最新スポット16選！【黒川温泉】ますます魅力が増した「南小国」旅へ

黒川温泉（熊本県・南小国町）とその周辺エリアが近頃、大きく進化！　ますます魅力的になっていると旅好きな人々から注目を集めています。

里山カフェや、立ち寄り湯、自然体験、そしてフォトジェニックな空間……忙しい日常を忘れて心身をリセットできるような、新しいスポット全16箇所を一挙にご紹介します。

ほとんどのスポットが、黒川温泉街の中心地から車で約10分圏内ですよ。

8年ぶりに復活！日帰り温泉「耕きちの湯」

黒川温泉街から車で数分、山あいにたたずむ日帰り温泉『耕きちの湯』。2016年の熊本地震と2020年豪雨の影響で一時廃業していましたが、2024年10月、8年ぶりに営業を再開しました。

画像：PR TIMES

魅力は、木々に囲まれた静かな森の中にある隠れ家的な雰囲気。趣ある内湯と貸切露天風呂を備えています。

黒川温泉では珍しい白濁の硫黄泉が湧き出ていて、わずかに硫黄の香りが漂う湯は肌にしっとりと馴染むと評判。湯の花もドバドバ！

再開後も自家源泉かけ流しの良質な湯をたたえる、多くの温泉ファン注目の名湯です。

貸切風呂は3室あり、石鹸・ドライヤーは備え付けられています（シャンプー類は貸切のみ設置）。入浴料は大人700円、小学生以下300円（貸切風呂60分2,500円）。

＜施設情報＞
■耕きちの湯
住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6363-1
電話番号：0967-44-0365
営業時間：10：00～19：00（最終受付18：00）
定休日：水曜日

ドッグラン併設のカフェ！「ワンCAFFE」

黒川温泉から車で約5分、田の原エリアの国道442号沿いにある、ドッグラン併設のカフェ『ワンCAFFE（ワンカフェ）』。2025年3月にリニューアルしました。

画像：PR TIMES

緑豊かな景色を眺めながら、エスプレッソマシンで淹れる本格コーヒーや軽食が楽しめます。メニューは、『カフェラテ』『キャラメルマキアート』（各400～450円）、自家製の『ホットドッグ』（400円）、『チーズドッグ』（450円）、『りんごパイ』（250円）など。テイクアウトもできます。

テラス席はペット同伴OKで、隣接のドッグランで 愛犬を思い切り遊ばせることができますよ。

＜店舗情報＞
■ワンCAFFE
住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺7295-2
電話番号：080-8493-6957
営業時間：10：00～16：30
定休日：火曜・水曜（不定休あり）

温泉街で楽しむスローなモーニング「SLOW WALK CAFE（スローウォークカフェ）」

四季の風景に包まれてゆったりと過ごせる『SLOW WALK CAFE（スローウォークカフェ）』。黒川温泉街の中心エリアに2025年5月オープンしました。

画像：PR TIMES

朝8時から14時まで営業。午前中の訪問がおすすめです。

香り高いコーヒーやボリューム満点のサンドイッチが人気で、モーニングには地元食材を使ったカスクートやカヌレ、季節のスイーツも楽しめます（サンドイッチやカヌレは売り切れ次第終了）。

＜店舗情報＞
■SLOW WALK CAFE（スローウォークカフェ）
住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6695
営業時間：8：00～14：00
定休日：月～水曜日（週4日営業 、Instagramで確認を）
Instagram：＠slowwalkcafe（リンクはコチラ）

ボリューム満点ランチ！昭和レトロな「洋食屋 クラウン」

2025年2月、黒川温泉から車で約20分、中原地区にオープンした『洋食屋クラウン』。1970〜90年代を思わせる空間にはレコードが奏でる音楽が流れていて、懐かしい雰囲気で食事を楽しめます。

看板メニューの『南小国ライス（中）』（2,000円）は、とんかつ・唐揚げ・ステーキを盛り合わせた豪快な一皿。

画像：PR TIMES

そのほか、『オムライス』（1,000円）、『ハンバーグ定食』（1,500円）、『唐揚げ南蛮セット』（1,200円）など。昼は定食屋、夜は洋食酒場として地元にも親しまれています。

＜店舗情報＞
■洋食屋 クラウン
住所：熊本県阿蘇郡南小国町中原840
営業時間：11：00～15：00（L.O.14：30）、18：00～22：00（L.O.21：30）※ディナー営業は土日祝のみ
定休日：木曜日

