
【万能作り置き】まるでスイーツ!フライパンで簡単「蒸しかぼちゃ」&アレンジレシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
かぼちゃがおいしくなる季節。ですが、意外とレパートリーがないという方も多いのではないでしょうか。
かぼちゃはゆっくり蒸すとやさしい甘みとホクホクの食感を楽しむことができます。
蒸し器もせいろもないし……そんなみなさんもご安心あれ! 今回はフライパンで蒸す方法とアレンジレシピをご紹介します。ハロウィンのレシピを考え中の方にもおすすめです。
まるでスイーツ!フライパンで蒸しかぼちゃ
加熱に時間がかかるので、作っておくと意外と便利な蒸しかぼちゃ。少しの塩を加えてじっくり加熱することで、甘みがぐんっと引き立ちます。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(作りやすい量)
かぼちゃ・・・1/4個(種付きで250~300g)
水・・・80ml
塩・・・小さじ1/4
<作り方>
(1)かぼちゃの種をスプーンで取り除く。食べやすい大きさになるべく均等に切る。皮がごつごつしていたり、色が悪いところは包丁で取り除く。
(2)フライパン(写真は24cmを使用)に皮目を下にかぼちゃを並べ、水と塩を加える。ふたをして中火で加熱し、蒸気が出てきたら弱火にして10分ほど、竹串がすっと入るくらい柔らかくなるまで加熱する。※途中水がなくなったら大さじ1を目安に追加していく。
(3)火を消し、ふたをしたまましばらく置く。粗熱が取れたら、耐熱容器に入れて冷蔵庫で保存する。
冷蔵保存で3日以内に食べきってください。
活用レシピ:素材のうまさが引き立つ「かぼちゃのポタージュ」
少ない材料であっという間に完成。朝ごはんにもピッタリなポタージュです。シンプルにかぼちゃのおいしさが楽しめます。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(2人分)
A蒸しかぼちゃ・・・200g
A牛乳(豆乳でも可)・・・200~250ml
塩・・・小さじ1/4
オリーブオイル・・・適量
ブラックペッパー・・・少々
<作り方>
(1)Aを鍋に入れ、(あれば)ブレンダーで攪拌する。
(2)(1)を弱火にかけ、温める(好みの緩さに調整してください)。塩を加える。
(3)器に盛り、オリーブオイルをたらし、ブラックペッパーを振る。
味は薄めにしておいて、それぞれで岩塩などをぱらぱら振って食べると◎。お好みでバターを加えても。皮はついたまま使用しています。気になる方は取り除いてもいいですが栄養素がたっぷりなのでぜひそのままで。
ブレンダーやミキサーがない方は、マッシャーでつぶして、あえて少し食感の残るポタージュにしてもおいしいですよ。
今回ご紹介したスープのほかにも、写真のようにつぶしてクリームチーズとマヨネーズを混ぜてサラダにしても◎。

画像:中願寺あゆみ
ほかにもそのままドレッシングやそぼろあんをかけたり、潰して離乳食にしたり、コロッケの具にしてもOK。アルミカップにかぼちゃを入れ、ミートソースとチーズをのせてトースターで焼けば、グラタンチックなお弁当のおかずもできますよ。
活用方法もいろいろあって、そのままでももちろんおいしい蒸しかぼちゃ、ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
