
【こんまり流】いきなり「片づけよう」はNG!“実家の片づけ”スムーズに始めるコツ
こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけシニアコンサルタントの安部綾子です。
「なんだか最近、実家が片づいていない気がする」、そう感じたことはありませんか?
床や棚のホコリ、冷蔵庫の重複した食品、あちこちに置かれた洗剤や日用品……以前はきちんとしていたのに。
これは、親御さんが年齢とともに少しずつ変化しているサインかもしれません。
無理強いせず、親子で笑顔のまま進める「実家の片づけ」の具体的な進め方をご紹介していきます。
1:いきなり「片づけよう」と言うのはNG!
高齢になると物は減るどころか増えやすくなります。特に、親世代で多い「もったいない」「いつか使う」「まだ使える」という価値観は簡単には変わりません。
さらに、体力が落ち、判断力も少しずつ鈍ってくると、“片づける”ということが大きな負担になってしまいます。
「片づけ」=「物を捨てる」と思いがちで、“人生の後片付け”を急かされているような気持ちになるため、片づけに前向きにはなれず物を溜め込んでいく可能性も高まります。

画像:安部綾子
久しぶりに実家に行くと家の変化に驚いて、子ども世代がやってしまいがちなのが、「もう捨てたら?」「なんでこんなに物があるの?」「片づけちゃんとしなよ」と、責めること、怒ること、急かすこと。そしていきなり「片づけよう」と迫る。
これでは、逆効果です。
家の中にあるたくさんの物は、親にとってはどれも、長い年月を「生きてきた証」であり、「思い出」であり、持っていることで「安心するもの」でもあるのです。物が少ない時代を経験してきた世代なので、物に対する感覚が違うのです。

画像:Shutterstock
だからこそまず必要なのは、理解しようとする姿勢です。そして子どもとして大切なのは、親が少しずつ衰えていくことを受け入れることです。それは寂しいことですが、目をそらしても現実は変わりません。
こんまり流の基本は「捨てるもの探し」ではなく「残すもの選び」。まずは「お母さん、これ長い間、大切に使っていたね」と、今までの暮らしへの敬意を払うことから始めましょう。
そして何よりも大切なのは、日頃からコミュニケーションを取ることです。帰省したら一緒に食卓を囲み、何気ない会話をする。困っていることはないか、さりげなく聞いてみる。直接会いにいくのが難しければ、電話やメールでもいいと思います。
2:まずは親が困っている「小さな場所」から
実際に片づけを始めるときは、大きく一気に変えようとしないこと。
まずは親が困っている「小さな場所」からスタートするのがおすすめです。
たとえば冷蔵庫の中や食器だけでもOK。判断しやすいものが多く、短時間で「良くなった」という達成感を味わえます。

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洋服をきれいにたたんでタンスに並べるだけでもいいと思います。「きれいになるのはうれしい」と、少しでも感じてもらえたら成功です。
そして大事なポイントは、「片づけして!」ではなく「一緒にやろう」と声をかけること。安全で心地よい暮らしを整えることが目的だと共有しましょう。
3:「自分の物」も忘れずに
親の物を片づける前に、最も優先すべきことがあります。それは「実家に置き去りにした自分の私物」です。
親は、長年置かれたままでも子どもの物を勝手に捨てることはしないものです。「自分の物を片づけに来たよ」という名目で作業を始めてみるというのもいいかもしれませんね。

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実家の片づけは、家をきれいにすることだけが目的ではありません。これまでの人生を振り返ったり、これからの暮らしを安心安全に整えていくために必要なこと。子にとっては自分が歳を重ねてどのような暮らしをしたいのかを考える、未来への準備でもあります。
先延ばしにせず、気づいた時から少しずつ始めてみてください。親子だからこそ難しいときは、一人で抱え込まず、専門家に頼るという選択もあると覚えておいてくださいね。(文/安部綾子)
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