世界の家庭料理！カフェレストラン「家庭料理と喫茶 レモン」

2024年2月、南小国町赤馬場地区にオープンしたカフェレストラン『家庭料理と喫茶 レモン』。地元産の高冷地野菜や米を使った家庭料理を提供しています。

画像：PR TIMES

朝は自家製パン付きの『モーニングセット』（各種700円～）、昼夜は『ナポリタン』（900円）、『オムライス』（1,000円）、『牛すじ煮込みカレー』（1,100円）、『季節の世界家庭料理（日替わり）』など、多彩な味を楽しめます。

＜店舗情報＞
■家庭料理と喫茶 レモン
住所：熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場2048-1（満願寺郵便局そば）
営業時間：7：30～21：00（モーニング7：30～10：30／ランチ11：30～14：00／ディナー17：00～21：00）※状況により変動あり
定休日：不定休（Instagram等で告知）
Instagram：＠lemon.totoronokasa2025（リンクはコチラ）

満点の星空！森を開拓したプライベートキャンプ場「CAMP BOSS DOG（キャンプボスドッグ）」

2025年、南小国町に誕生したプライベートキャンプ場『CAMP BOSS DOG』。オーナー自ら山を切り開いて造成したという手作りのオートキャンプ場で、満天の星空や野鳥の声など大自然を独り占めできます。

画像：PR TIMES

段々畑状にプライベート感あふれるサイトが並び、オートサイトや、ペット同伴可のドッグサイトも。温泉街やスーパーも程近い便利な立地ながら、秘密基地のようなワイルドな雰囲気も楽しめます。

炊事場・簡易水洗トイレ・シャワールーム（利用200円）が利用OK、直火焚き火可（焚火台推奨）。サイト利用料は1泊3,200～3,800円＋入場料（大人500円・子ども300円）、ソロキャンプは入場料込み1,800～2,400円とリーズナブルなのも魅力。阿蘇の自然を満喫できる“大人の遊び場”です。

＜施設情報＞
■CAMP BOSS DOG（キャンプボスドッグ）
住所：熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場3779
営業期間：通年（冬季も営業）
チェックイン／アウト：13：00～／翌12：00（※空きがあればアーリーチェックイン可）
HP：https://campbossdog.wixstudio.com/home（リンクはこちら）

里山フォトジェニックカフェ「喫茶 竹の熊」

2023年5月、南小国町赤馬場の竹の熊地区にオープンした『喫茶 竹の熊』。「水」がテーマの美しい建築と里山の風景が調和した、独創的なカフェです。

画像：PR TIMES

屋根から敷地へと水が循環する仕掛けが施されていて、里山の暮らしを支える水の流れを表現しているのだそう。

館内にはあえて電気照明を設けず、四方から差し込む自然光のみで過ごす設計。時間や季節によって刻々と変化する光と影が、幻想的な雰囲気を醸し出します。

提供されるメニューには地元の恵みが満載で、人気の『3種のおこわセット』は、季節替わりの具材を使った絶品おこわ3種と甘味を楽しめます。南小国産の米や旬の野菜など、素材を活かして丁寧に作られた品々は、やさしい味わいです。

画像：PR TIMES

福岡・久留米市の専門焙煎所から取り寄せる高品質なスペシャルティコーヒーも自慢で、里山の景色を眺めながらの一杯は格別。吹き抜ける風やせせらぎの音も心地よい、隠れ里のフォトジェニックスポットです。

席数少なめのため、混雑時は入店制限があります。また、季節や天候により臨時休業の可能性もあるので事前に確認を。

＜施設情報＞
■喫茶 竹の熊
住所：熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場2041
営業時間：11：00～16：00（L.O.15：30）
定休日：火・水曜日
駐車場：あり（店舗敷地内は駐車不可。近隣の施設「FIL駐車場」利用）
HP：https://takenokuma.jp/（リンクはこちら）

黒川温泉の新名所！ベーカリー＆カフェ「Au Pan & Coffee（アウパン＆コーヒー）」

2024年10月、黒川温泉街の中心地から徒歩約5分、黒川温泉の新しい食の拠点『Au Kurokawa（アウ クロカワ）』の旗艦店としてオープンした『Au Pan & Coffee（アウパン＆コーヒー）』。

画像：PR TIMES

「Au Kurokawa」は黒川温泉観光旅館協働組合が取り組む「泊食分離」プロジェクト。旅館とは別に、地域共有のレストラン群を整備する大規模計画で、敷地内には計8棟の飲食店が建ち並ぶ予定です。

その先駆けとしてオープンした『Au Pan & Coffee』では、地元産の小麦や湧水を使ったパンとスペシャルティコーヒーを提供。早くも黒川温泉の新名所として注目されています。

