期待以上の味に仕上がる!超絶簡単で美味しい「ごはんレシピ」12選
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手軽に作れて、一品だけでも栄養がとれる炊き込みごはんや混ぜごはん。
ご飯が主役になるから、おかずは頑張らなくてもOK!
ランチやお弁当、忙しい日の献立にも大活躍です。
そこで今回は、料理家・中願寺あゆみさんの連載から、好評だった「ごはんレシピ」をまとめてご紹介!
難しいこと一切なし、料理下手でも失敗知らずの簡単さですよ。
Index
ごぼうとベーコンの洋風炊き込みごはん
ごぼうの香りとベーコンの旨みが広がる、しみじみと味わい深いごはんです。
【材料】(3~4人分)
米・・・2合
ごぼう・・・70g
ベーコン・・・70g
乾燥ひじき・・・大さじ1(乾燥わかめを砕いて混ぜ込み、蒸らしても◎)
コンソメ(固形)・・・1個(5.3g)
<作り方>
(1)お米を洗ってザルにあげて30分~1時間、浸水する。
※この工程は必ず行ってください。浸水しておかないと失敗する確率が上がります!
(2)ごぼうの皮を包丁の背で軽くこそぎ、千切りorささがきにして軽く水にさらす。ベーコンは細かく刻む。
※ごぼうは、さらし過ぎると風味が抜けてしまうので要注意です。
(3)浸水後、炊飯釜にお米を移して2合の線まで水を入れる。コンソメを手でほぐし入れ、ひじき、(2)を上にのせて炊く。
※絶対にお米と具を混ぜ合わせないように! 鍋の場合は、1合200mlの水で炊いてください。
(4)炊きあがったらサクッと混ぜ合わせ完成。
お米の浸水時間がない、そんな方にぜひ取り入れてほしい「洗い米」。洗ったお米を冷蔵庫で保存しておく方法で、思い立ったらすぐご飯が炊けちゃいます。ウェブで検索すれば出てくると思いますので、参考にしてください。
コーンとわかめのシャケ入りごはん
給食で出てくる「わかめごはん」のシャケ入り豪華バージョンです。シャケの旨み、コーンの甘み、わかめを混ぜ込んだ絶妙な塩加減。子どもも大好きな味ですよ。
【材料】(2~3人分)
米・・・2合
A白だし・・・小さじ2
Aみりん・・・大さじ1
A酒・・・大さじ1
水・・・適量
コーン缶・・・1個(固形量120g)
乾燥わかめ・・・5g
鮭フレーク・・・30g
<作り方>
(1)米を洗い浸水する(夏場は30分、冬場は60分)。わかめは水で戻し水気をよく絞り、細かく切る。
(2)浸水後、米をざるに上げてしっかり水気を切り炊飯釜へ。コーン缶の水分とAを加え、水を2合のメモリまで入れ、コーンをのせて炊飯する。
(3)炊きあがったら(1)のわかめ、鮭フレークを混ぜ込み10分蒸らす。
※わかめは、乾燥の状態のまま細かくして混ぜ込んで蒸らしてもOK!
