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ほたるいかのタブレ

お米の代わりになる救世主!? 使い道いろいろの便利食材「クスクス」の絶品レシピ

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

お米の価格が高止まりしている中、代用品を探したりいろいろと工夫されていることだと思います。本当に高いですよね……。

そこで今回は、お米高騰の一助となるか? 世界最小のパスタと言われている「クスクス」を使ったレシピをご紹介します。

クスクスとは?基本の戻し方は?

モロッコをはじめ、北アフリカ、ヨーロッパや南米、中東など幅広い地域で食されているクスクス。煮込み料理の横に添えたり、サラダにしたりと食べ方もいろいろです。

日本では輸入食材を扱うお店やデパートなどでも手にすることができます。価格は500gで500~700円くらいのものが多いようです。

戻す前はこんな感じです。

クスクス

画像:中願寺あゆみ

基本的には食べたい量のクスクスと同量の熱湯、塩を加えて、そのまま約5分程度蒸らし、オリーブオイルを回しかけて混ぜれば完成です。

【材料】(1人分目安)
クスクス・・・50g
熱湯・・・50ml
塩・・・一つまみ
オリーブオイル・・・大さじ1/2

<戻し方>

(1)ボウルにクスクスと熱湯、塩を入れてラップをし、5分以上蒸らす。

(2)オリーブオイルを回しかけて混ぜる。

完成はこんな感じです。50gって結構少なそうに感じますが、まあまあお腹が膨れます。

アフタークスクス

画像:中願寺あゆみ

1回作って量などを確認して、自分の食べる量の目安も作ってみてくださいね。パスタのようにゆでる必要がないので、急いでいる時にもおすすめです。戻したものは冷蔵庫で保存も可能。

1:白ワインのベストフレンド!混ぜるだけ「ほたるいかのタブレ」

タブレとは、クスクスとトマトやハーブなどの野菜を混ぜ合わせて作る料理。フランスの国民食とも言われている一品です。

この時期のお楽しみ、大好きなほたるいかをたっぷり加えてタブレにしました。口の中でほたるいかが弾け、良いソースに。食べ応えもあります!

ほたるいかのタブレ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
クスクス(乾燥)・・・50g
ほたるいか(ボイル)・・・100g
きゅうり・・・2/3本
新たまねぎ・・・1/4個
ミニトマト・・・4個
塩・・・小さじ1/5
ブラックペッパー・・・適量
レモン汁・・・大さじ1
白ワインビネガー・・・大さじ1
オリーブオイル・・・大さじ2
ミント・・・適量

<作り方>

(1)ボウルにクスクスと熱湯50ml(分量外)、塩一つまみ(分量外)を入れてラップをし、7分蒸らす。

(2)ほたるいかの目、背骨、くちばしをとる(面倒だったら目だけでもOK)。きゅうりは縦に4等分にして1cm幅に切る。新たまねぎは薄切りに、ミニトマトは4等分に切る。

(3)クスクスが冷めたら、塩、レモン汁、白ワインビネガー、オリーブオイルを加えて混ぜる。

(4)(3)に(2)とミントも加えて混ぜ合わせ、塩(分量外)、ブラックペッパーで味をととのえる。

今回はミントを使いましたが、パセリ、イタリアンパセリ、パクチーなどでもOKです。ハーブ類がとっても合うので、ぜひ加えてください。

野菜は冷蔵庫にあるものでOK。セロリ、パプリカなどもおすすめ。

2:うまみたっぷり「春野菜と鶏手羽元のスパイストマト煮込み」

クスクスがよく食べられているモロッコ。モロッコといえば一時期「タジン鍋」も流行りましたよね。

クスクスはタジン鍋で作るような蒸し煮の料理と一緒に食べられることが多いので、今回は春野菜と、うまみの出る骨付き肉でトマト煮込みにしました。

野菜から出る水分で煮込むことで、栄養素もうまみも逃しません!

煮込み

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
クスクス・・・乾燥80~100gを戻しておく(※戻し方は上記参考)
鶏手羽元肉・・・4~6本(250g)
新たまねぎ・・・1個
トマト・・・2個
人参・・・1本
にんにく(みじん切り)・・・大さじ1
クミンシード・・小さじ1
Aコリアンダーパウダー・・・小さじ1/2
Aパプリカパウダー・・・小さじ1/2
Aチリパウダー(お好みで)・・・適量
サラダ油・・・大さじ1
パクチー・・・適量
塩・・・小さじ1
ブラックペッパー・・・適量
レモン(串切り)・・・2個

<作り方>

(1)新たまねぎは6等分の串切りにする。トマトはへたをとってざく切りにする。人参はへたを落とし大きめ(6等分程度)に切る。パクチーは根の部分を切り落とし(使用します)、茎と葉の部分は粗く刻む。鶏手羽元はキッチンバサミで骨に沿って切り込みを入れて開き塩小さじ1/2をして下味をつける。

(2)厚手の鍋にサラダ油を加え中火にかけ、鶏手羽元を加えて表面をしっかりと焼き付ける。

(3)にんにく、クミンシード、新たまねぎ、人参を加えて炒め合わせる。

(4)クミンの香りが立ってきたらトマト、塩小さじ1/2、パクチーの根、Aを加えふたをして弱中火で30分煮込む(水気が少なすぎるようであれば50ml程度ずつ足す)。

(5)パクチーの根を取り出し、ブラックペッパーを加える。塩(分量外)で味をととのえ、パクチーの茎と葉を加えて混ぜる。

(6)クスクスと一緒に器に盛り、レモンを添える。

こちらも野菜は冷蔵庫にあるものでOK。じゃがいも、ズッキーニ、ピーマン、ひよこ豆や大豆、インゲン豆などもおすすめです。あれば、旬の春人参はぜひ。甘くておいしいですよ。

スパイスもあれこれ持っていなければ、クミンだけでもOKです。

鍋は無水調理ができる鋳物の鍋がおすすめ。薄手の鍋しかない場合は、100ml程度の水を加えて煮込んでください。

クスクスをまだ食べたことがないみなさん、このレシピで一度食べてみませんか?(文/中願寺あゆみ)
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【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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