水煮で簡単たけのこレシピ! “おかわりが止まらない”もっちもち「おこわ風炊き込みご飯」
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
この季節に一度は食べておきたい食材といえば「たけのこ」ではないですか?
たけのこは、味にクセがなく、煮る・焼く・揚げるなどはもちろん、お味噌汁の具材にしたりと意外と使える食材です。
ただ、生のたけのこを買ってあく抜きして……を考えるとちょっと面倒、ってな感じで敬遠している方も多いのでは?
そんなときは、誰かがあく抜きしてくれたものを買えばいいのです!
1:シンプルに旬の味を!おこわ風モチモチ「たけのこご飯」
お正月のもち米が微妙に残っていたので、おこわ風のモチモチ炊き込みご飯にしました。具はたくさん入れてもおいしいですが、今回はシンプルに。
もち米がなかったら、もちろん普通のお米でも大丈夫な味付けです!
【材料】(2~3人分)
たけのこ水煮・・・120~150g
鶏もも肉・・・100g
うるち米・・・1合
もち米・・・1合
三つ葉(あれば)・・・少々
Aだし汁(かつお)・・350ml
A薄口しょうゆ・・・大さじ1.5
A酒・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ1
A塩・・・ふたつまみ
<作り方>
(1)米ともち米は洗って30分~1時間浸水する。たけのこは穂先のほうはくし切りに、ほかの部分は食べやすい大きさに切る。鶏もも肉も食べやすい大きさに切る。
(2)浸水したお米をざるでしっかりと水を切り、炊飯器へ。2合の線まで水(分量外)を入れ(鍋で炊く場合は、1合あたり200ml)、Aを加えさっと混ぜて、上に鶏肉とたけのこをのせてならす。
(3)炊き込みご飯の設定で炊飯する。
(4)炊きあがったら、具とごはんを混ぜ合わせる。器に盛り、ざく切りにした三つ葉を添える。
真空パックで販売されているたけのこの中には、少し酸っぱいにおいと味がするものがあります。これは悪くなっているというわけではなく保存料の関係でそうなっているようなので、5分程度再度ゆで、水にとって酸味をとってみてください。
旬の時期は、八百屋さんなどで処理してくれたものも販売していますので、そういったものを頼るのも◎。
私は、ここ数年は山口県下関のたけのこ農家『やまもとたけのこ』のものをお取り寄せしています。ここの生たけのこを食べて、たけのこの概念、変わりました! が、今回は処理してもらった水煮タイプを購入しました。
これまた美味。気になった方はぜひ。
2:炊き込みご飯の副菜に困ったときはコレ!「仙台麩の酢の物」
仕事柄、めずらしい食材に出会うことも多いですが、以前お土産でいただいた「仙台麩」。皆さんご存じですか?
練って作り出したグルテンが材料になっていて、棒状に成形して油で揚げて作られているそうなんですが、沖縄や新潟の車麩とまた違ったおいしさと肉っぽさもあって、はまっています。ちょっとフランスパンのような、ラスクのような……そんな感じです。
九州ではなかなか普通に見かけるものではなかったのですが、デパ地下などには探せばありました。ちなみに、私が愛用しているのはこちら。
仙台麩の油っ気が、酢の物にすると良い存在感になって食べ応えあり。
炊き込みご飯の副菜にもピッタリですよ。
【材料】(2~3人分)
仙台麩・・・1本(12センチ程度)
生わかめ(乾燥でも可)・・・50g
きゅうり・・1/2本
ちくわ・・・1本
A酢・・・大さじ3
A砂糖・・・大さじ1.5
A白だし・・・大さじ1/2
A水・・・大さじ3
<作り方>
(1)仙台麩は乾燥したまま食べやすい大きさに切って、袋の表示通りに戻す。きゅうりは薄く輪切りにして、塩もみをし(塩は分量外、ふたつまみ程度)、10分ほど置いて水気をしっかり絞る。ちくわは輪切りにする。わかめはさっとゆでて水でよく洗い、食べやすい大きさに切っておく。
(2)ボウルにAをしっかりと混ぜ合わせ、(1)を加えて和える。
酢の物、私はちょっとすっぱめが好きなので、砂糖の加減はお好みでどうぞ。乾燥わかめを使う場合は、3g程度を水に戻したものを使用してください。
たけのこが旬のこの時期に、ぜひ味わってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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