県内4ラーメン店が1杯200円の『青春ラーメン』を提供。子どもたちに笑顔を!【めんたいワイド】
新型コロナウイルスの影響で休校が続く子どもたちを支えていこうという取り組みが福岡県内で広がっています。
その様子を、2020年3月17日(火)に放送されたFBS福岡放送『めんたいワイド』からご紹介します。
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1杯200円の『青春ラーメン』に店主が込めた思い
福岡市南区のラーメン店『光四郎』。
店主の黒田さんの「(臨時休校で外出を控えている)子どもたちに元気になってもらいたい。美味しいものをみんなで一緒に食べたときに、元気が出たり、明るくなったりするかなと思って…」という思いから発案されたラーメン。その名も、『青春ラーメン』。
高校生以下限定、1杯200円で提供されています。200円という価格は子どもたちのお小遣いでも食べられるよう、採算度外視の金額設定です。
青春ラーメンを食べている高校生は、「お金を気にしちゃうので、良いと思う」「ありがたい。来やすくなった」と笑顔で言います。
閉店後に集まったのは、黒田さんが呼びかけ『青春ラーメン』に賛同した、県内でラーメン店を営む仲間や麺職人たち。
このうち、製麺所からは麺1,200玉が無償で提供されることになりました。
「何かがしたいと思ってはいたけど、切り口がなくて」「(うちの店では)初めての子ども向けメニューです」と他のラーメン店の代表や店長。
「(子どもたちを)元気にしたいなと思っていたけど、小さいところでしか伝えられないと思っていた。みんなで盛り上げていけるというのがすごく嬉しい。」と黒田さんは話します。
県内4店舗のラーメン店で『青春ラーメン』提供開始
黒田さんのお店以外でも『青春ラーメン』の提供が始まりました。
「おいしかった」「食べやすかった」と青春ラーメンを食べた中学生。
大人たちの心を込めた1杯がお腹だけでなく、子どもたちの気持ちも満たしています。
青春ラーメンは光四郎のほか、県内4店舗で今月末まで提供される予定です。
さらに、休校中の子ども(※小中学生が対象)を支援するサービスは、一蘭・資さんうどん・吉野家・餃子の王将でも始まっています。
「子どもたちを笑顔にしたい」というラーメン店の店主たちの熱い思いを感じますね。ARNEでも、特設ページを作り福岡の役立つ生活情報や支援サービスをまとめています。ぜひこちらもご覧ください。(文/ARNE編集部)
【参考・画像】
※ FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
この記事は公開時点での情報です。
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