
知らないなんてもったいない!簡単で美味しいほうれん草&大根の副菜レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
何となく食材から春の気配を感じる今日この頃。そうなると冬野菜は少し食べ飽きた感も出てきますよね。
そこで今回は、ちょっと味付けを変えたり食感を工夫して、冬野菜をおいしく食べられる副菜レシピをご紹介します。
1:ついつい食べちゃう「だし醤油漬けのポリポリ大根」
お弁当のごはんの上にあったらうれしい、ポリポリ大根。そのままをサラダ感覚で食べるのはもちろん、罪悪感少なめのおつまみにも。刻んで納豆に加えたり、つけ汁と一緒に肉とさっと炒めてもおいしく食べられます。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(作りやすい量)
大根・・・1/2本(500g)
だしパック(無塩)・・・1袋(10gのものを使用)
A醤油・・・750ml
Aみりん・・・50ml
A砂糖・・・小さじ1
すりごま、一味(お好みで)・・・適量
<作り方>
(1)大根は皮付きのまま0.7~1cmの扇切りにする。チャック付き保存袋にだしパックと一緒に入れる。
(2)Aは耐熱容器に入れてよく混ぜ、電子レンジ600Wで1分半加熱する。粗熱を取り、(1)に入れてなじませる。
(3)袋を均し、空気をしっかりと抜く。重石をして、冷蔵庫で12時間置く。途中、袋ごと上下を返す。

画像:中願寺あゆみ
食べる時はお好みでごまをかけたり、一味を振ったり。大根から水分が出るので、つけ汁が少なく感じても大丈夫。
だしパックは、かつお、昆布、しいたけなどの混合を使用しています。ない場合は、昆布10cm角と、鰹節10gをお茶パックに入れて加えてください。
ポリポリ食べ進んじゃうのですぐなくなってしまいますが、保存も可能。冷蔵庫保存で1週間くらいで食べきって。
途中味が濃くなってきたら、漬け汁から取り出してください。漬け汁はだしもしっかり出ているので、スープの味付けなどに使用するのもおすすめ。くれぐれも、漬け汁でもう一回大根を漬けるなんてことはしないでくださいね。
そして時間のある方は、大根を漬ける前に半日ほど軽く干してみて。さらにポリポリ食感に。その時は大根の水分が抜ける分、漬け汁が薄まらなので、醤油とみりんを1/3程度減らしてください。
2:新しいほうれん草の食べ方「ほうれん草のクリチ白和え」
お浸しや胡麻和え、ポン酢に鰹節。ゆでほうれん草の食べ方に飽きた……そんな方におすすめのこちらのレシピ。クリームチーズと和えれば、新たなおいしさ発見です。
醤油や鰹節、わさびなどの和のものを使いますが、チーズと相性抜群です。

画像:中願寺あゆみ
【材料】(2人分)
ほうれん草・・・1/2束(100g)
クリームチーズ・・・大さじ2
醤油・・・小さじ1
A醤油・・・小さじ1/2
A粉末ピーナッツ・・・大さじ1
(もしくは白ごま・・・小さじ2)
Aわさび・・・小さじ1/2~1
塩・・・少々
鰹節・・・一つまみ
<作り方>
(1)ほうれん草は茎の部分は縦に十字に切り込みを入れ、しっかりと洗い、3cm幅に切る。鍋に500mlの湯(分量外)を沸かし、塩を加えてほうれん草の茎を30秒ゆで、葉の部分を加えさらに30秒ゆでる。冷水にとり、しっかりと絞る。
(2)(1)をボウルに入れる。醤油を加えて揉みこみ、絞る(醤油洗い)。
(3)クリームチーズを電子レンジ600Wで10秒加熱する。Aを加え、混ぜ合わせる。ほうれん草も加え、塩をして和える。
(4)器に盛り、上から鰹節をかける。
粉末ピーナッツは市販されていますが、家にあるピーナッツを麺棒などで細かくつぶして作ることもできます。胡麻和えのように使えますよ。節分で残った落花生などがあればぜひ。
また醤油洗いとは、ゆでた野菜の水分を絞ったあと、醤油をなじませて絞ること。醤油の塩分で野菜の水分が出て、味が染み込みやすくなります。薄く下味もつくので、和え衣との味のバランスも良くなります。
わさびはお好みで量を調整してください。少し多めに加えるくらいが個人的には好きです。
いかがでしたか? 野菜の価格も高いこの頃ですが、余すことなくおいしくいただきましょう!(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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