地元民も観光客も1度は食べてほしい!行列ができる人気店「元祖博多めんたい重」(福岡市中央区西中洲)
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こんにちは。福岡のおいしいお店を紹介するブログ『よりみちの福岡紹介』を運営している、よりみちです。
実は、日本初の「明太子料理専門店」が博多にあるのをご存知でしょうか。
お店の定番人気はじっくり漬け込んだ自家製の昆布巻き明太子を、お重のご飯の上にのせた『めんたい重』。特製だれをかけて食べる逸品です。
地元の方はもちろん、観光客にも絶大な人気を誇る『めんたい重』の魅力をご紹介します。
日本中からファンが押し寄せる!芸能人御用達の「元祖博多めんたい重(福岡市中央区西中洲)
今回ご紹介する『元祖博多めんたい重』は、天神エリアと中洲エリアのちょうど中間あたりの西中洲にあります。
3階建てのおしゃれでモダンな建物は、街中でも一際目立ってました。
営業時間は7時~20時なので、出張で来て昼に帰る方も朝にふらっと立ち寄れますね。
私が訪れたのは日曜日の15時頃。ランチというには遅い時間帯でしたが、店内は満席で、待っているお客さんも多かったです。
ランチタイムには行列ができることも多いようですが、テイクアウトできる「お弁当」は並ばなくても購入できるので、急いでいる方にもオススメです。
ご覧の通り、キャリーバックを預けて食事している旅行客の利用も多いようです。
まず入り口から入ると、スタッフの方からテイクアウトか店内での食事かを確認されますので、希望のほうを伝えましょう。
店内には、オープンしたときから現在まで訪れた有名人のサインがたくさん並んでいます。このサインの数を見ればお店の人気ぶりが一目で分かりますね。
食事の準備ができたら2階へ案内されました。
高級感漂う大人の雰囲気で緊張しますね。
席数は、カウンターや個室も合わせて1階が42席、2階が70席で合計112席あります。
お昼は予約出来ませんが17時以降は予約も可能だそう。旅行などでゆっくりとしたディナーを考えている方は、予約をしてから向かいましょう。
明太子と相性の良いワインや九州の地酒なども揃っていますよ。
それではメニューを見ていきましょうか
単品の『めんたい重』のほか、お得なセットや、一品メニュー、デザートなども揃っています。
今回は、単品メニューの『めんたい重』(1,848円)を注文してみました。
明太子一本に白ご飯でこの価格は、少し高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これだけたくさんの方から支持されるのであれば、きっとおいしいんでしょうね。
辛さの異なる4種類の「特製だれ」があり、「基本」「小旨辛」「中旨辛」「大旨辛」から一つ選びます。
こちらの4種のタレは、ただ唐辛子の量を変えているだけでなく、唐辛子の種類や挽き方も変えているというこだわり。見た目もそれぞれ違います。
スタッフ曰く、初めてなら「基本」か「小旨辛」がおすすめとのことなので、今回は「小旨辛」にしました。
ちなみに、「大旨辛」は、辛さに強い韓国の方も「辛かった」と言うほどの辛さだそうです! 辛いのが得意な方はチャレンジしてみてください。
こちらのお店、食べ方までこだわってます。
分かりやすくスタッフの方も親切に教えてくださるので、最後の一口まで楽しめそうですね。
こちらが「めんたい重」です
テーブルに着いてしばらくすると、高級感漂うお重がやってきました。
あえてこの蓋付きで持って来られる演出は、期待値が上がりますね。
ドキドキしながら開ける、この瞬間がたまりません。
ゆっくりと姿を現す明太子。市販の安いものとの違いは、果たして分かるんでしょうか。
こんな高級明太子を食べたことがないので、期待と不安が入り混じりますね。
ご飯の上にのったたっぷりの海苔と、真ん中にどんと鎮座した明太子。
薄い昆布で巻かれた自家製の明太子は、全てお店の3階にある製造所で作っているそうです。
太さは、よく見るような一般的なものより、若干太く感じました。
薄く巻かれた昆布が、より高級感を演出していますね。
まず、明太子だけを食べてみます。
どんな味がするんだろうとドキドキしましたが、まず何よりも粒感に驚きます。
明太子ってねっとりというか、そこまでつぶつぶを感じることがないんですが、これはまず、一粒がしっかりプチプチして食感が楽しい。
辛さはほとんど感じないほど、やさしい辛味でした。
下に敷いてある味付き海苔が、またいいアクセントになっています。
一緒に食べると磯の香りも楽しめるので、香りがよりふわっと引き立ちます。
ご飯は少しだけかために炊いてあるので、これがめんたい重の魅力をますます引き立てていますね。
しっかりご飯粒を楽しみながら食事ができます。
これは確かに、間違いなく誰が食べてもおいしいはず。
少し価格はお高めではあるので頻繁には来れませんが、天神や中洲へ来たなら食事をする際の候補になる気持ちは分かります。
そして、ずっと気になってた辛味のタレ。
今回は「小旨辛」のタレですが、どれくらい辛いのでしょうか。
タレだけ舐めてみましたが、ピリッと辛味を感じるほどでちょうどいい辛さですね。
明太子にかけて食べれば程よい辛味で食べられそうです。
タレは少しとろみがあるのでしっかり絡みます。
全部かけても最後まで食べられるほどの辛味なので、使っちゃいましょうか。
食べ進めていくと、少し辛味が口に溜まって耐えられなくなるかもしれません。
そこで途中の味変に欠かせないのが『温泉たまご』です。
これがまた、しっかりプルプルの程よい半熟加減なんですね。
通常は198円ですが、お店のテーブルにあるアプリを登録すると無料でもらえるので、情報を知るためにも待ってる間にダウンロードしてもらっちゃいましょう。
私は最後の一口に添えてみました。
濃厚な温玉のやさしい味わいに、めんたいの風味とこだわりの詰まったタレの絶妙な絡み合いが本当に最高。
いやはや、こんな満足度の高いお重は久しぶりに食べましたね。
お店を出たあとの帰り道、家に帰り着くまで、ずっと余韻が残っていました。
おいしい料理って本当にジーンと、なんというかおいしかったなぁって感動が残るんですね。
価格は少し張りますが、ぜひ一度は食べてみてほしい逸品でした。(文/よりみち)
<店舗情報>
■元祖博多めんたい重
住所:福岡市中央区西中洲6-15
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/よりみち
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