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ダイエットの味方! ほったらかしで超簡単“しっとり美味しい”「鶏むね肉」レシピ

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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。

家計の救世主、そしてダイエットの強い味方の“鶏むね肉”。だけど、ぱさぱさで味気なくて苦手という方も……。

そこで今回は、私がいつも作っている「しっとり蒸し鶏」と、それを使った台湾の「人気屋台飯」のレシピをご紹介します。

低温調理器も必要なくて簡単! 薄味なのでいろんなものに活用できますよ。

1:鍋とポリ袋で低温調理「“超”しっとり蒸し鶏」

ぜひ一度試してほしい、この方法! 薄味でしっとりの蒸し鶏がほったらかしで出来上がりますよ。

蒸し鶏

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1枚分)
鶏むね肉・・・1枚(300g前後)
A水・・・50ml
A塩・・・2g
A砂糖・・・3g

〈作り方〉

(1)Aを混ぜて溶かし、厚手のポリ袋(加熱調理対応のもの)に入れ、皮を除いた鶏むね肉も入れたら空気を抜いて袋を縛る。

※鶏肉が冷蔵庫から出したばかりであれば、常温になるまで30分程度そのまま放置する。

(2)厚手のふたが閉まる鍋にお湯を沸かす(分量外、1.5リットル程度)。沸騰したら火を止め(1)を入れ、ふたを閉めてそのままお湯が冷めるまで1時間以上放置し、余熱でゆっくり火を通していく。

(3)出来上がったら汁ごと保管する。

今回は、ストウブの20cmの鍋を使用しました。保温性の高い鍋を使ってじっくりと余熱で火を通すのがポイントです。鋳物の鍋がない方は土鍋でもOK。同じように作り、火を止めたあとにタオルで土鍋をくるむと保温性が高まります。

また、むね肉は300gを超える大きなものの場合は火の通りが難しいので、なるべく300g程度のものを使用しましょう。また、複数枚を一緒に作る場合は同じポリ袋に入れずに、それぞれ別の袋に入れて作ってくださいね。

簡単なのに、本当にしっとりした蒸し鶏に仕上がります。活用方法もいろいろ! そのままスライスしたり、割いてサラダにしたり、スープやラーメンにプラスしたりと、あれば安心のストックです。4日程度保存でき、ダイエット食材としても大活躍!

除いた鶏皮は、ゆでてポン酢でお召し上がりください。

2:しっとり蒸し鶏を使った台湾の人気屋台飯「鶏肉(ジーロー)飯」

台湾はその規模の大小はあるものの至る所に夜市があって、B級グルメを求める人々であふれかえり、毎日が日本の縁日のような活気のある場所でした。今は少しずつですが、にぎわいが戻ってきているようです。

そんな夜市で、「魯肉(ルーロー)飯」と人気を二分する「鶏肉(ジーロー)飯」。見た目の派手さはないものの、しみじみおいしい台湾の人々のソウルフードです。

先ほどご紹介したしっとり蒸し鶏さえあればタレを作るだけですぐに食べられる、簡単レシピをご紹介します。

鶏肉飯

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
蒸し鶏・・・150g
白ネギ・・・10cm
サラダ油・・・大さじ1と1/2
Aしょうゆ・・・大さじ1/2
A砂糖・・・大さじ1/2
A鶏の蒸し汁・・・大さじ2
白ご飯・・・2膳
お好みの青菜(ゆで)・・・少々

〈作り方〉

(1)蒸し鶏は手で細かく裂く。

(2)白ネギは薄く輪切りにして、小鍋でサラダ油と一緒にじっくり熱して油にネギの香りを移す。

(3)火を止めた(2)にAを加えて混ぜ合わせ、再度弱火にかけて少し煮詰める。

※油が高温になっているので、跳ねたりしないように注意しながらAを加えてくださいね。

(4)器にご飯と鶏肉を盛り(3)をかける。お好みでゆでた青菜を添える(写真は小松菜)。

しっとりした鶏肉と甘辛のタレがベストマッチ! 多めの油で揚げ焼きにした目玉焼きをのせて、崩しながら半熟の黄身を絡めて食べるのもいいですね。

旅に行けない今ですが、台湾ご飯でちょっぴり旅気分を味わってみてくださいね。

台北

画像:中願寺あゆみ(麺細を食べる台北の朝)

それにしても、おいしいものたくさん、人も親切で心地のいい台湾に早く行けますように。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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