
【こんまり流】暮らしの効率が良くなった!プロが実感「やめてよかった」収納法4つ
こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。
収納は、「これがよい」「この方法が当たり前」と思っていたやり方が最適なものとは限りません。それらを見直すことで、空間はより快適に効率的に生まれ変わる可能性があります。
この記事では、私が実際に「やめてよかった!」と実感した収納法をご紹介していきます。
1:中身の“見えない”ボックス収納
扉を開けた時に、真っ白で同じ収納ボックスが並んでいるのは見た目にも気持ちいい!……そう思ってやってみた洗面台の鏡裏収納。

画像:安部綾子
棚にピッタリ合うサイズのボックスを探して並べて、歯ブラシや歯磨き粉などの洗面用品のストックなどを収納していました。
中身が見えずスッキリ!と思ったのですが……。いざストックを取りだそうと思ったら、どこに何があるのか分からず、いちいち全部のボックスを確認することになり、面倒くさい。家族からも「どこに何があるか余計わかりずらい」と不評でした。
そこで、中身の見えないボックス収納は思い切ってやめました。「箱に入れて収めたほうがいい」という考えも手放しました。
今は、そのまま置いたり、半透明のボックスを使ったりしています。

画像:安部綾子
そもそも鏡裏収納なので、普段は見えない場所。そこまで見た目を気にする必要はない場所でした。
扉を開けた時にさっと使いたいものが取り出せるようになって、とても快適になりました。
2:“ラベルを貼りすぎる”収納
どこに何を収納しているかが分かるようにボックスにラベルを付ける。ラベルライターでシールを作って家中のボックスに貼ることも、以前はよくやっていました。

画像:安部綾子
ところがある日ふと思ったのは、ラベルがないほうがずっと見た目がすっきりするということ。ラベルに限らず、文字情報は少ないほうが当然すっきりしますよね。
そもそも、本当に必要なものだけを厳選し、収納自体をシンプルに整えることができていれば、ラベルがなくても困ることはありません。 どこに何があるかが一目瞭然だからです。
私は、このスペースに「こんまり流片づけ」を実践してからは物の定位置が明確になったので、どこに何があるかを把握できるようになりました。
その結果、ラベルはほとんど必要なくなって見た目がかなりすっきりし、さらに機能的になったのを実感しています。
★詳しくはこちらの記事で!★
【こんまり流】キッチンの片づけ「食料品編」
ラベルをなくすことで得られるメリットは、見た目だけではありませんでした。
・物の定位置が確立される:ラベルがないことで、自然と「どこに何をしまうか」を意識するようになり、物の迷子がなくなります。
・探す時間の短縮:どこに何があるか把握できているため、“探し物をする時間”が劇的に減ります。
・無駄な買い物が減る:持ち物を把握できているため、重複して購入することがなくなり、無駄買いがなくなります。
このように、収納をちょっと整えてラベルに頼らなくすることで、収納術以上の効果をもたらしてくれますよ。
3:細かく分けすぎる収納
分類しすぎて失敗したのは、子どものおもちゃでした。ブロックがどんどん増えてきたので、遊びやすいようにと考えて色別、形別にわけてボックスに入れました。
すると、子どもが片づけを嫌がるようになりました。細かく分類しないといけないので、片づけをするのに時間がかかるようになったからです。
その様子を見て、おもちゃはざっくり収納がいいということを再認識しました。
「ざっくり収納」とは、大まかな分類で収納していくこと。たとえば、おもちゃを「ブロック」「ぬいぐるみ」といった大まかなカテゴリーに分け、それぞれ大きな収納アイテムにポンポン入れていくだけ。
すると、子どもでも遊び終わったら「ここに入れるだけ!」とシンプルに理解できます。すぐにできることなので、子どもも片づけが苦痛ではなくなり、自分でできるようになりました。親も「片付けなさい!」と言うストレスから解放されますよ。

画像:安部綾子
4:なんでも“掛ける”キッチン収納
キッチンのコンロ周りにフックを付けて、おたま、フライ返し、菜箸などを掛けていました。料理するときにさっと取れるといいなと思っていたからです。

画像:安部綾子
確かにコンロ周りに料理器具を掛けているとさっと使うことはできたのですが、実は、とても掃除しにくいと感じていました。
壁面に付いた油はねなどの汚れを取ろうと思っても、わざわざフックや料理器具を外して拭くのはとっても面倒……。ついつい適当に済ませがちになり、気がついたら調理器具やフックが油汚れでベタベタになっていました。
「こんまり流片づけ」を実践するようになり、意識できるようになったのは「キッチンは掃除しやすさ第一」ということ。
そのためには、表にはできるだけ物を置かないことです。ということで、キッチンの掛ける収納はやめました。
現在は、調理器具はすべて引き出しの中に収納しています。スッキリときれいなキッチンで料理するのは気分がいいもの。引き出しの中も必要なアイテムだけを厳選して入れているので迷わずさっと取り出せますし、まったく苦にはなりません。
便利な収納も大事ですが、さっと掃除できる環境づくりをすることも大切だと感じています。

画像:安部綾子
今回ご紹介したのはあくまで私の例ですが、これがいい!と感じていた方法が、実は最善とは限りません。今回ご紹介したことを通じて、みなさんの空間がより快適に進化するきっかけとなれば幸いです。
きれいに整った空間を簡単に長続きさせるコツは、できるだけシンプルな収納にしておくこと。まずは今ある物の見極めをしっかりとして、シンプルな収納を作ってみてくださいね。(文/安部綾子)
【参考・画像】※文・画像/安部綾子
※Hipste Style/shutterstock
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