延べ7万人が受験!医師が作った『新型コロナウイルス検定』、もう受けた?【めんたいワイド】
皆さんは新型コロナウイルスについて正しい知識を持っていると自信をもって言えますか?
最近では、新型コロナウイルスについて、根拠のないデマや噂がSNS上で拡散をしていますね。
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そんななか、北九州市の感染症専門医が「正しい情報と知識を楽しみながら身に付けてもらおう」という考えから『新型コロナウイルス検定』を作りました。
その医師に話を聞いた様子を2020年2月26日(水)に放送されたFBS福岡放送『めんたいワイド』から、ご紹介します。
SNSで拡散されるデマや噂に要注意!
新型コロナウイルスのニュースが連日続いているなか、SNSでこのような情報が拡散されています。
SNSで拡散されている、「医療関係者からの情報」「お湯を飲むと良い」というという内容のもの。
この情報を見た街の人は、「お湯の飲もうって思いました。」と信じている様子。
しかし、実はこの情報、“根拠がない、正確な情報ではないと思う”と福岡東医療センターの肥山医師は言います。
楽しく、正しい知識を!『新型コロナウイルス検定』
インターネット上には真偽不明の情報がたくさんあふれているなか、『新型コロナウイルス検定』という検定を発見!コロナウイルスに関する選択クイズ(全10問・選択式)です。
インターネットの環境があれば誰でも無料で受けることができ、これまでに延べ7万人が受験しています。
この検定を作ったのは、北九州市の感染症専門医の山口医師。
「(新型コロナウイルスの)基本的な、大切な情報をどのように届けたら皆さんに見てもらえるかなと思いクイズ形式にした。」と山口医師。
それでは、早速クイズに挑戦してみましょう!
・・・・このすぐ下に答えがあります・・・・
正解は(4)保健所に依頼しないと検査できない。(番組放送2月26日時点)
新型コロナウイルスの検査は非常に特殊なもので、今のところは研究所でないと検査ができないそうです。
続いて第二問!
・・・・このすぐ下に答えがあります・・・・
正解は(3)予防的なマスク着用。
症状がある時にはマスクを着用する方がいいそうですが、症状がない時にマスクを着用するのはあまりメリットがないそうです。
2問の例題、いかがでしたか? 検定を作った山口医師によると、クイズ形式にすることで正しい知識を覚えやすくするというメリットもあるそうです。
さらに山口医師は、「このような新しい感染症に対峙するときには、正しい情報を手に入れることが重要。そのためには、厚生労働省のホームページを参照するといい。」と教えてくれました。
新型コロナウイルス対策。インターネット上に溢れるデマや噂に流されず、一人一人が正しい知識を身に付け、備えることが必要です。
デマや噂への対応方法
では、デマの情報に対してどのように対応すればいいのでしょうか?
公的な機関(例えば、厚生労働省)が発信したものかどうかを確かめること。たとえ、公的な機関から発信された情報でも10年前の情報では状況が違うので、いつ発信された情報かを確かめること。落ち着いて対応する。ということが大切だそうです。
『新型コロナウイルス検定』はインターネット環境があれば誰でも受験が出来ますので、皆さんも検定を受けてみてはいかがでしょうか?根拠のないデマや噂に流されることなく、楽しく、正しい知識を身に付けましょう。(文/ARNE編集部)
【画像・参考】
※ FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
※新型コロナウイルス検定はこちら
この情報は公開時点での情報です。
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