簡単なのにお箸が止まらない!“冬の定番にしたい”絶品「白菜」レシピ2つ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
本格的に寒くなってきて、鍋のお供「白菜」も少しは価格が下がってきたのではないでしょうか(高いけど)。
ということで、今回はそんな旬の白菜を使ったレシピをご紹介します。
白菜を余すことなく使えるレシピです。ぜひ作ってみてくださいね。
1:煮汁を吸った春雨に白ごはんが進む!「白菜のマーボー春雨」
とろーり煮込んだ白菜に、煮汁を吸った春雨が、寒い日にもピッタリな一皿です。熱々の白米の上にのせて食べるのがおすすめ。
少ない材料で、しかもワンパンで完了。洗い物が少なく済むのもうれしいポイントです。
【材料】(2人分)
白菜・・・1/4個(300g)
豚ミンチ肉・・・150g
緑豆春雨・・・30g
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
豆板醤・・・小さじ1/2
Aオイスターソース・・大さじ2
A醤油・・・大さじ1/2
A砂糖・・・小さじ1/2
A水・・・400ml
かたくり粉・・・大さじ1/2
ごま油・・・大さじ1/2
<作り方>
(1)白菜は、葉は2cm幅にざく切りに、茎に近くなってきたら1cm幅に切る。ボウルにAを混ぜ合わせる。かたくり粉は水大さじ1(分量外)で溶いておく。
(2)フライパンにごま油、にんにくと豆板醤を加え炒める。香りが立ったら豚肉を加えて炒める。
(3)豚肉の色が変わってきたら、混ぜ合わせたA、緑豆春雨、白菜を加えてふたをする。弱中火で12分ほど煮る(途中、水気が少なくなったら足す)。
(4)春雨と白菜の茎が柔らかくなったら、水溶きかたくり粉を加えとろみをつける。
辛いのが好きであれば、仕上げにラー油を垂らしても。春雨は水で戻さずにそのまま加えて、おいしい煮汁を吸わせます。
2:めちゃくちゃ簡単!お箸が止まらな~い「白菜のコールスローサラダ」
生の白菜って甘くておいしい、旬のごちそうです。酸味のあるドレッシングに、白菜の甘さとカニカマの旨みがぴったりで、シンプルなのに絶品! 白菜の茎の部分を繊維に沿って切るとシャキシャキ食感に。
【材料】(2~3人分)
白菜・・・1/5個(200g)
カニカマ・・・6本
塩・・・小さじ1/2
砂糖・・・小さじ1/2
Aマヨネーズ・・・大さじ2
Aオリーブオイル・・・大さじ1/2
Aレモン汁(もしくは酢)・・・大さじ1/2
Aブラックペッパー・・・適量
<作り方>
(1)白菜は3cm幅にざく切りにして、葉の部分は手で適当にちぎる。茎の方は繊維に沿って細切りにする。塩と砂糖をふり、軽く揉み合わせて15分程度置く。水分をしっかり絞る。
(2)Aの調味料をボウルで混ぜ合わせ、白菜、カニカマをほぐして加え、和える。
味がボケたり、水っぽくなるのを防ぐために、白菜の水分はしっかりと絞りましょう。
白菜を塩と砂糖で揉むことでえぐみが抜け、すっきりとした野菜の味が楽しめます。いろんな野菜で活用できるのでやってみて。塩の分量は野菜の重量の1%が目安、砂糖は塩と同量です。揉んだ状態で冷蔵保存も可能。それを炒めても良いですし、みそ汁の具などに使うことももちろん可能。しんなりしている分、加熱時間も減らせて便利です。
鍋の具材以外でもいろいろと使える白菜。生で食べることに抵抗がある方もいらっしゃるようですが、特に中心の葉の柔らかい部分なんかは、ざく切りしてドレッシングをかけてそのままサラダにしてもおいしいです。
ぜひいろんな食べ方で、旬の白菜、楽しんでくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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