
お米の高騰に負けない!“少ない量でも大満足”ごはんかさ増し簡単絶品レシピ2品
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
お米が高騰していますね。鮮度が大事なので安いときに大量に買ってストックできないのが難しいところ。工夫しながら乗り切らねばですよね。
そこで今回は少ない量のお米でも満足できる、ごはんの“かさ増し”レシピをご紹介。炊き込みご飯とおかゆの2品です。
1:基本調味料で完成!ちょっとした手間で楽しむ「柔らかタコ飯」
炊き込みご飯にすれば具でかさ増しもできて満足感もあり。タコの旨みを吸ったお米はおいしくて何杯でも食べられます。かさ増しとか言いつつ、食べ過ぎちゃうかも。
タコを一緒に炊き込まずに別で煮て、その煮汁でごはんを炊いて、後からタコを混ぜ合わせるのが、タコを柔らかく仕上げるポイント。

画像:中願寺 あゆみ
【材料】(2人分)
米・・・1 合
ゆでタコ・・・100g
しょうが・・・親指大(10g)
枝豆(房から出したもの、冷凍でOK)・・・30g
だし昆布・・・3×5cm
A醤油・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ1/2
A酒・・・大さじ1/2
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水した後にざるにあげ、炊飯器の内釜へ入れる。タコは1cm幅に切る。しょうがは千切りにする。
(2)小鍋にAと水大さじ2(分量外)を加えて火にかける。沸騰したらタコを加えて30秒煮る。火を消し、タコと煮汁を分ける。
(3)炊飯器の内釜に(2)の煮汁を加え、1合の線まで水を加える。だし昆布をのせ、しょうが、枝豆を上に散らし、炊飯する。
(4)炊きあがったら(2)のタコを戻し入れ、5分蒸らす。
(5)昆布を取り出し、全体を混ぜ合わせる。
切ってそのままお刺身で食べたり、酢の物にしがちなタコですが、ぜひ炊き込みご飯でも楽しんで。しょうがは結構しっかりめなので、子どもも一緒に食べるときは半分くらい減らしても。
2:色鮮やかな緑に春を感じる「あさりとあおさの中華がゆ」
おかゆなら、少ないお米でも量が増えて大満足! 今が旬の「あおさ」を使って、磯の香りが楽しめる一品に。美しい色合いにも春の訪れを感じます。
私は、先日初めて訪れた下五島にで手に入れた、新物の「あおさ」(乾燥)を使いました。スーパーではこの時期は「生」も出回っているので、お好きなほうでどうぞ。

画像:中願寺 あゆみ
【材料】(2~3人分)
米・・・1/2合(75g)
あさり缶・・・1缶
あおさ(乾燥)・・・5g ※生の場合はひとつかみ程度
白ネギ・・・1/2本
ナンプラー(もしくは白だし)・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/4
<作り方>
(1)米を洗い、30分浸水する(時間があればでOK)。あおさを水で戻し、少しゆすり(砂などの汚れがある場合があるので)、水気を絞る。白ネギは1cm幅に切る。
(2)炊飯器の内釜に米、水700ml(分量外)、あさり缶の汁、白ネギ、ナンプラー、塩を加えておかゆモードで炊く。
(3)炊き上がったらあさりの身とあおさを加えて全体を混ぜる。
あさりの身はほんのり塩味がついているので、後で加えることで具の味も残り、おいしく食べられます。あおさの香りを楽しみたいので、こちらも加えるのは炊き上がったあとで。乾燥あおさはパッケージに「新物」と書いてあって、色が鮮やかなものを選んでください。そして、なるべく早めに食べきりましょう。
お米が高いとき、少し食べる量減らそうかな……と思ったら、副菜にマカロニや春雨、イモ、豆系のサラダや煮込みなど炭水化物系のおかずを増やすと満足感も得やすいです。ぜひ、献立を考える際に思い出してみてください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※本サイトの全てのコンテンツ(画像、文章等)について、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。判明した際には、法的措置をとる場合があります。
※文・画像/中願寺あゆみ
#レシピ をまとめてチェック!
#おうちご飯 #料理
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから
<こんな記事も読まれています>
◆【博多駅近く】夜カフェもできる人気店
◆【薬院エリア】大人気店のスイーツプレート
◆【久留米】常時約80種類が並ぶ注目ベーカリー