教科書や服を手放すタイミングって? “整理収納のプロが実践”モノを溜め込まない「期限付き収納」
こんにちは! 好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する整理収納コンサルタント、ティールです。
「ここにあったんだ!」「これ何だっけ?」など、家の中で迷子になっていた、存在を忘れていたモノはありませんか?
生活をしている限り、家の中には常に新しいモノがやって来て、古いモノの存在感はどんどん薄くなっていきます。ですが、うっかり存在を忘れたモノの量が増えると、いわゆる「片付かない家」に近づいてしまうので要注意!
ということで今回は、モノを溜め込まないための「期限付き収納」を紹介します。
期限が分かるから取り入れやすい!「食品」の収納法
ここ数年で「フードロス」という言葉をよく耳にするようになりましたね。私たち一個人にできる一番シンプルなフードロス削減方法は、買ってきた食品を使い切り、余計なモノを購入しないことではないでしょうか?
冷蔵庫の奥から「消費期限」「賞味期限」の切れた食品が出てきたというのは、よく聞く話ですよね。冷蔵庫の中が整理されていないと、同じ食品を「重複買い」してしまう可能性も高くなります。
そんなフードロスや重複買いを防ぐために、わが家では期限の短い食品専用の「早めにボックス」を作り、夕食作りの際はこのボックスの中身から積極的に使うようにしています。
また、防災グッズのように確認の頻度が低い場所の場合には、携帯やパソコンのカレンダー機能の活用がオススメです。
わが家では、防災リュックに入れている非常食の「賞味期限」をカレンダーに入力し、期限前に食べ切ってから新しいモノを購入するようにしています。
毎年溜まっていく「古い教科書」は保管期限を設定する!
受験勉強にも使用する中高の教科書と違って、小学校の教科書は学年が変わると見返す頻度の低いアイテムです。かと言って、学年が変わった瞬間に捨ててしまうのは何となく心配で、処分のタイミングを逃しがちですよね。
そこでわが家では、学年末に持ち帰る古い教科書をひとつのファイルにまとめ、「保管期限」を設定しています。やり方は至って簡単! ファイルの目立つ場所に、「中身」と「保管期限」をラベリングするだけです。
「保管期限」の設定が難しいという方は、まずは「1年保管」から始めてみると安心です。
保管した1年間の間に古い教科書の出番がなかった場合は、翌年そのまま手放します。出番があった場合は「2年保管」に延長、という具合に判断してみてくださいね。
売るも譲るも旬がある!「着ない服」は期限を設定して手放す
どんな服であっても「売る」と決めたからには、できるだけ高値で買い取ってもらいたいですよね。そのためには、なるべく早めの売却がオススメです!
売りに行くのを後回しにしてクローゼットで寝かせている時間が長ければ長いほど、デザインは古くなり、旬を逃してしまいます。これは「譲る」場合であっても同じです。貰い手側にも、より旬のデザインのほうが喜ばれますよね。
また、子ども服のお下がりの場合、寝かせている間に、渡そうと思っていた子どもが成長してしまう可能性も。せっかく手放すと決めたなら、なるべく早めの「期限(いつまでに、という具体的なもの)」を設定するのがオススメです。
いかがでしたか? 今回は、収納のプロである私が実践する「期限付き収納」を紹介しました。
生活をしている限り、家には常に新しいモノが入ってきます。期限のあるモノは期限内に消費し、期限がないモノには自分で期限を設定して家から出すようにすることで、家のパンクを防げますよ。ぜひ試してみてください。(文/ティール)
※この記事は公開時点での情報です
※文・画像/ティール
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