めんつゆで失敗ナシの絶品和風から揚げレシピ!きゅうり大量消費の副菜も
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
この時期に作る揚げ物は暑さとの勝負。気持ちと肉体的に少々難易度高めですが、夏に食べる唐揚げって本当においしいですよね。
今回は、夏の冷蔵庫に常備されている「めんつゆ」を使った唐揚げレシピ。味付けの失敗ナシ、子どもも大人も大好きな味わいですよ。
付け合わせにぴったりなアジアンテイストのきゅうりの副菜もご紹介します!
1:豪快にかぶりつこう!にんにくたっぷり「めんつゆで和風から揚げ」
めんつゆを使えば、難しい味付けをしなくともばっちり仕上がります! 揚げる暑さを凌駕するおいしさが待っていますよ。
比較的安価な「鶏手羽元」を使用するので、食べ盛りの子どもたちにも、いっぱい食べていいよ~って言えます。にんにくをばしっと効かせれば、ビールのベストフレンドに。
【材料】(2人分)
鶏手羽元・・・6~7本(350g)
Aめんつゆ(3倍濃縮)・・・大さじ2
Aにんにく(すりおろし)・・・小さじ1
A白コショウ・・・適量
A塩・・・2つまみ
かたくり粉・・・適量
揚げ油・・・適量
ブラックペッパー(お好みで)・・・適量
<作り方>
(1)鶏手羽元は骨に沿ってはさみを入れて開く。
(2)(1)とAをポリ袋に入れて揉みこみ、空気を抜いて15分常温で置く。
(3)かたくり粉を(2)の袋に入れ、全体にしっかりとまとわせる。
(4)フライパンや鍋に油を入れ、180℃に熱して(3)を入れ、3~4分揚げる(衣がはがれるのでなるべく触らない)。網付きバットに取り出し、約2分置いて余熱で火を通す。揚げ鍋を強火にかけて鶏手羽元を戻し入れ、カリっとするまで2分ほど揚げる。
(5)油をきって皿に盛り、お好みでブラックペッパーを振る。
油はあまり量を使いたくなければ、フライパンに1センチくらいの油で揚げ焼きでもOKです。
鶏手羽元のほかにも、もも肉や手羽先でももちろんおいしく作れますよ。
―鶏手羽元から出てくる血のようなものの正体は?
鶏手羽元は、焼いたり揚げたりするとたまに血のようなものがにじんでいて、「生焼け?」って思うことがあるかもしれませんが、それは一概に火が通っていないということではありません。
鶏の骨の表面には無数の小さな穴が開いていて、加熱すると、この穴から髄液がにじみでるため、一見、血が出ているように見えるんです。この髄液には特に害はなく、旨みやコラーゲンも含まれているので、食べても何の問題もありません。
今回のように、肉を開いて骨までしっかり揚げることによって、多少赤く見える感じは抑えられるかな?と思います。
2:アジアテイストのやみつき味「ポリポリナンプラーきゅうり」
包丁いらずの簡単副菜。夏に恋しくなるアジアンテイストの味わいですよ。水分がいい感じに抜けたきゅうりのポリポリパリパリ感に、ついつい手が伸びちゃいます。
きゅうりの大量消費にも◎。唐揚げなどの揚げ物のお供におすすめです。
【材料】(作りやすい量)
きゅうり・・・3本
ナンプラー・・・大さじ1.5
Aちりめんじゃこ・・・大さじ2
Aにんにく(すりおろし)・・・小さじ1
A輪切り唐辛子・・・適量
Aレモン・・・1/2個
A砂糖・・・小さじ1/4
<作り方>
(1) きゅうりは両端を切り落とし、麺棒などでたたき割る。ポリ袋にナンプラーと一緒に入れて揉みこむ。空気を抜いて袋の口を縛り、10分置く。
(2)(1)の袋の端を切り、水気を絞る。
(3)保存容器に入れ、Aを加えて和える。ナンプラー(分量外)で味をととのえ、時間があれば冷蔵庫でよく冷やす。
柑橘はレモン以外にも、ライムやカボスやスダチなどお好きなものでOKです。
夏に揚げ物をするのはなかなか気乗りしないかもしれませんが、アツアツカリカリのから揚げと冷えたビールは何よりのご褒美に。ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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