フライパン一つで簡単・時短！手間なし豪華な「ワンパンレシピ」おかず2品

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

年末に向けての忙しい日々。何とか簡単に晩御飯も済ませたいところ。

そこで今回は、フライパン1つで完結する「ワンパンレシピ」をご紹介します。

材料を切ってフライパンに入れるだけと超簡単！

1：簡単なのに豪華見え！「切り身魚でアクアパッツァ」

たらや秋鮭などお魚のおいしい季節です。いつも焼き魚……という魚料理のレパートリーが少ない方におすすめの、切り身を使った簡単アクアパッツァです。

難しい工程はないものの、手が込んでる感があって食卓も華やかに。冷凍あさりを使うことで時短！

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
たら切り身（鯛・すずき・秋鮭などでもOK）・・・2切れ（160g）
あさり（冷凍）・・・150g
ブロッコリー・・・50g
ミニトマト・・・5～6個
にんにく（みじん切り）・・・小さじ1
白ワイン・・・大さじ2
水・・・大さじ2
ローズマリー・・・2つまみ
オリーブオイル・・・大さじ1／2
ブラックペッパー・・・適量
塩・・・適量

（1）たらに塩を振り、10分置いて、出てきた水分をペーパーでとる。ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。

（2） フライパンにオリーブオイルとにんにくを加え、弱中火にかける。香りが出るまで炒める。

（3） いったん火を消し、たら、あさり（凍ったまま）、ブロッコリーをなるべく重ならないように入れる。塩一つまみ、ローズマリー、白ワイン、水を加え、ふたをして弱中火で6分加熱する。

（4） ミニトマトを加え、さらに6分加熱する（途中水分がなくなったら水を足す）。

（5）器に盛り、オリーブオイル（分量外）を回しかけ、ブラックペッパーを振る。

弱めの火加減でじっくり蒸し煮にすることで、魚もあさりも身がふっくらと仕上がります。あさりなどからもしっかりとだしが出るのと、ハーブの香りが効いてるので、味付けもほんの少しの塩だけでOK。

冬の時期はなかなかあさりが手に入りませんが、業務用スーパーなどでも購入できる冷凍あさりを使えば、下処理いらずでそのまま加えられてとっても便利。しかも貝は一回冷凍したほうがおいしさが増すともいわれています。ぜひ使ってみてくださいね。

2：10分煮込んで出来上がり！旬の白菜でとろ～りおいしい「三宝菜」

寒い日にはとろ～り餡と旬の白菜がおいしい3種の具材で作る「三宝菜」はいかがですか？

煮込み時間の短さを感じない一品。出来上がりは結構な量に感じますが、とろとろの白菜は飲み物？って思っちゃうくらいペロッと食べられます。

餡に旨みが閉じ込められて、白米が進みますよ。写真のように中華丼のようにして食べるのもおすすめです！

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
鶏もも肉・・・150g
白菜・・・1／3～1／4株（500g）
生姜・・・親指大1片
むきエビ・・・8～10個（100g）
鶏がらスープの素・・・小さじ1
水・・・120ml
かたくり粉・・・大さじ1（同量の水で溶いておく）
A塩・・・一つまみ
A白コショウ・・・少々
A酒・・・大さじ1
ごま油・・・大さじ1／2

 ＜作り方＞

（1）白菜は葉の部分はざく切り、茎の部分は食べやすい大きさにそぎ切りにする。生姜は千切りにする。鶏もも肉は親指大に切り、Aで下味をつける。むきエビは洗い、酒（分量外）をまぶしておく。

（2）フライパンにごま油を入れ中火にかけ、生姜を入れて炒める。香りが出てきたら白菜、鶏もも肉を順番に広げてのせ、鶏がらスープの素、水を加えてふたをし、弱中火で5分蒸し煮にする。

（3）ふたを取り全体を混ぜる（ここで水分が多すぎたら飛ばし、少なければ水を足す）。むきエビを加え再度ふたをし、1分加熱する。

（4）水溶きかたくり粉を加え、しっかり混ぜながら、1分加熱してとろみをつける。

鶏肉の代わりに豚肉を使っても◎。

忙しい時のお助け、ワンパンレシピ！　旬の食材も味わえるので、ぜひ毎日の献立にお役立てくださいね。（文／中願寺あゆみ）
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