梅とじゃこの炊き込みごはん
ほんのりと香る梅に食が進みます。食欲がない時にもおすすめ。梅感が少なければ、炊き上がったあとに追い梅をしても◎。梅の大きさなどによって塩加減が変わるので、塩などで調整してください。
<材料>(3~4人分)
米・・・2合
梅干し・・・3個
ちりめんじゃこ・・・20g
わかめ(乾燥)・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ2
A酒・・・大さじ1
A塩・・・小さじ1/2
Aしょうゆ・・・小さじ1/4
<作り方>
(1)米は研いで浸水しておく(夏場は30分、冬場は60分)。わかめは水で戻し、水を切って細かく切る。
(2)炊飯釜に米とA、梅干し、ちりめんじゃこを入れ、2合の目盛りまで加水し、普通炊きで炊飯する。
(3)炊けたら、わかめを加え、梅干しをほぐしながら全体を混ぜる。その時に梅干しの種も取り除く。
炊き込みオムライス
各自のお皿にチキンライスをよそって、ふわふわたまごをのせれば、カンタンおいしいお昼ごはんの完成です。少ない材料でできるのもうれしいポイント。お肉はソーセージやベーコンでも◎。冷凍もできるので、多めに作るのもおすすめです。
【材料】(3~4人分)
<チキンライス>
米・・・2合
トマトジュース・・・200ml
水・・・200ml
Aコンソメ・・・小さじ2
A砂糖・・・小さじ1
A塩・・・小さじ1/2
Aにんにく(チューブ)・・・小さじ1
B鶏ミンチ(合いびきや豚でもOK)・・・120g
Bしめじ・・・100g
ブラックペッパー・・・適量
パセリ(あれば)・・・少々
ケチャップ・・・お好みで
<ふわふわたまご>
たまご・・・4~5個
バター・・・30g
牛乳・・・大さじ3
塩コショウ・・・少々
<作り方>
(1)米を洗いしっかり浸水する(夏場は30分、冬場は60分)。Bのしめじは、いしづきを切り落とし食べやすい大きさにほぐしておく。
(2)浸水後、米をざるに上げてしっかり水気を切り、炊飯釜へ。そこにトマトジュースと水、Aを加え、軽く混ぜ合わせる。Bを順番にのせて(鶏ミンチはほぐしながら加える)炊飯する(あれば「炊き込みモード」を選択)。炊き上がったらさっくり混ぜ合わせる。味が薄ければ塩で調える。
(3)ふわふわたまごを準備する。ボウルに卵を割り入れ、牛乳、塩コショウを加え、よく混ぜる。
(4)中火に熱したフライパンでバターを溶かし、(3)を流し入れ、端から大きく素早くかき混ぜ、半熟状態で火を止める。
(5)お皿に(2)の炊き込みご飯を盛り、上から(4)とパセリ、ブラックペッパー、好みでケチャップを振りかけ完成。
紅鮭ときのこの炊き込みごはん
鮭の旨みがグッと出て、冷めてもおいしい紅塩鮭の炊き込みご飯。鮭は炊き込む前に焼いておくと、臭みが軽減されて香ばしく仕上がるので、ぜひ、ひと手間をかけてください。
【材料】(3人分)
米・・・2合
紅塩鮭・・・2切れ
しいたけ・・・4枚
青ねぎ・・・2本
A白だし・・・大さじ1.5
Aうすくち醤油・・・小さじ2
A酒・・・大さじ1
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。しいたけは薄切りにする。青ねぎは小口切りにする。紅塩鮭は魚焼きグリルで焼き、大きな骨は外しておく。
(2)お米をざるにあげ、炊飯釜へ入れ、Aを加えて水をメモリまで注ぐ。
※鍋の場合は、1合200mlの水で炊いてください。
(3)紅塩鮭としいたけをのせ、普通モードで炊飯する。
(4)炊きあがったら、鮭をほぐしながら混ぜ合わせる。
(5)器に盛り、青ねぎをちらす。
しいたけは薄く切ったほうがお米との馴染みがいいです。しいたけのほかに、冷蔵庫にあるきのこでも◎。
鶏めし
若鳥で作るのもいいですが、あればぜひ「親鳥」で作ってほしい、旨みが詰まった大分名物「鶏めし」です。ごぼうは、軽く焼き目がつくように炒めるのがポイント。ごぼうはしっかり炒めることで香りが出ますよ。
【材料】(3人分)
米・・・2合
親鳥肉・・・200g
ごぼう・・・30~40センチ(80g)
A酒・・・大さじ2
A砂糖・・・大さじ1.5
A醤油・・・大さじ3
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
<作り方>
(1)ごぼうはささがきにして(短めがおすすめ)さっと水にさらし、ざるにあげる(長くつける必要なし)。鶏肉は皮と身を別々に一口サイズに切る。米を洗い、浸水させていつもより少し少なめの水分で炊く。
(2)熱したフライパンで鶏肉の皮だけ炒めて脂を出す。脂が出てきたら、にんにくと鶏肉の身を加えて炒める。