画像：PR TIMES

毎朝店内の工房でクロワッサンやカンパーニュなどが焼き上げられる香りに誘われて、観光客だけでなく地元住民も多数訪れています。

イートインもOKで、季節の野菜サンドや自家製スープなど、黒川ならではの里山の味覚が楽しめます。広々としたウッドデッキテラスで過ごすのもおすすめですよ。

＜施設情報＞
■Au Pan & Coffee
住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6567
営業時間：8：00～18：00（パンがなくなり次第終了）
定休日：不定休
駐車場：あり
HP：https://www.aukurokawa.jp/tenanto/aupan（リンクはこちら）

旅館発のおしゃれなカフェ＆バー「Cafe & Beer ApeRo（アペロ）」

黒川温泉街の旅館『お宿 のし湯』が2024年にオープンしたカフェバー『Cafe & Beer ApeRo（アペロ）』。
※「Cafe」の「e」の表記は、正しくは上にアキュートアクセント「´」が付いたもの

画像：PR TIMES

週末を中心に営業中（平日は不定期）で、『クロックムッシュ』（1,000円）、『サイフォンコーヒー』（700円）などが楽しめます。温泉ファンの憩いの場となっています。

フランス語で「食前酒」を意味する店名どおり、旅館にチェックインする前の時間を過ごすのにもちょうどよいお店です。

＜施設情報＞
■Cafe & Beer ApeRo
住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6592-2（風の舎そば）
営業時間：【金・土・日・月】11：00～16：30、【火】10：30～15：30、【水・木】11：00～16：00 ※季節や貸切状況で変動あり
定休日：不定休

カフェ＆ペットのトリミング「ペットケアサロンカフェ ミマモリ」

南小国町赤馬場にある『ペットケアサロンカフェ ミマモリ』は、カフェ（ペット同伴可）、トリミングサロン（事前予約推奨）、ペットホテル（一時預かり）を行う、ペットがいる人にぴったりのお店。

営業日は主に週末のみ。カフェでは、オーガニック素材を使った手作りの健康志向メニューが楽しめます（要予約のメニューあり）。

画像：PR TIMES

小鳥のブリーディングも行っているので、かわいいインコや文鳥に出会えることもありますよ。

＜施設情報＞
■ペットケアサロンカフェ ミマモリ
住所：熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場121-1
営業時間：【土曜】11：00～15：00 ／18：00～22：00、【日曜】11：00～16：00
定休日：月～金曜（臨時営業・休業はSNSで告知）
駐車場：あり

地元住民にも愛されているお店！手打ち蕎麦「季四華（きよか）」

黒川温泉近くの赤馬場エリアに、2024年10月オープンした『手打ちそば季四華』。木造の落ち着いたたたずまいで、観光客はもちろん地元住民にも愛されている一軒です。

画像：PR TIMES

熊本県産の蕎麦を石臼挽きし、喉ごしの良く仕上げた手打ちそばが自慢。

実は、地元で親しまれた「福一ラーメン小国店」を事業継承し、新たに蕎麦処として生まれ変わったお店。先代から受け継いだ『みそ豚つけそば』は濃厚な自家味噌仕立てで人気を集め、さっぱりとした『レモン蕎麦』や定番の天ぷら蕎麦、鴨南蛮も楽しめます。

＜施設情報＞
■手打ちそば 季四華（きよか）
住所：熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場1561
電話：0967-42-1237
営業時間：11：00〜14：30（L.O.14：00）、【金・土曜のみ】17：30〜20：30（L.O.20：00）
定休日：不定休

江戸末期築180年の古民家で里山懐石を味わえる「禪墅（ぜんや）」

黒川温泉街から車で5分ほど、奥座敷とも言われる静かな小田温泉エリアにたたずむ完全予約制の『お食事処 禪墅-ZENYA』。

江戸時代末期築・約180年の古民家を改築した趣ある建物で、田舎懐石料理の名店として知られています。2023年頃に一時休業しましたが、2024年8月に待望のリニューアルオープンを果たしました。

画像：PR TIMES

玄関には年代物の梁や囲炉裏が配されるなど、懐かしく心落ち着く空間。窓の外に広がる庭園や、杉林を眺めながら過ごす時間は、非日常感たっぷりで癒やしの時間になりそうです。

