
失敗しない!「炊き込みご飯」をおいしく作る3つのコツ&秋に食べたい簡単レシピ
こんにちは、料理家の中願寺あゆみです。
少しずつ秋の気配を感じるようになると、食べたくなるのが炊き込みご飯。炊いている間に部屋の中にふわっと広がる香りや、具材のうまみが染み込んだご飯は、秋の食卓の楽しみのひとつですよね。
でも、いざ作ってみると「べちゃっとしてしまった」「お米に芯が残ってしまった」なんてことも。
今回は、炊き込みご飯をおいしく作るための基本のコツと、これからの季節に楽しみたいレシピをご紹介します。
まずは押さえたい!炊き込みご飯をおいしく作る3つのコツ
1:お米は調味料を加える前に吸水させる
お米は洗ったあと、水に30分~1時間浸して十分に吸水させましょう。吸水が不十分だと、炊き上がりに芯が残ることも。吸水後はざるに上げて水気を切り、炊飯器の内釜に戻します。そのあと調味料を加えてください。

画像:中願寺あゆみ
2:調味料を先に入れて、水加減を調整する
醤油や酒などの調味料を入れてから、水やだしを目盛りまで加えます。水を目盛りまで入れたあとに調味料を足すと、水分が多くなり、べちゃっとした仕上がりに。水分の多い具材を使う場合は、レシピに合わせて水加減を調整してくださいね。

画像:中願寺あゆみ
3:具材は上にのせ、混ぜずに炊く
水と調味料を軽く混ぜてから、具材をお米の上に広げます。炊く前にお米と具材を混ぜ込むと、炊きムラの原因になることも。

画像:中願寺あゆみ
炊飯器の炊き込みご飯用の容量を守り、炊き上がったら底からふんわりとほぐしましょう。
基本のコツを押さえたら、さっそく秋の炊き込みご飯を作ってみましょう。
風味豊か!「焼き鯖ときのこの炊き込みご飯」
香ばしく焼いた鯖に、きのこのうまみとしょうがの爽やかな香りを合わせた炊き込みご飯。
塩鯖を使えば下味をつける手間もなく、風味豊かに仕上がります。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(3~4人分)
米・・・2合
塩鯖(甘塩・半身)・・・1枚(約150~200g)
きのこ(舞茸・しめじ・エノキ・しいたけなど)・・・100g
しょうが・・・1かけ(約15g)
小ネギ(小口切り)・・・少々
かぼすなどの柑橘(お好みで)・・・少々
A酒・・・大さじ2
Aみりん・・・大さじ1
A醤油・・・大さじ1
水・・・適量
<作り方>
(1)米は洗って水に30分~1時間浸し、ざるに上げて水気を切る。
(2)きのこは石づきなどのかたい部分を取り除き、食べやすい大きさに切るか、ほぐす。しょうがはせん切りにする。
(3)塩鯖はグリルなどで中まで火が通るまで焼く。
(4)炊飯器の内釜に米とAを入れ、水を2合の目盛りまで加えて軽く混ぜる。きのこ、しょうがを広げ、その上に鯖をのせ、混ぜずに炊く。
(5)炊き上がったら鯖をいったん取り出し、骨を丁寧に取り除く。身を大きめにほぐして内釜に戻し、底からさっくりと混ぜる。味をみて、足りなければ塩少々(分量外)で調える。器に盛り、小ネギを散らし、お好みでかぼすなどの柑橘を添える。
きのこは細かくほぐしすぎず、少し大きめにすると食感を楽しめます。鯖は先に焼くことで、生臭さを抑えて香ばしく仕上がります。塩気の強い鯖を使う場合は、醤油を大さじ1/2に減らし、炊き上がりに味を調えてください。
いかがでしたか? コツさえ押さえれば、おいしく仕上がる炊き込みご飯。具材を変えれば、いろいろな味わいが楽しめるのも魅力です。
新米のおいしい季節、秋の食材を組み合わせて、お気に入りの一杯を見つけてみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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