(3)鶏の表面が白っぽくなったら、ごぼうを加えて炒める。
(4)ごぼうがしんなりして、軽く焼き目がついたらAを順番に加えて、味を含ませながら煮詰め、汁が1/2程度になったら火を止め、そのまま冷ます。
(5)炊き上がったご飯の上に(4)の具材と、煮汁の8割を加えて混ぜ込み、そのまま10分蒸らす。
(6)味を見て、足りなければ残り汁を加えて調整する。
たけのこ入りカオマンガイ
ぜひ、タレも作ってかけながら食べてほしいカオマンガイ。でも、面倒だな~と思った方は、ご飯を炊くときにナンプラーを少し多めにしてしっかりめの味付けにして、タレをかけずに柑橘を絞りながら食べるのも◎。
【材料】(3人分)
米・・・2合
鶏モモ肉・・・150g
たけのこ・・・100g
しょうが・・・2スライス(5g)
にんにく・・・2片(10g)
A塩・・・ふたつまみ
A鶏ガラスープの素(顆粒)・・・小さじ1
Aナンプラー・・・大さじ1
パクチー・・・1束
お好きな柑橘・・・1/2個
<タレ>
ナンプラー・・・小さじ1
みそ・・・小さじ1
しょうが(みじん切り)・・・小さじ1
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ1
白ねぎ(みじん切り)・・・小さじ1
オイスターソース・・・大さじ1
レモン汁・・・大さじ2
水・・・大さじ1
<作り方>
(1) 米を洗い、ざるに約30分上げておく。たけのこ、鶏肉は小さく切る。にんにくは潰して皮をむく。パクチーは根っこから5cmのところで切り落とし、きれいに洗う(根っこを使います)。
(2) 炊飯釜に米を入れ、Aを入れ、メモリまで水を加えてざっと混ぜる。鶏肉、たけのこ、パクチーの根の部分、にんにく、しょうがも加えて炊飯する。
※パクチーの根っこの部分は一緒に炊くととてもいい香りが出ますので、ぜひ入れてください。
(3)タレの材料を混ぜ合わせておく。
(4)炊き上がったら、にんにく、しょうが、パクチーの根っこを取り出し、混ぜる。
(5)器に盛り、タレを添えてお好みで柑橘やパクチーと一緒に食べる。
コーン入りカオマンガイ
炊飯器に入れるだけで、簡単タイ料理。コーンを入れてボリュームアップ。
【材料】(2~3人分)
米・・・2合
鶏モモ肉・・・400g
コーン缶・・・1缶(固形量120g)
しょうが(薄切り)・・・4枚
にんにく・・・2片
白ネギ(青い部分)・・・10cm
塩・・・ひとつまみ
鶏ガラスープの素(顆粒)・・・小さじ1
ナンプラー・・・大さじ1
スイートチリソース(市販)・・・適量
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。にんにくは皮をむいて包丁で潰す。
(2)お米を内釜に入れ、鶏ガラスープの素、ナンプラーを入れる。線まで水を加え混ぜる。水気を切ったコーン、鶏モモ肉(皮目を上にする)、にんにく、しょうが、白ネギを入れ普通炊きで炊飯する。
(3)炊きあがったら鶏モモ肉、にんにく、しょうが、白ネギを取り出す。鶏モモ肉は食べやすい大きさに切る。
(4)コーンとご飯とよく混ぜ合わせ、鶏モモ肉と器に盛る。スイートチリソースを添える。
ガーリックシュリンプライス
本当にカンタンなのに、ぷりぷりのエビのおかげでごちそう感も出ます。横にサラダを添えてワンプレートにしても◎。お弁当にもおすすめ。
【材料】(2~3人分)
米・・・2合
むきエビ(大きめ)・・・12尾
A玉ねぎ(みじん切り)・・・1/2個
Aにんにく(みじん切り)・・・2片
Aオリーブオイル・・・大さじ2
A白ワイン・・・大さじ1
A塩・・・小さじ1/3
A醤油・・・小さじ1
レモン・・・1/2個
白こしょう・・・少々
コンソメ(顆粒)・・・小さじ2
バター・・・10g
パセリ(乾燥)・・・適量
ブラックペッパー・・・適量
柑橘(レモン・すだちなど)・・・適量
<作り方>
(1)エビの背に切り込みを入れワタを取り、かたくり粉(分量外適量)と酒(分量外適量)と揉みこみ、水できれいに洗って、キッチンペーパーで水気をしっかりとふき取る。
(2)米は洗って30分浸水する。Aをボウルに入れ混ぜ合わせ、5分置く。
(3)お米を内釜に入れ、コンソメを入れる。Aを入れ、水をメモリまで注ぎ、上にエビをのせ、普通炊きで炊飯する。
(4)炊きあがったらエビを取り出し、バターを混ぜ込む。
(5)器に盛り、パセリとブラックペッパーを振り、エビをのせ、くし切りにした柑橘を添える。
ちらし寿司
「タマノイ酢」のパウダータイプのすし酢『すしのこ』を使った、混ぜるだけ、カンタンおいしい、見た目も華やかなちらし寿司です。上にお刺身をのせたり、エビをのせたり具を増やしていくとさらに華やかに!
