「アマムダコタン」秋の新メニューはジュワッと溶けて“摩訶不思議”な味わい!?【古後大輔の福岡パンライフ#43】
ぱんにちは〜! 今日もすてきな「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。
今回は人気店『アマムダコタン』の新しい秋味パンのご紹介です!
※本文中の価格はすべて税別
おいしい秋、見〜つけた!人気店「アマムダコタン」の名物に“秋味”が新登場(福岡市中央区)
味覚の秋、食欲の秋、収穫の秋。食いしん坊には居ても立ってもいられない!
そんな年に一度のおいしい季節が、まちのベーカリーにもようやく到来。
そんな季節の変わりめをいつも実感させてくれるのが、六本松にある『アマムダコタン』の陳列棚。
野菜や果物はもちろんのこと、魚介に、お肉と、秋らしい食材を斬新かつ大胆に調理した、秋味の新作パンが日々生まれています。
秋のフルーツ、イチジクがゴロっと入ったマリトッツォ
そんな数ある秋味の中から、今回紹介したいのがこちら。
『八女産イチジクのマリトッツォ』(580円)。
この「マリトッツォ」は、ブリオッシュ生地にクリームがたっぷり挟まったイタリア・ローマの定番郷土菓子で、毎日14時頃に登場する『アマムダコタン』の名物のひとつ。
『アマムダコタン』では季節ごとのフルーツをのせて出しているんですが、その大胆なカット、普通じゃないボリューム、斬新な味付けには、いつもびっくり!
今回のイチジクもご覧ください!
丁寧に薄く皮を剥き、半分にカットされたトロンとしたやさしい甘みの八女産イチジクが、豪華に2玉分もサンドされています。というか、埋め込まれていますね(笑)。
見事なのは、そのイチジクのおいしさを引き立てるための味付け。
ブリオッシュ生地はいわずもがなのしっとり、ジュワッと、口にした瞬間から噛まずに溶けていく、メルティー食感。
「ちょっと重たいかな!?」と思わせるクリームの味わいは、その大ボリュームな見た目とは裏腹に、さっぱりとしていて、滑らか、さわやかな上品系。
後からほ〜んのりとした甘みが追っかけてくる、そんなやさしい味わい。
なんでも、その生クリームには少量のオリーブオイルが加えられていて、仕上げにクリスタルソルトをイチジクの果肉にパラパラと振りかけることで、あえて、これまで味わったことがない摩訶不思議な味わいにしているのだとか。
おすすめの食べ方は、半分にカットして、大胆にかぶりつく、わんぱくスタイルで!
でも、その味わいは、上品なデザートを食べているようでもあり、ちょっとしたコースの一品料理を食べているような感覚も味わえる。
イチジク本来の甘みを際立たせた上に、独特のエグ味をコクに変化させたような、なんとも驚きのマリトッツォに仕上がっていました。
姉妹店「アマムダコタンカフェ」で楽しめるフレンチトースト
姉妹店のカフェでは『イチジクの生フレンチトースト』(1250円)が新登場!
こちらもマリトッツォ同様に季節ごとに具材が変わる名物メニュー。ぜひ、お試しあれ!
そういえば、例の秋刀魚のコンフィを使ったパンもそろそろ登場する頃かな……今年は高値がついているって聞くから、お目にかかれないかな……今回のパンライフ取材の道すがらも、どんどん膨らんでいく妄想に、ズ〜ットお腹は鳴りっぱなし(笑)。
そう、これも小さな秋の美味しさのひとつ。
みなさんも、ぜひいろいろなベーカリーの小さな秋を見つけに、パンの夢を見ながら、勝手にGo To Bakery キャンペーン! 食いしん坊な「秋のパン旅」をお楽しみください。
追伸:たくさんの要望に応えるべく、なんとこれまで定休日だった水曜も営業日に! さらには加水率130%超えのプルンプルン食感の『バナティー パウンドブレッド』なる新メニューが近日登場とのこと。これはまたパン旅せねば!食べねば!です。(文/古後大輔)
〈店舗情報〉
amam dacotan(アマムダコタン)
住所:福岡市中央区六本松3-7-6
詳細はamam dacotanへ
【参考・画像】
※古後大輔
※シティ情報ふくおか
※amam dacotan
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