
使いこなしたい!おしゃれな和のスパイス「粉山椒」の簡単やみつき活用レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
暑くなるの、早すぎませんか??
さて、今回は粉山椒を使ったレシピをご紹介します。買うと結構いいお値段だけど、うなぎにかける以外に使い道があまり思いつかない粉山椒。余らせるのはもったいないので、いろんなものに加えて使ってみませんか?
山椒はみかんや柚子と同じ、柑橘の仲間です。柑橘の清涼感を粉山椒でプラスして、むしむしとした季節を乗り切りましょう!
1:味噌との相性抜群「鶏もも肉の山椒味噌焼き」
鶏肉と漬け込めば、粉山椒のさわやかな香りが食欲をそそり、白ごはんが進むおかずに。朝や前日の夜に漬け込んでおけば、帰ってきたらグリルで焼くだけです。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(2人分)
鶏もも肉・・・350g
味噌・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1.5
粉山椒・・・小さじ1/2
サラダ油・・・適量
<作り方>
(1)鶏もも肉の余分な脂を取り除く。分厚ければ切って開き、厚みをなるべく均等にする。
(2)サラダ油以外の材料をすべてポリ袋に入れて揉みこむ。空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で30分(~2日)ほど置く。
(3)鶏肉をポリ袋から出し、味噌をキッチンペーパーでぬぐい取り、魚焼きグリルに皮目を上にして入れ、表面に刷毛でサラダ油を薄く塗る。
(4)中火で9分ほど焼く(途中焦げそうなときはアルミをかぶせて)。
(5)食べやすい大きさに切り、皿に盛る。
一枚を豪快に焼くと、パリッとジューシーに仕上がります。きのこやししとうなども一緒に焼けば、付け合わせも完成しますよ。漬け込んだものを冷凍しておくことも可能です。
2:歯ごたえにお箸が止まらない!「じゃがいもとささみの山椒マヨサラダ」
山椒がピリッときいたじゃがいものサラダは、さっとゆでてシャキシャキの食感で。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(2人分)
ささみ・・・2本
じゃがいも(メークイン)・・・中1個(160g)
Aマヨネーズ・・・大さじ3
A醤油・・・小さじ1/2
Aすりごま・・・大さじ1
A粉山椒・・・小さじ1/3
酢・・・大さじ1
塩・・・適量
<作り方>
(1)耐熱容器にささみを並べ、酒小さじ1、塩、砂糖一つまみ(ともに分量外)をして、ふんわりとラップをかぶせ、電子レンジ500Wで1分加熱する。ささみをいったん取り出して、上下をひっくり返し、さらに500Wで1分加熱する。ラップを外し、粗熱をとる。
(2)じゃがいもの表面をたわしなどできれいに洗い(皮が気になる場合はむいてもOK)、細切りにして水にさらす。
(3)500mlの湯(分量外)を沸かし、酢を加え、じゃがいもを1分ほどゆでる(ゆで時間は千切りの太さによって調整してください)。じゃがいもに透明感が出てきたタイミングでざるにあげ、水に取る。
(4)(3)の水気をペーパーでしっかりとふき取る。
(5)ボウルにAを混ぜ合わせ、じゃがいもと手で割いたささみ(筋は取り除く)を加えて混ぜ合わせる。塩で味をととのえる。
皮が薄い新じゃがを使う場合は、表面をきれいに洗えば、皮ごと使ってOK。
このレシピに関しては、今出回っている実山椒をゆでて、下処理したものを粉山椒の代わりに加えても最高です。
実山椒はこの時期しか出まわらないので、ぜひ見つけたら手仕事やってみてください。作ってみたい方はぜひARNEの過去の記事『手作りしたら安い&美味しい♡ 意外と簡単「ちりめん山椒」の作り方』(記事はこちらから)をご覧ください。私もさっそく一年分のストック用に作業しましたよ。
このほかにも粉山椒は、サラダやからあげにパラっと振りかけたり、炒め物に加えたり、白身魚やタコなどの刺身のアクセントとしてもおすすめです。ぜひ余すことなく活用してみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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