塩焼き一辺倒は卒業!冷凍もできて美味しさ倍増♡時短もかなう「魚のオイル漬け」レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
秋は魚がおいしくなってくる季節。今年は昨年よりもサンマの価格が落ち着いている感じがしますね。
先日、生サンマを塩焼きにして、たっぷりの鬼おろしにカボスをギューッと絞っていただきました。秋ですね~。
魚を普段の食卓に取り入れたいけど、塩焼き以外のレパートリーが少なくて……そんなみなさんに、今回はオイル漬けのお魚レシピをご紹介します。
作っておけば忙しい日のごはんも安心!「魚のオイル漬け」
オイル漬けにしてしばらく置いた魚は、焼くだけでおいしいのはもちろん、日持ちもして、活用方法もいろいろ。
魚がおいしそうでしかも安い、買いたい!でも今日は食べられない……そんな時は迷わず買ってオイル漬けにしておきましょう。
調理の時間も減らせて、忙しい日のごはんも安心です。
<基本の作り方>
(1)魚に適量の塩を振って10分程度置き、出てきた水分をペーパーでしっかりふき取って臭みを取る。
(2)ジッパー付き保存袋などに入れ、魚が浸かるくらいのオイルを入れて空気を抜き、冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫で保存の場合は3日以内、冷凍の場合は1か月以内に使い切ってください。オイルはオリーブオイル、サラダ油、こめ油、白ごま油などがおすすめ。
家にハーブ(ローズマリーやタイム、ローリエなど。乾燥でもOK)やにんにくがあれば一緒に漬け込むのもおすすめ。写真は秋も旬でおいしいカツオを厚めに切って、オリーブオイルとローズマリーと漬け込んでいます。切らずに柵で漬け込んでも◎。
フライパンでさっと焼き付ければおしゃれな一皿が完成します。
フライパンで焼く以外に、グリルで焼く、ホイル焼きにする、アクアパッツァにするのもおすすめですよ。
ごはんもお酒も進む「秋鮭と柚子胡椒のオイル焼き」
基本のオイル漬けのアレンジバージョン。
冷蔵庫に柚子胡椒が何個もある不思議。そんな時にはこのレシピ。
秋サケに柚子胡椒をピリッと効かせれば、白ごはんにはもちろん、おつまみにも最高な一品に。
【材料】(2人分)
生サケ・・・2切れ(200g)
柚子胡椒・・・大さじ1
オリーブオイル・・・大さじ2
塩・・・適量
柑橘・・・適量
<作り方>
(1)サケの表面全体に塩を振り、10分置く。出てきた水分をペーパーでしっかりと取る。
(2)ポリ袋に柚子胡椒、オリーブオイルを入れ、袋の上から手でもみなじませる。サケも加え、オイルを表面にまとわせ、中の空気を抜いて20分以上なじませる(30分~3日程度)。
(3)サケを魚焼きグリルの中火で7分程度焼く。
(4)器に盛り、好きな柑橘を添えて完成。
柚子胡椒の塩分が各家庭で違うと思うので、味が少し薄ければポン酢や醤油をすこし垂らしても。
付け合わせにレンコンやきのこなどを一緒にグリルで焼くと、ボリューム感も出ておすすめです。その場合は、漬け込んでいたオイルをさっと表面に塗れば、焦げずにきれいに焼けますよ。
今回ご紹介したカツオやサケのほかにも、タイやサワラ、ブリに、サンマ(筒切りにする)もオイル漬けに◎。ぜひお試しください。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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