【れんこん徹底ガイド】覚えておきたい!選び方・保存方法のコツ<常温・冷蔵・冷凍>

【アンバサダー】久保ゆりか

【アンバサダー】久保ゆりか

れんこん

こんにちは。「野菜ソムリエ上級プロ」の久保ゆりかです。

秋から冬にかけて旬を迎える「れんこん」。

薄く切ると軽やかな食感に、厚めに切るとほっくりとした食感に仕上がり、煮物や炒め物、揚げ物など幅広い料理に使えるのも魅力です。

今回は、れんこんに含まれる栄養素や、知っておきたい下処理のコツ、鮮度を保つ保存方法など、毎日の料理に役立つ「れんこんの豆知識」をご紹介します。

れんこんの主な栄養素(※1)

◆ビタミンC
抗酸化作用を持ち、コラーゲンの生成にも関わる栄養素。れんこんはでんぷんが多いため、加熱によるビタミンCの損失が比較的少ないのも特徴です。

◆食物繊維
腸内環境を整えるのに役立つ栄養素。れんこん特有のシャキシャキとした食感にもつながっています。

◆カリウム
体内の余分なナトリウムの排出を促し、体内の水分バランスを保つ働きがあります。

◆ビタミンB1・B2
糖質や脂質などのエネルギー代謝に関わるビタミンです。

◆ポリフェノール(タンニンなど)
抗酸化作用が期待されています。

れんこんの選び方

れんこん

画像:久保ゆりか 撮影:工藤万太郎

・ふっくらとして太く、ずっしりと重みがあるもの
・表面に傷や変色が少なく、皮にツヤがあるもの
・節の間が長すぎず、形が整っているもの
・カットされている場合は、切り口が白~淡いクリーム色で、みずみずしいもの
・穴の中が黒ずんでいたり、乾燥していないもの

れんこんの保存方法

◆丸ごと泥付きれんこん(保存期間の目安:常温で約2週間)

旬の時期である、涼しい冬場に出回る両端が切られていない泥付きのれんこんは、常温で保存可能です。土を落とさず、乾燥しないよう湿らせた新聞紙などで包み、直射日光の当たらない冷暗所で保存します。

泥付き丸ごとれんこん

画像:久保ゆりか 撮影:工藤万太郎

◆丸ごと洗いれんこん(保存期間の目安:冷蔵で約1週間)

乾燥しないよう、濡らして固く絞ったキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

丸ごとあらいれんこん

画像:久保ゆりか 撮影:工藤万太郎

◆カット済れんこん(保存期間の目安:冷蔵で4~5日・秋冬は約1週間)

カットされたれんこんは、切り口から乾燥や変色が進みやすいため、切り口をラップでぴったりと包み、ポリ袋や保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。なるべく早めに使い切るのがおすすめです。

カット済みれんこん

画像:久保ゆりか 撮影:工藤万太郎

◆カットして冷凍(保存期間の目安:約1カ月)

長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。切ってから冷凍しておくと、必要な分だけ取り出して使えるので便利です。

使いやすい形(薄切り、輪切り、乱切りなど)に切り、酢水(水1カップに酢小さじ1/2程)に2~3分さらします。水気をしっかりと拭き取り、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

酢水にさらすことで変色を防ぎ、白くきれいな状態を保ちやすくなります。ただし、長くさらしすぎると酢のにおいが移ってしまうため、2~3分程度を目安にしましょう。

◆すりおろして冷凍(保存期間の目安:約1カ月)

すりおろしたれんこんは、つくねやお好み焼きのつなぎ、スープやあんかけのとろみづけなどにも便利。

皮をむいてすりおろし、1回分ずつラップで包むか、冷凍用保存袋に薄く平らにして入れて冷凍できます。

変色しやすいので、すりおろしたら早めに冷凍しましょう。

れんこんすりおろし

画像:久保ゆりか 撮影:工藤万太郎

使うときは、必要な分だけ取り出して自然解凍するか、凍ったまま加熱調理に使えます。

れんこんすりおろしの冷凍

画像:久保ゆりか 撮影:工藤万太郎

選び方や冷蔵・冷凍保存のポイントを押さえて、ぜひ、旬ならではのおいしさを味わってみてください。(文/久保ゆりか)

※この記事は公開時点での情報です。
※本サイトの全てのコンテンツ(画像、文章等)について、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。判明した際には、法的措置をとる場合があります。

※文/久保ゆりか
※画像/工藤万太郎
(※1)食品成分データベース(文部科学省)https://fooddb.mext.go.jp/index.pl