寒い日に食べたい「白菜」あったかレシピ！切って入れるだけの蒸し煮＆あんかけ焼きそば

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

寒さも本格的になってきましたね。

今回は冬野菜「白菜」を使ったあったかレシピをご紹介します。

和のイメージの強い白菜ですが、味に癖がないので和洋中韓といろんな味付けで楽しめる優秀野菜です。鍋以外にも、いろんなレシピでおいしくいただきましょう！

1：材料を切ってあとは鍋にお任せ！「冬野菜とソーセージの白ワイン蒸し煮」

材料を鍋に入れて、蒸し煮にするだけの簡単レシピ。野菜とソーセージ、ベーコンから旨みが出るので味付けはほんの少しの塩で十分。

厚切りのれんこんのもっちりとした食感も◎。にんにくをたっぷり加えるのもおすすめです。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
白菜・・・350g（1／4株程度）
れんこん・・・100g
ミニトマト・・・5～6個
ソーセージ・・・6本
ブロックベーコン・・・60g
にんにく（薄切り）・・・2片分
白ワイン・・・大さじ3
水・・・大さじ2
ローリエ・・・1枚
オリーブオイル・・・大さじ1
塩・・・小さじ1／4
ブラックペッパー・・・適量

＜作り方＞

（1）白菜は、葉先の柔らかい部分はざっくりと大きめに切り、芯部分はそぎ切りにしてから、水で洗う。ソーセージは切れ込みを入れる。れんこんは皮をきれいに洗い、1cm幅の輪切りにする（大きければ半月切りや扇切りでも）。ブロックベーコンは食べやすい大きさ（厚め）に切る。

（2）ふたの閉まる鍋にミニトマト、ブラックペッパー以外の材料をすべて加えてふたをし（白菜は水気が付いたまま入れる）、10分程度弱中火にかけ蒸し煮にする。

（3）かさが減ってきたらふたを取り、全体を混ぜ、ミニトマトを加えてさらに弱火で5分加熱する。

（4）塩（分量外）で味をととのえ、器に盛り、ブラックペッパーとオリーブオイル（分量外）を垂らす。

ローリエの代わりに、ローズマリーやタイムでもおいしく仕上がります。白ワインの香りも決め手なので、安いものでも大丈夫なのでぜひご準備ください。途中で水分が少なくなるようであれば水を足してくださいね。

2：とろーりしょうがあんであったまる～！「白菜のあんかけ焼きそば」

鍋の時に切った白菜が残ってしまった……そんな経験、どなたもありますよね？　そんな時にもこのレシピ！

しょうががきいていて、寒い日のランチにもおすすめです。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（1人分）
焼きそば麺・・・1袋
白菜・・・150g（1／8玉）
豚こま切れ肉・・・80g
きくらげ・・・2枚
サラダ油・・・大さじ1／2
ごま油・・・大さじ1／2
酒・・・大さじ1
Aおろししょうが・・・小さじ1
Aオイスターソース・・・小さじ2
A醤油・・・小さじ1
A鶏がらスープの素・・・小さじ1／4
Aかたくり粉・・・大さじ1／2
A水・・100ml
塩こしょう・・・少々

＜作り方＞

（1）焼きそば麺は袋に穴を開け、電子レンジ600Wで1分30秒加熱する。フライパンにサラダ油を引いて火にかけ、麺を広げる。あまり触らずに両面カリッとなるように焼く。

（2）麺を焼いている間に、白菜は軸の部分は一口大のそぎ切りに、葉の部分は一口大のざく切りにする。きくらげは食べやすい大きさに手でちぎる。豚こま切れ肉は食べやすい大きさに切る。Aを容器に入れ、混ぜ合わせておく。

（3）麺を器に移す。同じフライパンにごま油を引き、豚こま切れ肉、白菜の軸、きくらげを加え、塩こしょうをして炒める。

（4）軸に透明感が出てきたら葉の部分を加え、酒を加えふたをして1分、蒸し焼きにする。

（5）Aを底からしっかりと混ぜて（4）に加える。1分ほどしっかりと混ぜながらとろみをつける。

（6）醤油（分量外）で味をととのえ、麺の上にあんをのせる。

あんを作るときはとろみが出たからと言ってすぐに火は消さずに、しっかりと1分程度は加熱するようにしましょう。そうすることで、しっかりとしたとろみのついたあんが完成します。また、乾燥のきくらげを使う場合は、多めに戻して冷凍しておくとさっと使えて便利ですよ。

いかがでしたか？　レパートリーに加えていただけるとうれしいです。（文／中願寺あゆみ）
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