
【調味料活用レシピ】味付けはポン酢のみ!驚きの美味しさになる味玉&炊き込みご飯
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
鍋以外でもどんどん活用してほしい調味料が「ポン酢」。意外なおいしさに出会えるので、その活用法をご紹介します。
1:隠し味は鰹粉、さっぱり上品味「ポン酢で味玉」
忙しいこの季節、味玉が冷蔵庫にあると何かと便利。
ポン酢に漬け込んだ卵は、ポン酢のうまみを吸い込んで、さっぱり上品な味に。意外なうまさです。
お弁当や、おつまみ、ラーメンのトッピングにもおすすめ。ぜひやってみて。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(作りやすい個数)
卵・・・6個
Aポン酢・・・60ml
Aかつお粉・・大さじ1/2
※鰹節1パックでも可
<作り方>
(1)フライパンに水200ml(分量外、底から高さ1cm程度でも大丈夫)を注ぎ、冷蔵庫から出した卵を入れる。中火にかけ、沸騰したら卵を転がし、弱中火にしてふたをする。そのまま4分加熱する(フライパンの中が沸騰している状態で、常に湯気が出るようにする)。
(2)火を止め、そのまま2~3分置く(固ゆでが好きな方は、置く時間を8分に延ばす)。取り出して容器に入れた氷水につけ、ヒビを入れる。そのまましばらく置く。
(3)殻をむく。ペーパーで水分をふき取る。
(4)ポリ袋にAと卵を入れる。水を張ったボウルに入れ、空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で半日以上漬け込む。
味玉を作る場合は、少ない調味液で漬けたいので、写真のように水に沈めながら空気を抜き、袋を閉じます。

画像:中願寺あゆみ
卵を切るときは、ミシン糸(なるべく細い糸)をゆで卵にぐるっと巻き付けて中央で交差させ、左右に引っ張って切ると、写真のようにきれいに切れます。
2:おかわり必至のおいしさ!「バタポンで炊き込みごはん」
加熱することで、ポン酢の酸味がまろやかになり、さっぱりとしたうまみが残ります。バターのコクも加わり、おかわりが止まりません!

画像:中願寺あゆみ
【材料】(2~3人分)
米・・・1合
鶏もも肉・・・80g
人参・・・中1/2本
油揚げ(四角)・・・2枚
青ネギ(小口切り)・・・適量
ポン酢・・・50ml
バター・・・15g
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。油揚げは細かく切る。鶏もも肉は親指大に切る。
(2)米をざるにあげ、炊飯器の内釜へ入れる。ポン酢を入れ、水を1合のメモリまで注ぐ(鍋炊きの場合はポン酢と水を合わせて200mlにして鍋に加える)。人参は縦半分に切ってそのまま入れ、まわりに油揚げ、鶏もも肉を入れて炊飯する。
(3)炊き上がったら人参を崩しながら全体を混ぜる。バターも加えて全体をサックリとまぜる。
(4)器に盛り、青ネギを散らす。
炊き込みごはんの具材は、冷蔵庫の中にあるものでOKです。炊き込みご飯の定番の、ひじきやきのこなどお好きなものでどうぞ。人参は、面倒な切る作業を省略。炊きあがってほぐすことで、存在感のある具になります。
いかがでしたか? ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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