【材料】(2人分)
あたたかい白ごはん・・・お茶碗2杯(340g程度)
ほぐし鮭・・・50g
卵・・・2個
A塩・・・1つまみ
A砂糖・・・小さじ1/2
スナップエンドウ・・・4本
『すしのこ』・・・大さじ1.5
飛び子・・・適量
白ごま・・・小さじ2
きざみ海苔・・・適量
<作り方>
(1)ボウルに入れたあたたかい白ごはんに『すしのこ』を粉のままふりかけ、切るようにまぜる。お好みで味は調整してください(多めでもおいしいです)。鮭は焼いたものをほぐしても、市販のものを使ってもどちらでも◎。スナップエンドウは色よくゆでておき、縦半分に割り、中の豆はご飯と一緒に混ぜ、房は千切りにする。
(2)卵をといて、Aを混ぜ合わせ、フライパンでスクランブルエッグを作る(ちょっと甘めのほうがおいしいです)。
(3)ごはんに(2)とほぐし鮭、スナップエンドウ、白ごまを混ぜる。
(4)器に盛り、飛び子ときざみ海苔を添えて完成。
みょうがと鮭のおにぎり
薬味好きの方にはぜひお試しいただきたいおにぎり。
意外な組み合わせのようですが、口の中で弾けるガリとみょうがが相まって、めちゃくちゃおいしいですよ。お酒の〆にもおすすめ。今回は手軽に鮭フレークを使いましたが、もちろん焼鮭をほぐして作っても◎。炒り卵を追加で加えてもおいしいですよ~!
【材料】(1人分)
白ごはん・・・お茶碗1杯(170g)
みょうが・・・1本
ガリ・・・15g
鮭フレーク・・・15g
白ごま・・・適量
<作り方>
(1)みょうがは薄く輪切りにして、水にさらす。ガリはみじん切りにする。
(2)みょうがをざるにあげ、キッチンペーパーで水気をしっかりとる。
(3)温かいご飯に、ガリを混ぜ込んでなじませ、みょうが、鮭フレーク、白ごまを加え混ぜる。
(4)おにぎりにする。
小松菜混ぜごはん
白ごはんに小松菜を混ぜ込むだけでも、野菜もとれて彩りもアップして一石二鳥! じゃこのほかにも、塩昆布やほぐし鮭、焼き塩さばなどもよく合いますよ。かぶの葉っぱや春菊などでも、おいしく作ることができます。
【材料】(2人分)
小松菜・・・2束(80~100g程度)
白ごはん・・・2膳
じゃこ・・・大さじ3
白ごま・・・大さじ1/2
塩・・・小さじ1/2
<作り方>
(1)小松菜は根元を切り落としよく洗い、塩(分量外)を入れた熱湯(分量外)に茎から入れ、小松菜の中央部分を手に持った状態で30秒ほどゆでて、 葉まで全体を入れてさらに15秒ほどゆでる。
(2)冷水にとり水気をよく絞り、細かくみじん切りにして塩を振る。3分程度置いて、さらに水分をぎゅっと絞る。
(3)温かいご飯に(2)、じゃこ、白ごまを混ぜ込めば完成。
身近な材料で作れるレシピがほとんど。さっそく、チャレンジしてみてくださいね。(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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