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<中央区薬院>「ザ・ルーツ」火曜ベーグルの日へ【古後大輔のふくおかパンライフ#8】

2020.02.10

ぱんにちは〜!
今日も素敵な「ふくおかパンライフ」をテーマに福岡の最旬パンニュースをお届けしていきます!

味と心がおいしく行き交う、週イチ・ベーグルマーケット。

画像:古後大輔

開店4年目を迎えた薬院『The ROOTS』。

オーナーシェフ・三浦寛史さんは、ひとたび店に入れば、パンづくりをしながらでも、店内をちょこちょこと覗き見しながら、来店の度に明るく、大きな声で「いらっしゃいませ〜!」という元気一杯の挨拶を欠かさない。

さらに、作業の隙さえあれば、顔なじみであろうとなかろうと「世間話」というコミュニケーションを欠かさない。

そのスタイルを例えるなら、昔ながらの商店街に必ず一軒はあった地域の名物的な八百屋や魚屋の大将といった感じだ。

画像:古後大輔

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画像:古後大輔

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画像:古後大輔

パンの美味しさだけじゃない、健やかさ、優しさ、面白さ……モノの売り買い以上のものを届けたい!と常に頭をフル回転させて、自らも楽しめる店づくりを自然体でやってのけている。

そんな姿勢が一番光っているのが、開店当初から続けている「火曜ベーグルの日」だ。

画像:古後大輔

普段は個性あるハード系がこれでもかと並ぶ店の陳列棚が、毎週火曜日だけは、ベーグルのみ(一部フォカッチャ)になるという特別な曜日だ。

画像:古後大輔

画像:古後大輔

三浦シェフのベーグルとフォカッチャの引き出しは数かぎりない。
仕入れ次第でベーグルの日は約20〜30種が並ぶ。

画像:古後大輔

画像:古後大輔

画像:古後大輔

画像:古後大輔

画像:古後大輔

こちらの『鯖ボテグラタン』はサバとジャガイモのペーストを上にのせ、チーズかけて焼き上げた一品。

画像:古後大輔

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『ナスとボロネーゼベーグル』のカリッ!ジュワッ!の食感と濃厚な旨みはまるで立派な料理を食べているかのごとき満足感!

画像:古後大輔

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(写真上段左から)

鯖ボテグラタン:300円(税別)/ネギとベーコンチーズのフォカッチャ:230円(税別)/ゆずとチョコのココアベーグル:210円(税別)

(下段左から)

抹茶とあずきとクランベリーベーグル:200円(税別)/あんこベーグル:190円(税別)/チーズトマトベーグル:230円(税別)

 

「お客さんもえらい喜んでくれるし、何より自分が気分転換になるき!正直、大変やけど、ほんとみなさんのおかげで頑張って続けられているって感じなんす。」
なんて、パンづくりをしながらいつもの熱いトークをしてくれる三浦シェフ。

画像:古後大輔

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いつもの「ザ・ルーツ」も十分に賑やかだが、この火曜ベーグルの日は、いつも以上に声が弾み、心が躍っているように感じられる三浦シェフの声がこだまして、店内はさながら競り市場のごとき活気に満ち溢れる。

画像:古後大輔

画像:古後大輔

人の心の温もりが、ベーグルを通して、行き交うベーグルマーケット。
ぜひまだの方はのぞいてみてください。(文/古後大輔)

画像:古後大輔

〈店舗情報〉

The ROOTS neighborhood bakery(ザ・ルーツ・ネイバーフッド・ベーカリー)

住所:福岡市中央区薬院4-18-7

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【画像・参考】

※古後大輔

※シティ情報ふくおか

 

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