【なすレシピ】簡単なのに美味しさ抜群！アレンジ自在の作り置き＆ワンパンおかず

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

秋なすの季節になりました。夏の頃に比べて皮が柔らかく甘みが強い秋なすは、食材そのままを活かした焼きなすやてんぷらなどにもおすすめです。また、水分量も多く火が通りやすいので、炒め物や電子レンジでの調理にも向いています。

今回は、そんな秋なすを使ったレシピをご紹介します。

1：ワンパンでがっつり白ごはんおかず「ひき肉となすのとろとろ煮」

トロットロのなすにそぼろのあんがよく絡んで、とにかくごはんの進むおかずです！！

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
豚ひき肉（もしくは合いびき）・・・120g
なす・・・2本　※1本20cm（160g）程度
しょうが（みじん切り）・・・小さじ1
豆板醤・・・小さじ1
青ねぎ（小口切り）・・・適量
A水・・・150ml
A鶏がらスープの素・・・小さじ1
A醤油・・・大さじ1／2
Aオイスターソース・・・小さじ1
花椒・・・小さじ1／2
かたくり粉・・・小さじ2
サラダ油・・・大さじ1／2

＜作り方＞

（1）なすはがくを取り、長さを半分にし、さらに縦に6等分に切り、水にさっとさらす。かたくり粉は大さじ1.5の水（分量外）で溶く。

（2）フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、なすの皮目を下にして入れてふたをし、1分蒸し焼きにする。

（3）なすを端に寄せ、あいたところにしょうが、豆板醤を加えて炒める。香りが立ってきたらひき肉を加えて炒める。

（4）ひき肉におおかた火が通ったら、全体を炒め合わせて、混ぜ合わせたAを加え、煮立たせる。水溶きかたくり粉でとろみをつけ、花椒を全体に振って火を消す。

（5）器に盛り、青ねぎを散らす。

なすは蒸し煮にすることで、油少なめで調理することができます。辛いのが好きであれば、ラー油をお好みで垂らしても◎。

少し煮汁多めなので、ご飯の上にのっけるのがおすすめ！

画像：中願寺あゆみ

2：アレンジ無限！「塩もみなす」

なすって油と好相性なのはわかるけど、ちょっと罪悪感が……。そんな時、塩もみはいかがですか？

なすは野菜室に入れておくと、すぐに表面に張りがなくなりますよね。私は買ってきてすぐに、1本は塩もみにします。

塩もみにしたなすは、お好みで生姜やからし醤油、ポン酢、麺つゆ、鰹節にしらすにみょうが、大葉、青ねぎなどの薬味をのせたり、ごま油を垂らしたり……ツナを合わせたりしてもいいですね。その日の気分でアレンジを楽しんでみて。

私はよく晩酌のアテにしています。罪悪感少なめのおつまみで、1本分、ペロッと食べてしまいます。写真は、生姜醤油をかけて、釜揚げしらすをのっけました。

そのほか、お味噌汁に入れたり、炒め物に加えたりもできますよ。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
なす・・・1本　※1本20cm（160g）程度
塩・・・小さじ1／2 　※なすの重量の2％目安

＜作り方＞

（1）なすはがくを取り、5mm幅のいちょう切りにする。※斜め切りでもお好きな切り方でどうぞ。

（2）ポリ袋になすと塩を入れ、塩を全体に行きわたらせる。ギューッと抑えて空気を抜いて口を縛り、なすがしんなりして、水分が出るまで5分以上置く。※写真のような状態で冷蔵庫で1～2日くらいそのままでもOKです。

画像：中願寺あゆみ

（3）ポリ袋の端を少し切り、両手でギューッと押さえながら水分を絞り出す。

いかがでしたか？　ぜひ作ってみてくださいね！（文／中願寺あゆみ）

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