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中願寺あゆみ 副菜レシピ

簡単なのに見栄えも◎! “ホームパーティーにもおすすめ”おしゃれな副菜レシピ2品

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

春は出会いと別れの季節。そしてお花見や、GWなど何かと集まることが増える季節でもありますよね。

私も自宅に友人を呼んだりすることが多いのですが、「なに作ったら喜ぶかな~?」とかなり迷います。

「これとこれは、味がかぶるな?」とか、「この前はあれ作ったよな?」などなど……。

そんなときは、メイン料理をガツンと決めて、そのあとは野菜たっぷりの副菜やサラダなどで脇を固めていく、そんな感じで考えています。

今回は、私の友人にも好評な箸休め、お口直し的なさっぱり系副菜をご紹介します。

1:にんじん嫌いが食べられた!「にんじんのポリポリみそマリネ」

ポリポリ、パリパリとした食感がクセになる、にんじんのみそ漬け。ホームパーティーの箸休めや、普段の晩酌のおともに、お弁当の隙間にと、あると便利な副菜です。

人参ポリポリ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい量)
にんじん・・・1本
Aみそ・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ1
A砂糖・・・大さじ1
A酢・・・大さじ1
黒ごま油・・・大さじ1/2
ブラックペッパー・・・適量

<作り方>

(1)にんじんは皮をピーラーでむき(皮が気にならない方はそのままで◎)、3mm程度の厚さに輪切りにする。

(2)ポリ袋に(1)とAを入れてもみこみ、袋を縛り常温で30分置く。※すぐに食べない場合は冷蔵庫で保存。

(3)食べるときは、上からブラックペッパーとマリネ液と黒ごま油を回しかける。

にんじんが食べられなかった友人が、これがきっかけで食べられるようになりました。冷蔵庫で5日程度大丈夫なので、事前に作っておくこともできますよ。

2:おいしいトマトに出会ったらぜひ!「ミニトマトと花椒のマリネ」

この前、糸島で農道を歩いていたら、無人販売所が。そこで買ったミニトマトが甘くて、でも少しトマト特有の青臭い感じもあってすごくおいしかったので、シンプルなマリネにしました。

あわせたのは、しびれるような辛さと爽やかな香りが特徴の「花椒」。四川料理には欠かせないですよね。ミカン科サンショウ属の植物なので、辛みの中にも柑橘系の爽やかさもあります。甘いトマトと、ビネガーの酸味に花椒のピリッと感がめちゃくちゃ合いますよ~。

ミニトマトマリネ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
ミニトマト・・・10~15個
サラミ(なければカルパスでも可)・・・30g
A白ワインビネガー・・・大さじ1
A塩・・・少々
Aブラックペッパー・・・少々
Aオリーブオイル・・・大さじ1
花椒(あらびき)・・・適量

<作り方>

(1)ミニトマトはきれいに洗い、へたを取って横半分に切る。サラミは向こうがすけるくらいの薄さに切る。

(2)(1)をボウルに入れ、Aを順番に加えその都度マリネする。

(3)皿に盛り、上から花椒をパラパラとまんべんなく散らす。

シンプルなレシピなので、材料は少し奮発していいものを使うと◎。花椒のホールは、ミルで引いたり包丁などで細かく刻んで使ってください。オリーブオイルは冷蔵庫で固まるので、ホームパーティーの際は、材料だけ切って準備しておいて、食べる前にさっとマリネしてテーブルへどうぞ。にしても、このミニトマトおいしかったな~。

コロナ禍も落ち着いて、人の交流が活発になってきた今日この頃。ぜひ、皆さんが集まるステキな時間に、レシピを活用してくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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