勝手にこっそり捨てないで!子どものおもちゃ“一緒に片付けてさっぱり”プロ直伝「簡単3ステップ」
こんにちは! 好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する整理収納コンサルタント、ティールです。
夏休みは、帰省先でお小遣いをもらったり、あちこちおでかけしたり……実は誕生日やクリスマスと並んで、おもちゃが増える時期なんです。
限りある収納スペースが飽和状態になる前に、おもちゃの見直しをしてみませんか?
ということで今回は、子どもと一緒におもちゃを見直す方法を「簡単3ステップ」で紹介します。
ステップ1!「出番の少ないおもちゃ」「増えすぎているジャンル」を全部出す
「おもちゃの見直し」と言っても、全てを一気に見直すのは大仕事ですよね。そこでオススメなのが、見直すアイテムを絞るやり方です!
わが家では、「出番の少ないおもちゃ」「増えすぎているジャンル」に絞って見直すようにしています。普段から「乗り物」や「ぬいぐるみ」など、ざっくりで良いのでジャンル別に収納しておくと、見直しも楽になりますよ。
ここで大切なのが、見直すおもちゃ全てを、重ならないよう床に並べることです。普段は引き出しや収納ケースに入っているおもちゃですが、床に並べてみると想像以上の量になることも。
見直すおもちゃ全てを可視化できる状態に並べてあげることで、親も子も全貌を把握することができます。
ステップ2!子ども自身に「まだ使うモノ」「大切なモノ」を選んでもらう
おもちゃの見直し、ママ一人でやってはいませんか? 私が大切にしているのは、子どもと一緒にやることです。
あまり使っていないからと勝手に処分してしまうのは、トラブルの元。「あれどこにいった?」と数か月後に聞かれて困ったというのは、よくある話です。
トラブルを回避するためにも、床に並べたおもちゃの中から「まだ使うモノ」「大切なモノ」を子ども自身に選んでもらいましょう!
わが家の姉妹の場合、圧倒的に増えるのが「ぬいぐるみ」です。ほかのおもちゃは姉妹共用にしていますが、増えやすい「ぬいぐるみ」だけは各自管理にし、各々に収納ケースを与えています。
床に並べられた全ての「ぬいぐるみ」の中から、各々自分の意思で選んだアイテムを収納ケースに入れてもらいます。この時、「ここに入る分だけだよ」と声かけをしてあげることが大切です。
こうすることで、スペースが有限であることを学び、子ども自身がモノに優先順位を付けられるようになっていきます。
ステップ3!選ばれなかったモノを集める
「ステップ3」は「ステップ2」で選ばれなかったモノを集める作業です。この「選ばれなかったモノ」は、「手放すモノ」ということになります。
状態の悪いモノは処分、状態の良いモノは寄付や売却が一般的ですよね。わが家の場合は、状態の良いモノは全て、お世話になっている保育園に寄付しています。
保育園への寄付だと、自分よりも小さなクラスの子たちが、楽しそうに遊んでいる姿を間近で見ることができますよね。自分が手放したおもちゃの「その後」を見ることで、罪悪感は和らぎ、「手放し上手」になっていくんです。
寄付できる保育園などがない場合は、お友達に譲るのもオススメです。その際、写真でも良いので遊んでいる姿を見せてもらえると、同じような心理的効果が得られますよ。
いかがでしたか? 今回は、夏休み中にやっておきたいおもちゃの見直しを、「簡単3ステップ」で紹介しました。ぜひ、お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね。(文/ティール)
※この記事は公開時点での情報です。
◆ ARNE TV #185「夏休み中に!おもちゃ収納の見直し3ステップ」
※文・画像/ティール
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