうがは極細の千切りにし(スライサーがおすすめ)、5分ほど水にさらす。大葉も千切りにして、水にさらす。

(2)白ねぎはみじん切りにして、Aと一緒に耐熱容器に入れる。

(3)新しょうがの水気をしっかりと切り、蒸し鶏と一緒にボウルに入れ、和える。

(4)小鍋にごま油とサラダ油を入れ、火にかける。アツアツになったら(2)にジューっと回し入れて、混ぜ合わせる。

(5)(3)に(4)を加えて混ぜ合わせる。器に盛り、水気を切った大葉を添える。

しょうがは針しょうがくらいの細さがベスト!

蒸し鶏の作り方は、過去の記事で紹介しているので、参考にしてください(記事はこちら)。

色白でさわやかな香りとみずみずしさがある旬の新しょうが。ぜひお楽しみくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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