【こんまり流片づけ】写真や子どもの制作物など“思い出品を捨てる”判断「プロはこうやった」
こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。
ここ数回にわたり、私自身が4年前に初めて「こんまり流片づけ」をやったときに、つまづいたことや感じたことなどを、ビフォーアフターの画像と合わせてご紹介しています(これまでの記事はこちらから)。
今回はいよいよ最後の「思い出の片づけ」についてです。思い出の片づけというと、みなさんがイメージするのは、写真をきれいにアルバムにまとめるとか、子どもが小さい頃に作った作品を整理するという感じでしょうか?
こんまり流片づけにおいては、単に見た目を整えて収納するだけではなく、思い出であっても「捨てる判断をきちんとする」ことを大切にしています。
片づけのやり方を順番に沿ってご紹介していきます。
1:家中の「思い出」にまつわるアイテムを1か所に集める
これまで、お洋服から始めて、家中のものをたくさん片づけしてきました。
その途中で、写真が出てきたり、手紙が出てきたり……「思い出」にまつわるもの(以降、「思い出品」)が、思わぬ場所から出てきたということはありませんでしたか。それら思い出品は最後に片づけをするので、ほかの物を片づけしている際には、箱か何かにとりあえずまとめておいてください。
2:思い出品を種類別にする
写真、子どもの作品、手紙、手帳、誰かにもらった頂き物など、思い出にもいろいろな種類があると思います。まずはそれを種類別に集めましょう。それぞれ、どんな思い出をどれだけ持っているのか、客観的に把握できるのでおすすめです!
3:ときめく思い出、残したい思い出を選ぶ
さぁ! ここからがいよいよこんまり流です。
1つ1つの思い出品を手に取って、「自分にとって本当にときめく思い出」を選びましょう。そこで多くの方がよく口にされるのが「思い出って全部残すものだと思っていました。ときめく思い出を選ぶとは、どう考えたらいいのですか?」。
私自身も、思い出の片づけをやったことがありませんでした。たくさんの写真や手紙を前にして「どうやって選ぶの?」と手が止まってしまったのを覚えています。
そのとき、私の場合は、「未来に連れていきたい思い出を残そう」と決めました。
1つずつ手に取って片づけをしていくと分かるのですが、なんとなく持ち続けているもの、誰かにもらったから(特に親の場合は子からもらったものを)捨ててはいけないと考えて残しているものなどがたくさんあったのです。それではいつまで経っても片づかないと気付いてからは、「その思い出があることで心があったかくなる、勇気づけてくれるもの」だけを選ぼうと決めました。
思い出品を手にしていると過去に戻って考えてしまいがちですが、大事なのは過去の思い出よりも、今の生活を大切にしたいという気持ちでした。だから、今、そしてこれからの未来のために残したい思い出だけを選ぶことにしたのです。
分量が少ないもの、自分の思い入れが少ないものから始めてみましょう。
その中でも、過去の思い出をたくさん抱えている写真は、一番最後にやるといいですよ。
4:残した思い出は“ときめく状態”にする
残すと決めた思い出は、どういう状態にしておきたいかを考えましょう。
写真は額に入れて飾ってもよし、お気に入りの箱に入れてしまっておくでもよし。どうするかは自由に決めて大丈夫です。
思い出は片づけが終わった後も増えていくもの、いつでも思いついたときに手に取れる状態にしておくといいですね。
物がたとえなくなったとしても、本当に大切な思い出は自分の心の中にちゃんと残ります。だから、物を手放すことを恐れずに、自分のときめきの感覚を信じてやってみてください。
片づけには終わりがあります
お洋服から始めたこんまり流片づけは、思い出が片づけの総決算となります。
普通、片づけというと、ずっとやり続けないといけないという印象をお持ちの方も多いかと思いますが、こんまり流片づけには終わりがあります。一度でいいので、「すべての片づけをやり切った」と思える体験をぜひしてみてください。
その後に残るのは、自分が選んだ「ときめく物」ばかりの空間なのです。そこからより好みのインテリアや収納作りを楽しむ、理想の暮らしが始まりますよ♪(文/安部綾子)
【参考・画像】※文・画像/安部綾子
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