
簡単でおしゃれ!パーティーが盛り上がること間違いなし「スイカ」レシピ3つ
こんにちは。『野菜ソムリエ上級プロ』の久保ゆりかです。野菜、果物にまつわる食の情報をご紹介しています。
今回ご紹介するは、今が旬の「スイカ」。
雨が降るとスイカが水分を吸って糖度が下がるため、梅雨入り前に育ったスイカは、ひときわ甘くておいしいと言われています。

画像:久保ゆりか
日本一のスイカの産地は熊本県。中でも熊本県植木町は有名なスイカの産地です。植木町は盆地なので日中の気温は高く、夜間の気温が低め。スイカの甘みや香りを存分に引き出して育てるのに適した環境が整っています。
そんな植木町『片山フルーツ園』のスイカが届きました。
先代から30年以上スイカ栽培を行っている『片山フルーツ園』は、JA生産者の中で最も平均糖度が高いスイカの生産者に贈られる賞を何度も受賞している小玉スイカの栽培農家。
長い年月をかけてこだわり抜いた土作りと、緻密な温度管理、日照時間の調節を行い、丹精込めたスイカが育てられています。

画像:久保ゆりか
そんな『片山フルーツ園』で作られている『ひとりじめ』というスイカ。
スイカの中でも人気が高く、全国的に栽培されている品種のひとつです。『ひとりじめ』という名前は、小玉ということで、開発者の「独り占めしてほしい」という想いから。シャリシャリとした食感と、果汁たっぷりのみずみずしさが特長です。
スイカは食べる直前に冷やすことでさらにおいしくいただけます。おいしい基準は8〜10℃くらい。大きさにもよりますが、食べる2~3時間前に冷蔵庫などで冷やしておきましょう。
ちなみに、スイカの赤い色は、カロテノイドの一種「リコピン」。リコピンといえばトマトを思い浮かべる方も多いと思いますが、スイカに含まれるリコピンの含有量はトマトの1.5倍ともいわれています。(※1)リコピンは抗酸化作用があるので、スイカは美容にいい食材とされていますよ。
そのまま食べておいしいスイカですが、今回はアレンジして楽しみました。
パーティーにもぴったり!華やかな見た目の「スイカピザ」
今年は、おうちで「スイカピザパーティー」しませんか?
「スイカピザって??」ですよね。スイカを“ピザに見立てて”、好きなトッピングをのせてみました。
暑い日に食べたいひんやりおやつで、フルーツの栄養素もしっかり摂取できて、いいことだらけ。そして、盛り上がること間違いなし!
今回のトッピングには、いちご、キウイ、バナナ、ブルーベリー、くるみなどを使っていますが、野菜、果物、ナッツ、ハーブなど何でもOKですよ。

画像:久保ゆりか
<作り方(一例)>
(1)スイカを2cmの輪切りにし、放射線状に6~8等分にカットする。
(2)いちごは半分にカット、キウイは皮をむいて半月切り、バナナはお好みの型でくり抜く。
(3)器にスイカをのせ、スイカの切れ目に食材を置かないように意識しながらいちご、キウイ、バナナ、ブルーベリー、クルミを盛り付け、セルフィーユを飾る。
お好みで、塩を振ったり、はちみつをかけたり。チーズをのせるのもおすすめですよ。
トッピングには向く食材、不向きな食材がありますが、想像以上に合う食材が多いので、ひとまずのせてみましょう。
爽やかな味わいで見た目も鮮やか!「スイカサラダ」
スイカのほどよい甘さとトマトのフルーティーさ、そしてミルキーなモッツァレラチーズのコクが合わさった、とってもおいしいサラダ。爽やかな味わいで、これからの季節にもピッタリです。
突然ですが皆さんは、スイカに塩をかける派ですか? それともかけない派ですか? 私は以前、「スイカに塩はいらない!」という反対派でしたが、塩気の効いたスイカ料理のおいしさに出会って以来、塩をかける派にもなりましたよ。

画像:久保ゆりか
<作り方(2人分)>
(1)スイカ150gの皮を取り除き、果実を角切りしながら、種を取り除く。
(2)ミニトマト4個と紫玉ねぎ少々を、食べやすい大きさに切る。モッツァレラチーズ50gは食べやすく手でちぎる。
(3)器に盛り付け、オリーブオイル大さじ1、レモン果汁大さじ1/2、ハチミツ小さじ1、塩・黒胡椒各少々を混ぜたドレッシングをかける。
ピンク色がかわいい!「スイカスムージー」
ピンク色がかわいい、さっぱり爽やかな味わいのスイカのスムージー。スイカは90%以上が水分なので、さらっとしていて飲みやすいのも魅力です。
また、水分と糖分を含むため、熱中症予防にも効果が期待できますよ。

画像:久保ゆりか
<作り方(1人分)>
(1)種と皮を取り除いたスイカ150g、ヨーグルト50g、ハチミツ少々をミキサーに入れ、なめらかになるまでかくはんする。
(2)グラスに注ぎ、スイカを飾って完成!
どのレシピもお手軽で、自分好みにアレンジできます。お好きな食材を加えて、ぜひチャレンジしてみてください。(文/久保ゆりか)
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※文・画像/久保ゆりか
(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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