【福岡行列店】麺好き絶賛“辛さの中に深いコク”唯一無二の濃厚つけ麺（天神エリア）

こんにちは。グルメからタウン情報まで幅広く網羅するライターの川合です。

福岡の行列ができる店を紹介する連載、2回目は福岡市内に3店舗を構え、2025年4月には佐賀にある『鳥栖プレミアム・アウトレット』に初の県外店舗をオープンさせた“福岡つけ麺界の雄”『麺や兼虎』の『天神本店』です。

「つけ麺」を求め、麺好きが列を成す「麺や兼虎 天神本店」（福岡市中央区渡辺通）

西鉄福岡（天神）駅の南口改札を出て国体道路を渡り、高架沿いを歩くとすぐに到着する『麺や兼虎 天神本店』。2013年に福岡市中央区赤坂でスタートし、7年前に現在の場所へやってきました。

移転当初は行列のないタイミングもあったのですが、現在は営業時間に関係なく多くの人が並んでいます。

この日は平日にもかかわらず、地元のサラリーマンから観光客まで約20人が店前に並んでいました。並び方は入口に記載があるので参考にしましょう。

画像：川合知也

店内はカウンター席のみで全16席。入口にある券売機で食券を購入後、席に案内されます。

活気のあるスタッフの声も聞こえてきます。

画像：麺や兼虎

メニューの軸は、『辛辛つけ麺』（1,250円）と『濃厚つけ麺』（1,200円）のつけ麺2種類。

東京にあるつけ麺の人気店『麺処 井の庄』で修業した店主が、「つけ麺文化のなかった九州で、一人でも多くの人をつけ麺の虜にしたい」との思いで完成させたそうです。

ほかにも、『辛辛魚ラーメン』（1,150円）やサイドメニューの『豚ご飯』（400円）、『ガーリックTKG』（200円）などがあります。

画像：川合知也

どろどろ濃厚スープ×もちもち中太麺が特徴！辛さと旨さが共存する珠玉の「辛辛つけ麺」

今回はオープン当時から人気の高い『味玉辛辛つけ麺』（1,400円）を注文しました。

席に着いて約3分程度でお目見え。

国産小麦のみを使用した小麦の香りがする中太麺は、もちもちした食感が特徴。濃厚なスープと絡むと食べ応えは満点です。麺量は並（200g）から中盛（300g）まで同価格で選べるので、お腹の調子に合わせてオーダーしましょう。ちなみに大盛（400g）には＋150円で変更可能です。

画像：川合知也

つけ汁は豚骨、鶏ガラ、野菜に加え、煮干しといった節系をふんだんに使用。それぞれの旨みを凝縮させた重厚感のある濃厚などろどろスープに仕上がっています。隠し味としてカットされたゆずが入っているので、高濃度ながらもあと口はスッキリ。

今回注文した『辛辛つけ麺』には、オリジナルのラー油が入っています。ただ辛いだけでなく、スープの旨さを引き立たせていました。

なお、辛さは“控えめ”から“限界突破”まで4段階から選べますが、食べたことのない人は“控えめ”を選ぶといいと思います（それでもほどほどに辛いです）。辛さはあとから足すこともできるそうです。

画像：川合知也

つけ汁には、ブロック状に分厚くカットした豚バラ肉がゴロゴロと入っています。豚の甘味を感じられるうえに、食感もGOOD。脂身と赤身のバランスがいいので、くどさや脂感はありません。

つけ汁に隠れている極太メンマもおいしいです。

画像：川合知也

麺を食べ終えたら、卓上にある鰹ダシを残ったつけ汁に少しずつ入れてみましょう。濃厚なつけ汁がダシのやさしい味と相まって飲みやすくなります。最後の一滴まで余すことなく味わえますよ。

画像：川合知也

辛いのが苦手な人には『濃厚つけ麺』がおすすめ。たっぷり入っている特製魚粉が濃厚なつけ汁となじみ、スープ本来のおいしさを存分に堪能できます。

画像：麺や兼虎

福岡を代表するつけ麺専門店『麺や兼虎』。

今回紹介した天神本店はもちろん、福岡PARCO 店、博多デイトス店でも同様のつけ麺を食べられますが、どの店舗も行列必至です。でも、並んででも食べたい一杯がここにあります！（文／川合知也）

＜店舗情報の詳細は店名をクリック↓＞
■麺や兼虎 天神本店
住所：福岡県福岡市中央区渡辺通4-9-18 福酒ビル1F
営業時間：10：00（土・日・祝日9：45）～22：00
定休日：なし
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