使ったことないなんてもったいない！ “おつまみ・弁当に大活躍”悪魔的美味しさ「コンビーフ」レシピ

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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

突然ですけどみなさん、「コンビーフ」の缶詰って食べたことありますか？

私は結構好きで、子どもの頃からわりと身近な缶詰だったんですが、食べたことがないという友人が結構多くて……。使い方も分からないということだったので、今回はコンビーフを使ったレシピをご紹介します。

馬肉入りのものと牛肉100％のものがありますが、食べ比べてもほとんど味に変わりがないので、馬肉入りの安いほうで大丈夫ですよ。

1：コンビーフの旨みが◎「コンビーフとブロッコリーのスペイン風オムレツ」

オムレツにしてボリュームアップ！　コンビーフの旨みも出て、おつまみ、お弁当のおかずにもピッタリ。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2～3人分）
卵・・・4個
コンビーフ・・・1/2缶
ブロッコリー・・・1/4株
しめじ・・・30g（1/3袋程度）
A粉チーズ・・・大さじ1
A塩・・・一つまみ
Aコンソメ・・・一つまみ
A白こしょう・・・少々
オリーブオイル・・・適量
ケチャップもしくはマヨネーズ・・・お好みで

＜作り方＞

（1）ボウルに卵を割りほぐす。コンビーフはフォークなどでほぐす。ブロッコリーは1～2cm程度の小房に分ける（写真参照）。しめじは石づきを取り小房に分ける。

画像：中願寺あゆみ

（2）ボウルに卵とコンビーフ、Aを一緒に加えしっかり混ぜる。

（3）卵焼き器にオリーブオイルを引き、ブロッコリーとしめじに塩こしょう少々（分量外）をして炒める。ブロッコリーの色が鮮やかになり、しんなりしたら（2）を流し込む。

（4）菜箸で全体を底から大きめに2回ほど混ぜ（緩めのスクランブルエッグを作るイメージ）、4割程度火が入ったらアルミホイルでふたをし、さらに弱火で3分ほど加熱する。

（5）アルミホイルを取り、卵焼き器よりも大きめの平らな皿をかぶせ、卵をひっくり返す。卵焼き器にオリーブオイルを引き、卵を戻し入れ再度じっくり焼く。

（6）食べやすい大きさに切って、お好みでケチャップやマヨネーズ、またはアリオリソースをつけて食べる。

一回手順を覚えてしまえば、具材は何でもOK。しめじ以外のきのこ、ズッキーニ、パプリカなどはもちろんおすすめですが、冷蔵庫に少しずつ残っている野菜を使うのも◎です。常備菜としても活躍しますよ（3日くらいで食べきってください）。

2：悪魔的なおいしさ「ごぼうとコンビーフのマヨサラダ」

ごぼうの歯応えと、マヨ×コンビーフは後引く組み合わせ！　ワインのおつまみにも◎。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
コンビーフ・・・1/2缶
ごぼう・・・2/3～1本（60センチくらい）
A砂糖・・・小さじ1/2
A醤油・・・小さじ1
A酢・・・小さじ1/2
Bマヨネーズ・・・大さじ2
Bマスタード・・・小さじ1
ブラックペッパー・・・適量

＜作り方＞

（1）ごぼうはたわしでこすって皮の部分をこそげる。ささがきにして、水にさっとさらす。

（2）湯を沸かし、酢（分量外）を入れ、（1）を好みのかたさにゆでる。ざるにあげ、ペーパーで水分をとり、ボウルに入れAで下味をつける。

（3）ごぼうをボウルの端によせて、コンビーフを入れてフォークなどで細かくほぐす。コンビーフにBを加えて混ぜ合わせ、最後にごぼうと和える。

（4）器に盛り、ブラックペッパーを振る。

コンビーフとマヨネーズの組み合わせは鉄板です。パンの上にコンビーフをのせてマヨネーズをかけてトーストしたり、マカロニサラダに使ったりするのもおすすめ。とりあえず、ツナ缶みたいなイメージで使うと失敗はないかと思います。

防災用のローリングストックとして仲間入りさせるのも、悪くないかも！（文／中願寺あゆみ）
※この記事は公開時点での情報です。

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