提供されるのは、地元食材をふんだんに使った田舎懐石。熊本名物あか牛を中心に、旬の野菜やお米まで南小国町産にこだわっています。

人気のおまかせ御膳のほか、サーロインステーキやすき焼き御膳、阿蘇育ちのあそび豚を使った料理なども多彩に楽しめます。予算イメージは3,000円～5,000円程度。

特別な一夜を過ごしたい旅行者にもおすすめです。

画像：PR TIMES

＜店舗情報＞
■お食事処 禪墅-ZENYA（ぜんや）
住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺5939（小田温泉）
電話：0967-44-0191
営業時間：18：00〜21：00（L.O.19：30）※昼は3日前までの予約制
定休日：水曜日・木曜日

黒川温泉の新たな食の拠点！地元食材を使った里山料理が楽しめる「予祝-YOSHUKU（よしゅく）」

2023年9月、黒川温泉街の丸鈴橋たもとにオープンした『予祝-YOSHUKU（よしゅく）』。温泉街の老舗旅館『御客屋』の姉妹店です。

店内は木の温もりを活かした落ち着いた雰囲気。窓から温泉街の風景を眺めながら、ゆったりと食事が楽しめます。

日本古来の風習“予祝”に由来した店名には、「あらかじめ善き未来を祝うことで豊かな実りを呼び込む」という想いが込められています。

料理は、阿蘇・南小国の旬野菜や地元食材をふんだんに取り入れた里山料理が中心。土鍋炊きご飯やあか牛のハンバーグ、米粉を使ったうどん、予約制の『ご縁御膳』や『里山手巻き寿司』などが揃います。

画像：PR TIMES

地元産の調味料や加工品を扱うショップも併設していて、お土産選びにもぴったり。黒川温泉の新たな食の拠点として、地域の暮らしや文化を体感できる場所となっています。

＜店舗情報＞
■予祝-YOSHUKU（よしゅく）
住所：熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6600-1（丸鈴橋そば）
電話：0967-44-0454（御客屋で受付）
営業時間：金・土・日11：00〜16：00（ランチ）
定休日：月〜木曜（臨時休業あり）
HP：https://yosyuku-kurokawa.jp/（リンクはこちら）

店頭で気軽に1杯！地元と旅人をつなぐ「後藤酒店の角打ち」

南小国・黒川温泉街の一角にある『後藤酒店』が、店頭で気軽に一杯ひっかけられる「角打ちコーナー」をスタート。

黒川温泉を散策した後、冷えた地酒を少しずつ味わいながら、地元の人とや旅人同士で語らう時間は格別ですよ。

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熊本県産のフルーツを使ったドリンクや、日替わりの温泉卵なども人気です。

＜店舗情報＞
■後藤酒店
住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6991−１
HP：https://www.gotosake.com/（リンクはこちら）

小国杉の香りに包まれて過ごせる！こだわりの一棟貸し「ゲストハウス凛」

温泉街や観光名所へのアクセスが良好なエリアに、南小国町のリニューアル拠点として注目を浴びる『ゲストハウス凛』がオープン。

木材の温もりを感じる床や梁、吹き抜けの構造、窓越しに広がる緑と自然光……しつらえもすてきな空間は、オーナー自らが改装を手がけたもの。和の趣きとモダンな快適性が融合した宿泊体験を提供してくれます。

画像：PR TIMES

小国杉の香りにつつまれてぐっすり眠ったり、朝夕の温度差を感じながら過ごしたり。心身をリセットするような滞在ができそうです。料金は、1名6,400円、一棟貸切24,000円（6名まで）。

＜施設情報＞
■Guest House RIN（ゲストハウス凛）
住所：熊本県阿蘇郡小国町赤馬場1824−5

絶景露天と美肌の湯が自慢！山里の宿「扇温泉 おおぎ荘」

2025年7月、本館客室を全面リニューアルし、畳敷きのモダンな和室に話題のビーズソファ・Yogiboを設置するなど快適性が高まった『扇温泉 おおぎ荘』。

黒川温泉近くの一軒宿で、本館8室・離れ4室（全12室）。阿蘇の山並みを望む絶景露天風呂と美肌の湯で知られています。

“堕落する和室”をキャッチコピーにしているとおり、静かな環境で、ゆったりとした特別な時間を楽しめます。

混浴露天や大岩風呂、貸切檜風呂など湯処も充実。阿蘇あか牛や旬野菜を用いた郷土会席とともに、心身を癒やす滞在が叶います。

＜施設情報＞
■扇温泉 おおぎ荘
住所：：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺2871-1
定休日：不定休
HP：http://aso-oogiso.com/（リンクはこちら）

いかがでしたか。気候のいい季節。ぜひ出かけてみてくださいね。（構成／ARNE編集部）

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