”住みたい街ランキング”九州版！1位の前回5位から大躍進エリアとは

不動産情報サイト『LIFULL HOME’S』で住まいを探すユーザーの検索・問合せ数をベースにして出された「2020年 九州圏版LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」が発表されました。

福岡県内で人気のエリアはどこ？

 

九州圏版（福岡県）「買って住みたい街」ランキング「西鉄平尾」が断トツ！

「西鉄平尾」が初の栄冠に輝きました。2位「大濠公園」とは大差での1位獲得で、圧倒的支持を集めています。

「西鉄平尾」は福岡市中心部の「西鉄福岡」（今回30位）まで2駅と交通利便性が極めて高く、以前から人気の高いエリアでしたが、前回は5位でした。2019年に駅周辺でマンション開発が相次いだことが今回の1位獲得につながったようです。

福岡県では福岡市の中心部に位置し、交通利便性と生活利便性が共に高いエリアに人気が集中する傾向があります。

なかでも博多駅周辺と天神エリア、福岡空港を結ぶ「福岡市営地下鉄空港線」の駅は人気が高く、2位「大濠公園」と3位「唐人町」を含めて6駅がベスト10入り。全13駅のうち実に9駅が上位30位以内にランクインしています。

利便性だけでなく将来の資産性も含めて検討するなら、「福岡市営地下鉄空港線」の駅を最寄りとするエリアに住みたいという人が多いようです。

 

「借りて住みたい街」ランキングでは「博多」が3年連続1位

九州圏版（福岡県）『借りて住みたい街』ランキングは、2位の「高宮」に大差をつけて「博多」が3年連続で1位に輝きました。

「博多」は鹿児島本線などのJR線各線、福岡市営地下鉄空港線のほか、山陽新幹線や九州新幹線の起点・終点となっており、バスも遠距離・近距離を問わず100路線以上（博多バスターミナル発着含む）が乗り入れています。福岡市内だけでなく西日本全域の玄関口として出張や旅行などにも便利で、その交通利便性は群を抜いています。これほどのビッグターミナルにも関わらず、駅の徒歩圏には賃貸物件が数多くあります。これらのことを考慮すれば、1位の座は当分揺るがない可能性があります。

3位は「買って住みたい街」ランキングでも1位になった「西鉄平尾」でした。

「買って住みたい街」ランキングでも人気の「福岡市営地下鉄空港線」は、7位「姪浜」、8位「西新」、9位「東比恵」、10位「大濠公園」と5駅がトップ10入りしており、賃貸ニーズも極めて高いことが明らかです（全13駅のうち8駅がベスト30位内）。

 

「買って住みたい行政区」ランキングも福岡市内に集中　東京や大阪からのセカンドハウス需要も旺盛

また『買って住みたい行政区』ランキングでは、2年連続で「福岡市中央区」が1位になりました。

「中央区」は福岡市のみならず、西日本有数の経済規模を誇る行財政の中心地なので、居住ニーズも極めて高く、また東京や大阪からのセカンドハウス需要も旺盛で、突出した人気を誇っています。

2位以下は「博多区」、「東区」、「南区」、「早良区」と5位までが福岡市内の行政区でした。

6位は「久留米市」で、7位は「西区」、8位は「北九州市小倉北区」、9位は「八幡西区」で10位が「小倉南区」となっています。（文/ARNE 編集部）

■調査概要
対象期間：　2019年1月1日 ～ 2019年12月31日
対象者：　LIFULL HOME’S ユーザー　九州圏は福岡県を対象とした
集計方法：　LIFULL HOME’S に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計（行政区は駅が所在している行政区をそれぞれ集計）
分析：　LIFULL HOME’S 総研

 

【画像・参考】

※「2020年 九州圏版LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」発表-PR TIMES

※ LIFULL HOME’S住みたい街ランキング-LIFULL HOMES

※神崎 慎治