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中願寺あゆみ 塩麹肉じゃが

本当においしくなる! “漬けるだけで旨みUP”柔らかジューシー「塩麴&豚肉」黄金コンビレシピ2品

みなさんこんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

ここのところ、にわかにマイブームが到来している「塩麹」。いい麹が手に入ったので自分で作りました。

材料は「塩」と「米麹」と「水」だけの安心調味料。お塩にこだわってお気に入りのものを使えば、「マイ調味料」感がさらにアップする気がします。

今回は、塩麹を使って、豚肉のおいしさをさらに引き出したレシピをご紹介します。

1:漬け込んで蒸すだけ!しっとり柔らかな「塩麹豚」

漬け込んで蒸すだけだから、失敗知らず! アツアツはもちろん、冷やしてハムのようにして食べても◎。

蒸し豚

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい量)
豚バラブロック(肩ロースでも可)・・・500g
塩麹・・・50g

<作り方>

(1)豚肩ロースにフォークで数か所穴をあけ、チャック式保存袋に塩麹を一緒に入れて揉み込む。

(2)空気をしっかりと抜いて冷蔵庫へ。そのまま1~2日漬け込む。

(3)表面についた塩麴を手で拭い、蒸し器(せいろ)などで30分程度蒸す。

蒸したてはプリンっとしていて、とってもジューシー。お好みの野菜に巻いて、韓国料理のポッサムのように食べるのも◎。人が集まるときにも、おもてなし感もあっていいですよね。

市販の韓国冷麺のトッピングに使うのもおすすめ。キムチにゆで卵に、細切りにしたたっぷりのきゅうり(おすすめ千切り器も紹介した記事はこちら)と一緒にトッピングすれば、立派な冷麺に。

冷麺

画像:中願寺あゆみ

今回は蒸しましたが、(2)の後でゆでたり、好きな厚さに切ってフライパンで焼くのもおすすめ。活用の幅が広いのも魅力です。

2:素材のおいしさ際立つ「塩麹の洋風肉じゃが」

塩麹でアップした豚肉の旨みを新じゃがが吸って、さらにおいしさ倍増! ミニトマトの甘みも加わって、やさしい洋風肉じゃがです。

塩こうじ肉じゃが

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
豚薄切り肉(こま切れ・豚バラ・肩ロースなどお好きなもの)・・・100g
新じゃがいも(小粒)・・・200g
たまねぎ・・・中1個
ミニトマト・・・10個
塩麹・・・大さじ1/2
にんにく(薄切り)・・・1カケ
A水・・・120ml
A酒・・・大さじ1
A醤油・・・小さじ1
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・小さじ2

<作り方>

(1)豚肉は食べやすい大きさに切り、塩麹をにんにくと一緒に揉み込み、15分程度漬け込む。じゃがいもはきれいに洗って、味が染み込むようにそれぞれフォークで5~8か所、真ん中まで刺す。大きい場合は半分に切る。たまねぎはくし切りにする。

(2)鍋にオリーブオイルをひき、漬け込んでいたにんにくを入れて、火にかける。香りがたったら中火で豚肉を炒める。

(3)肉の表面が白くなったらじゃがいもとたまねぎを加えて炒める。全体に油が回ったらAを加えて煮立てる。

(4)あくをすくい、へたを取ったミニトマトを加えふたをする。弱中火で20分程度煮込む。

(5)塩(分量外)で味をととのえ、火を消す。器に盛り、ブラックペッパーをふる。

新じゃがでない場合は、皮をむいてください。今回はメイクイーンを使いました。煮くずれしにくいですが、味が染み込みにくいので、フォークで刺す工程はぜひ。味が染みねっとりとした芋のおいしさが楽しめますよ。

たまねぎやトマトからも水分が出ますが、途中、鍋によっては水分が少なくなる場合もあるので、その場合は水を足しながら煮込んでください。

本当にお肉やお魚がおいしくなる「塩麹」。「麹」は健康面でもうれしい栄養素がたくさん詰まっています。ぜひ、活用してみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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