【カボス丸ごと活用レシピ】鍋シーズンに大活躍!爽やかな香りを楽しむ調味料2つ

【ライター】中願寺あゆみ

【ライター】中願寺あゆみ

カボス

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

旬を迎えたカボス。今回は香りを生かして、皮で作る「カボスこしょう」と、果汁を使った「手作りポン酢」をご紹介します。

皮も果汁も余すことなく使えて、「焼き魚に絞るだけでは余る」「たくさんもらったけど使いきれない……」なんて時にもぴったり。

これからの鍋シーズンにも大活躍。いつものおかずに添えるだけで、爽やかな風味を楽しめますよ。

爽やかな香りとピリッとした辛さ!「カボスこしょう」

カボスの皮も、香り豊かな調味料に。青唐辛子と塩を合わせれば、自家製カボスこしょうが作れます。

鍋の薬味にしたり、焼いた肉や魚にちょっと添えたりと、柚子こしょうと同じように楽しめますよ。私はコンソメスープやチキンスープに少し加えるのがお気に入り。カボスの爽やかな香りとピリッとした辛さが、味のアクセントになりますよ。

カボスこしょう

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい量)
カボスの皮(緑色の部分)・・・20g
青唐辛子(ヘタと種を除く)・・・20g
塩・・・8g
カボス果汁・・・少々(必要に応じて)
※調理用の手袋を左右2枚ずつ、計4枚用意する。

<作り方>

(1)カボスはよく洗って水気を拭き、皮の緑色の部分だけを薄くむく(ピーラーを使用するのもおすすめ)。白い部分は苦みが出やすいので、なるべく除き、細かく刻む。

(2)窓を開けるか換気扇を回し、両手に手袋を2枚ずつ重ねて着ける。青唐辛子はヘタを除いて縦半分に切り、スプーンの先で種をやさしく取り除いて、細かく刻む。強く押すと汁が飛び散ることがあるので注意する。作業中は、手袋を着けていても目や顔に触れないようにする。

種

画像:中願寺あゆみ

(3)すり鉢や小型フードプロセッサーで、カボスの皮、青唐辛子、塩をすり混ぜる。まとまりにくければ、カボスの果汁を数滴ずつ加える。

(4)清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存する。

翌日以降、味がなじんでから使うのがおすすめ。長く保存したい場合は、少量ずつ冷凍すると便利です。

辛さを控えたい場合は、皮を30g、青唐辛子を10gにしても◎。合計40gなら、塩は同じ8gで作れます。分量を変える場合は、「皮+下処理した青唐辛子」の合計重量の20~30%を目安に塩を加えてください。

とにかく、青唐辛子を扱うときは換気をし、手袋を着けていても目や顔に触れないようにしましょう!!!

カボスの香りをぎゅっと閉じ込めた「手作りポン酢」

皮を使ったあとは、果汁も余すことなく使いましょう。爽やかな香りと酸味を生かした手作りポン酢は、鍋料理や蒸し魚にぴったり。

おいしいポン酢があれば、市販のお総菜もひと味違うおいしさに。ハンバーグやとんかつ、塩唐揚げに大根おろしを添えて、手作りポン酢をかけるだけで、さっぱりと楽しめます。忙しい日も、ちょっとしたひと手間で満足感のある一皿になりますよ。

ポン酢

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい量・約250ml)
カボス果汁・・・100ml
醤油・・・100ml
みりん・・・大さじ2
昆布・・・5cm角1枚
かつお節・・・5g

<作り方>

(1)みりんを耐熱容器に入れ、ラップをかけずに電子レンジ600Wで40~50秒加熱し、冷ます。

(2)清潔な保存容器にカボス果汁、醤油、みりん、昆布、かつお節を入れる。冷蔵庫で1~2晩なじませる。

(3)昆布とかつお節を茶こしなどで取り除く。

作った直後でも使えますが、一晩置くと酸味がまろやかになり、昆布とかつお節のうまみも加わります。カボスの酸味に合わせて、お好みでみりんの量は調整してください。清潔な容器に入れて冷蔵保存し、3か月を目安に使い切りましょう。

皮も果汁も使って、カボスの香りを丸ごと楽しめる手作り調味料。カボスがたくさん手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)

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